1580番:オルフェ(20)
- カテゴリ:日記
- 2022/04/20 22:09:55
オルフェ(20)
——————————【20】———————————————
ORPHÉE. —— Je tenais à me rendre compte.
(Court silence pendant lequel le monsieur boit.)
LE MONSIEUR.——Qu'est-ce que vous boirez ?
ORPHÉE. ——Rien, merci. J'ai bu. C'etait plutôt
amer. Vous avez du courage de m'adresser
la parole.
——————————(訳)———————————————
オルフェ:オオカミが食うかどうか
確かめてみたかったのさ.
(男性がグラスを飲み干す間、少しの沈黙)
男性 :何を飲むかね?
オルフェ:止めておくよ、ありがとう、
もう飲んだのでね.かなり苦かったよ.
あんたも僕に声をかけてくるとは
勇気のいることだったね.
——————————《語句》———————————————
tenais à <tenir à ~ ~したがる、~することを熱望する
se rendre compte de ~ ~に気づく、を確かめる、がわかる
~を理解する
Il ne se rend pas compte de ce qu'il a fait.
彼は自分のしたことがわかっていない.
court(e)(形) 短い
silence (m) 沈黙
plutôt (副) むしろ、どちらかというと
口語表現で「非常に」「かなり」
amer(ère) (形) 苦い
病院務めなら、病院からその手の羽織るものは支給されるのでしょ?
ぼくの仕事(今は隠居)はガイドだったから旅行会社からダーク・スーツ着用のこと、
と指示されるだけで、自前で用意しなくてはならなかったものですが…
( ^)o(^ )
市販のアイスコーヒー、特価の日は1パック90円で売ってますけど、いつも不思議に
思ってます.だってあの分量のアイスコーヒーをネスカフェ・エクセラで作ると、
それだけで100円分程度のコーヒー粉を使うことになり、それに生乳とシロップを
加えると、原価はゆうに200円を超えるよ.そう思うので市販のアイスコーヒーは
怪しいから自家製アイスコーヒーを飲んでます.
★
病院のシフトは大変だと思います.オペ看の人は夜通し仕事ですものね.ぼくはタクシー運転手
していたことがありますから、よく深夜にオペ後の看護師さんをお送りしていました.
緊急もあるでしょうから、薬局も当直が必要ですものね.タクシーの深夜料金は高いのに
チケットでなく現金で乗って来る人もいたけど、あれって自腹で乗って帰るのかな?
★
イソップの書いたギリシャ語の原本は存在しないそうですよ.だって紀元前500年頃の
人ですから…お釈迦様より古いかも.寓話はイソップの書いた(もしくは集めた)話と
その話に「教訓」を付け加えた部分からなり、その付け加え部分はイソップではなく、
後世の人の手になるものかも知れません.古典ギリシャ語原文がないので、日本では
イソップ研究者のシャンブリ(フランス語)の翻訳版を採用している先生が多いようです。
その原文のオオカミと少年の話ではオオカミは「未来形」ではなく「現在完了形」(オオカミが
来ています)で村人に訴えています.そして「教訓」の部分では「うそつきが手に入れるものは
本当のことを言っても信じてもらえないことだ」として結んでいます.
シャンブリ版ももう古いので、イソップ「たけし版」を作る必要がありそうですね.
★
週末当直、どうぞよろしく!
コメントありがとうございました.引き続きよろしくお願いいたします.
今はいいお天気ですけれど、これから下り坂みたいです。
夕方から(?)雨っぽい・・・
今朝は暖かいかな、とも思ったのですけれど、やっぱり春物のセーターだけではちょっと寒くて、チュニック着ました。
コーヒー、今日はアイスでいいかも、と思ったのですけれど、やっぱりホットにしました(^^;)
今日はお休みです。
相変わらず、「その日暮らしシフト」なので、来週どうなるかまだわかりません(>_<)
でも、GW明けから何とか通常の(?)1か月単位のシフト表に戻るみたいです。
今月いっぱい、天気予報は雨マークがどこかしらについています。
(時々雨とか、曇りのち雨とか)
傘は手放せない毎日になりそうです。
紫陽花の新芽が伸びてきています。
カタツムリさんに会えるのも、もうすぐかも(*^^*)v
私のお家の紫陽花も伸びてきていますけれど、ちょっと剪定しないといけないかも、です(^^;)
放置すると裏庭へ通れなくなってしまうので・・・
草木の伸びるのって、本当に早いです。
(↑)全然違うお話ですけれど、オオカミ。→オオカミ少年のお話。
イソップですよね。
一般には、「ウソをついてはいけない。いざというとき、信用してもらえない。」という教訓とされています。
でも、かなり前、テレビでビートたけしさんが、「あれ、少年の話を信用しないで、そのままにしてたらさ、結局、羊や、下手したら村人もオオカミに食べられちゃうんじゃないの?」って。
はっと思いました。
・・・確かに。
とすると、イソップが本当にいいたかったことは、もしかしたら、「真摯な警告には心して耳を傾けなさい。身分や年齢で判断してはいけない。」ということだったのでは?
この考えが正しかったとすると、イソップの原文(おそらく古代ギリシャ語)では、少年の発言は、「オオカミが来た!」という完了形ではなく、「オオカミが来るよ!」という未来形で書かれていたはず。
私は古代はもちろん、現代ギリシャ語も読めないので確認する術はないのですけれど。
それでは、週末の当直、がんばってきます。
日曜日は夕方に帰って来ます。
(月曜日は日勤だったりする・・・(T_T))
今週後半も、そして来週も、どうぞよろしくお願いいたします。m(_ _)m