Nicotto Town


気まぐれロマンティックではない


優しい とは

これを記しておくのは忘れてはいけない感情だな、と感じたので遺しておきます。
全て実話で、当時の感情そのものが記されています。

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【もう人間なんてどうでもいい】

全員に好きになってもらおうだなんて甘い考えでした。
甘いと思って自分を詰める所まで追い詰めて、気を張って相手に全てを委ねて生きているその行為が滑稽だと今更感じました。
そんなの自分が無くなるの当たり前でした、ごめんなさい。

こういうこと、よくあるんです私には…、
でも今回は流石に自分を責めすぎていて、あまりにも自分に対して酷い対応だったと反省しています。

全てに気を使うって普通は疲れることだと思うんですが、それを当たり前だと思ってしまったのが鬱になる21歳の年でした。
相手の心を傷つけないように最大限気を使いつつ、当たり障りのない言葉や優しい言葉で、相手様の機嫌や顔色を伺って動くって、普通はそこまでやる人いないですよね。
それが優しいことなのかなって思ってしまったんです。

どの界隈・立場でも「こんなにかわいい年上が居ていいのか」、「すごく優しいんですね」、「どうすればそんなに優しい心になれるんですか!!」と、
色々言われてきました。
そう言われてから、後に1人で自己分析をして、今まで発言したことを繰り返し見直して反省して、を習慣になるまでやってしまったんですね。

プライドが今までなかった訳ではないですけど、人の顔色を伺って、最大限事細かに気を使って、好きになって貰えるように事前に何処までも追求して、とにかく相手の負担にならないように優しく、煩わしくならないように繊細な心で気を使っていたのがとうとう爆発してしまった感があります。

まるで、人生に迷っているのは友人ではなく私であるかのように…


こんな人間にも悩みがあります。人生に迷っているような大層なことではありません。
その悩みの種が大きくなり、解決する前に黒い花が咲いてしまったのです。

もう人間なんてどうでもいいです、私がやってきたことは無駄ではありませんが、得とも言えません。
それに気づけた今が大事ということを。
もう反省などしなくていいのです。毎日最善の言葉を放っては、頭の中で「今のは大丈夫かな」と考えた末に出した言葉であっても不安や分析だけが残り、それで良かったんだなと思えるのは後になってからでした。
それが塵積り、毎回の言葉にそう思うようになり、毎秒気遣いを忘れないように、毎秒反省して見直してを繰り返してしまったのです。

そしてついに壊れてしまいました。
私という人間が壊れてしまったのです。

逆に3年間もよく耐えていたなと思いますが、毎日よく頑張ったね、とも声をかけたいくらいです。
でもここに記した感情全てが自分に対しての言葉であり矛先であり、自分とはなんなのかを知るためにやっていた行為であり、決して自分を貶すため、追い込むためにやっていたことではない、ということを前提として話しておきたいのです。
それが詰めるところまで詰めてしまうと、自分は何のために生きて、何を糧に生きているのかという、普段なら考えない人間の感情、つまり悟りを開いてしまったのです。

今は考えるという行為すら手につかなくなってしまい、人間なんてどうでもいいの一言で片付けられるくらい、逆に怖いものが何にも無くなるくらいになりました。

そうです。
ここから、また一からまたやっていけばいいのです。

心に黒い花が咲いているうちは、枯れるまで最期を見届けます。咲いてしまったのですから、貴重な、純粋な血を使って体を動かすしかないんです。
それが新しく白い花になるまでは、時をただ待つしかないんです。

そこで大事なのは、よく人に相談して手助けを貰うことだと。

私は今まで人に相談されることは多くても、自分から相談しようという心にはならなかったのです。
相手の人生が豊かになればそれでいいと思っていました。ですが、私自身が壊れてしまっては元も子もないと後になって気づきました。
正直、もう遅すぎます。だってトゲのある黒い花が咲いてしまってるのですから。

だからもう、このまま時が経つのを待つしかないのです。


やり直せるなら、全てをリセットして、今までを無かったことにして、全く別の人間として生きていきたいって思っています。

それが正しいか正しくないかは未知で、とても難しい問題だと考えています。

私なりの人生の答えなのです。

やっとここで自分らしさを見いだせたような気がしました。
ただの気遣い屋さんなのか、マネキンなのか。

私とはなんなのか。





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