全国制覇~天照の野望~
- カテゴリ:20代
- 2022/05/20 11:36:43
日本の神様には、貴(むち)という称号で呼ばれるVIPが3柱いらっしゃいます。
金メダルは天照大神(あまてらすおおみかみ、伊勢神宮所属、太陽神、総理大臣兼農水大臣、天の神の大将)太陽神はどこの国でもVIPでエジプトのラー、ギリシャのアポロンとか有名どころがゴロゴロしています。
銀メダルは大国主命(おおくにぬしのみこと、出雲大社所属、縁と医療神、総務大臣兼厚生労働大臣、地の神の大将)因幡の白兎を治療した神様です。
銅メダルは宗像三女神(むなかたさんじょしん、宗像大社所属、道の神様、国土交通大臣兼外務大臣)天照の勾玉から生まれた説とスサノオと剣から生まれた説があります。
ここで余談ですが、神宮や宮が名前に付いたのは天皇家と直接関係した神様がいるところで、神社はその傘下にあるもの。大社は地方の大豪族が祀っていた神様がいるところで、社はその傘下となります。特に大きなものは、別格と言う称号が与えられています。(原則的にここまでは本当これからが妄想の世界です)
こんな話を書いても面白くもなんともなくて眠くなるだけですので、大和朝廷が後付けで自分たちの都合の良いように書いた日本書紀・古事記・各国の風土記から妄想してみましょうwどうせこの時代は、文字が無いので言ったもの勝ちですw神様の名前はPCで変換するのがとても面倒なので仮名・敬称略で書かせていただきます。
「天から見てみると大国主の国は栄えてるねぇ~。あんな国をうちのボンにプレゼントしたいもんだねぇ~」と天照組の女組長が言うと「じゃぁ、ワシがひとっ走り行ってナシつけてきまっさ」と頭脳派の神が言って天から地に下りました。
しかし、大国主もスサノオ組6代目。大国組で傘下の神々の持ってくる縁を取り仕切る男。一筋縄ではいきません。頭脳派の神を飲めや歌えの接待攻撃で縁を結んで懐に取り込んで仲良しになりました。
「もう3年も連絡一つ寄こさないで、大国主の件はどうなってんだい?」「姉さん、あっしが掛け合って参りましょう」「武闘派の雷ちゃんじゃない。あんた、鉄砲玉で行くんじゃないんだよ。あくまで穏便にナシつけるんだよ。後からうちのボンが統治しやすいように無理やりはダメだよ」「わかってま。姉さんの顔に泥を塗るようなことはおまへん」と言って地に降りていきました。
一方、大国組本部。「天照のまだ諦めてないかい!また、使者送りくさって」「今度のは、危ないですぜ。目がいっとります。切れると何をするか分かりませんぜ」これにビビった大国組長。「ワシはいいけどぉ~、若頭が何と言うかなぁ~」「頭の了解は得てあります。それにあんたを追い出そうと言うのじゃなくて、ちょこっとうちの傘下の神の神社も建てさせてもらえまへんか」と言うと組本部の周りに天照組傘下の神社を建てて包囲してしまいました。
絶対絶命の大国組長「おんどれ、こんなことさらしとるとうちの若頭補佐が黙っとらんど!」「おもしれー!地の神ごときが天の神に逆らうんかい!」「ワレいてもうたる!」と若頭補佐がつかみかかると若頭補佐の手は氷になってしまいました。これは若頭補佐も堪りません。逃げに逃げて、信濃の国の諏訪湖のほとりまで逃げました。「お前も地の神ならここで大人しゅうしとれや」これが諏訪大社の始まりです。そして諏訪湖は、冬は氷で閉ざされるようになりました。
これには大国組長もビックリ。「煮るなり焼くなり好きにせいや」「あんたは殺さん。あんたを殺すと他の地の神が騒々しいことになる。ボンの傘下で大人しゅうしときなはれ」「だったら大きな宮殿を作ってワシがいることを国中に分かるようにしてくれ」「よかろう」と話はまとまりました。
そして宮殿が出来るとこれがえげつない。宮殿と言う名の収容所で、地上数十メール(出雲大社から何本も大木を括った支柱が出土)で脱出不可能な代物で所長には天岩戸をこじ開けた(皆既日食が終わっただけ)マッスルオブ神様が赴任しました。面会に来たものは正面の所長に手を合わせるような格好で大国主の横顔しか見えない作りです。(出雲大社建築様式)後世、地震や災害でたびたび出雲大社は崩壊して低くなり、今のように地面に直接建てられるようになりました。
この収容所で、大国主は人と人の縁、人と物の縁などあらゆる縁を結ぶ作業を監視付きでして現在に至ります。そしてこの話で出てくるボンが天皇家の祖先となります。
大国主に国譲りを強要した天照大神。しろくま国のプーさんとにていると思いませんか?相手を力でねじ伏せるやり方って好きになれません。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます^^
国譲りの話ですが、同じような話が中東にありました。神のお告げによって、川を渡った土地はすべて、その子らの土地だと勝手に決め、その土地に生きる物、家畜もすべて存在してはならぬ命のため、殺戮を繰り返し、先住民を滅ぼしました。それを実行したヨシュア王は今でも英雄です。
日本では、殺戮を繰り返した者は悪魔扱いで、英雄にはなれません。信長しかり、頼朝以前の源氏しかり。そのルーツは国譲りにあると考証する方もいます。
アマテラスは、勝手に芦原の中ツ国(日本)を我が土地だと決め侵攻します。使者2人は懐柔されますが、3人目に武雷(タケイカヅチ)という軍隊の長を遣わします。大国主は息子たちに王位を譲ることになるので、息子たちに聞いてくれと。政治を束ねていた長男は、海に連れ出されて自害に追いこみ、軍部を束ねていた弟はアマテラス軍の最新兵器に敗れ、諏訪地方から出ないという条件で許されました。大国主は、アマテラスに現世は私が治める。黄泉の国を大国主が治めろ!と、現世から姿をお消しになられました。←コロされた? 世界の歴史では征服した王は、前の政権の建物や書物を焼き払って、庶民に自らの力を誇示する必要性があるのに、アマ一族は征服したはずの出雲に、大社を作ります。平安時代の京では、雲太、和ニ、京三という言葉がありました。雲太は出雲大社、和二は奈良の大仏殿、京三は帝が済む大極殿。で、文献上の話ですが、出雲大社が300尺強で、大仏殿は290尺、意図して建てたとしか思えない差です。なぜ、征服した側は、前政権の大社より高い建物を立てないのか?しかも数千年もかけてそれが守られている。
太陽を遮るのは雲。そこの呪いの存在があったのではないか?出雲大社のしめ縄は、他の社とは逆方向に締められている。しめ縄の意味は神聖な社に邪悪な物が入れないようにする結界。逆ということは、出てくるな。。何度も復活してくる大国主を封じるための社。殺しても、殺しても、反乱、テロが収まらないため建てた社と考えられないか?
東京なんで、出雲大社はなかなか、まだいけてません。いきたーい(*´▽`*)
お稲荷さん系の豊川稲荷赤坂の分所、すごく雰囲気が良かったです、
ほかには神田明神はよくいき、大国主さまが、⛩くぐり左手におられますう(^O^)/
まだまだ行ってない神社もたくさん、今年は行きたいですm(_ _"m)
ありがとうございます。
不幸な大国主は、兄弟ガチャに外れ過ぎて生死に絡む苦労多く、試練にも努力を惜しまない可哀想な男。
ーな反面、八上比売と結婚後、自分と血のつながった須勢理毘売と駆け落ちして正室にするわ、
他にも沼河比売、多紀理毘売、神屋楯比売、鳥取神、綾戸日女、真玉著玉之邑日女、八野若日女、弩都比売、許乃波奈佐久夜比売、天止牟移比売、国安珠姫…。数多くの女性と次々婚姻するわ、地方地方に女作るわ、よそにまで子を180柱もポコポコ生むわ。
こんなチャラ男より、うちの子の方が統治者としてふさわしいと、天照伯母さんが思ったのも分かる気はします。国まで取り上げるかどうかは別にして、の話ですが。
天照伯母さんは「もともと中つ国は、親の伊耶那岐が国生みした土地≒ほぼ親の土地≒私のものっぽい土地♥」と捉えていそう。
親が作った物と、私の物は、全く違うんですが(´っ・ω・)っ。
天照は、2回までこそ話し合いに行かせてますが、3回目は偵察、4回目はガチ武力侵攻。神様なのにやってることは、まさに人間。朝廷や幕府の近縁同士の骨肉の争いの如し…こわい。
しかも、出雲大社がそんな収容所だったとは!しかも、天手力雄が番人!…恐怖しかない…(´;ω;`)
ありがと~♪