紫陽花色の涙
- カテゴリ:小説/詩
- 2022/06/06 02:23:49
雨の音が
絶え間なく私の心を打つ
夜の暗さの中で
雨に打たれている紫陽花が見える
誰もがその澄んだ紫色を
気付きもせず急ぎ足で通り過ぎていく
今はもう6月
あなたとの思い出がまた遠ざかっていく
二人だけの思い出に近づこうと
無意識に過去をむさぼる
雨の音が聴こえる
私はそのリズムを繰り返し歌う
部屋の中の明るさが
一つ一つの過去を悲しく晒していく
雨の音が
絶え間なく私の心を打つ
私には見える
紫陽花が紫色の涙の雫を流している姿が
いつもより
強く聴こえる今日の雨音
雨はまだ
止みそうもない
性格は明るいけど
出てくる言葉はイマイチ暗い?
夜中に独りで聴く
雨のイメージなのかな
雨と紫陽花って似合いますよね
雨の雫は紫陽花のためにある・・・そんな感じがします
BGMで「青いエアメール」を流すと
さらに雰囲気が出るかも^^
次はもう少しハッピーな詩が浮かぶと良いのですが・・・
戦争、物価上昇とか世の中どうも暗いもので^^
宝くじにtoto
これに当たるしかない?