鉢植え
- カテゴリ:小説/詩
- 2022/06/06 13:59:39
花屋さんで
ちいさな鉢植えを買った
名前は知らない
はやが咲くのかも知らない
緑が欲しい ただそれだけ
今までいくつか求めたけれど
冬越しが難しい
いつもからしてしまう
これの運命はいかに
私のことだから怪しい限りだ
つやつやした葉が伸びている
真っ直ぐに空を見て
何を追いかけようと言うのだ
こんなげんきな鉢植え鉢植えは
苦手だっかもしれない
こんな鉢植えをこんなのを買ったのよ
あなたにも見せたかった
そんなふうに見せたかったら
でももうそんなか事もない
二人は背は蚊合わせになったから
鉢植えを買った夜
泣いた
思い切り泣いた
なにが悪かったの
何が引き裂いたの
鉢植えからは返事が無い
いつまでも一緒にいたかった
一緒になれると思った
今まで枯らしてしまった鉢植えの分まで
心を注ぎたかった
でももう遅い
部屋にはいれは鉢植えが待っている
そんな温かみが嬉しかった
でもそのうちに気づいた
私にはこれしか無い
あなたがいない
卒業出来たと思ったのに
まだだめだった
俯いた私が顔をあげたら
何が目に入るのか
小さな鉢植えをまた買うのだろうか
こちらこそありがとうございます。
コロナも熱中症も怖いけど、自分なりに気をつけて乗り切っていきましょうね^_^
コロナ(オミクロン)や熱中症、紫外線に気を付けて♫
寒かったり暑かったりで体がついて行けませんよ><
今週も後半分頑張って乗り切りましょうね♫良き水曜を☆
とてもロマンチックない詩ですね。暖かさを知らずに生きている植物達。
あなたと見たかった。あなたと感じたかった。
もう、あり得ないことなのでしょうか。
あなたの面影を見つけた
そこにはやがてきれいな花が咲く
それが私だ
良い香りがしますか
花の色は気に入ってくれましたか
でももうそれは私の独り言に過ぎない
窓辺に置かれた花の影が寂し気にテーブルに映る
そこにいつも座っていたのはあなた
今はイスだけが寂し気に置かれている
窓からの風に花の影が揺れた
瞬間、私を呼ぶあなたの声が聴こえた様な気がした