Nicotto Town


ちょこころねの日記


魔法学校の書庫内で~魔王と姫~

仕事の合間にも

もらったステキコーデ♪:45

今日はリアンの部隊の城下街巡回警備の日です。

「魔王のことで城下も騒がしくなっているようだから
しっかりとそして細やかに市民の話を聞いてきて欲しい。
安心させてあげられるように落ち着いて行動してほしい。」とリアンは巡回前に団員たちに話しました。
街の人たちはリアンを見ると落ち着いたその姿に安心するのか
ホッとした表情になり、そして皆すぐに姫様の噂について質問してくるのでした。
姫は街中にもお忍びでちょくちょく出かけていたので、街の人たちにも沢山顔見知りがいたからです。

リアンは今までの経過を隠すことなく、
それでいて不安にさせないように気を配りながら丁寧に状況を説明して、
「大丈夫です。姫様の救出作戦は進んでいてもう少しで完了します。
魔王の魔力も王国まで影響が無いように
大賢者様を始め魔法使いや団員達がしっかりと守護の魔法や
警備をしておりますので。どうぞご安心ください。
姫様は無事に戻られますので帰還のお祝いの準備をなさっていてくださいね。と話しました。

午前中に街中をすべて巡回して夜の城での仕事までには
しばらく時間があります。大賢者様にお会いする前に少しでも調べ物をしておきたいし・・な。
彼女はその時間を使って魔法学校へ行き、図書室へ向かいました。
学校専属の司書と学校内の職員、
そして国内の王国認定の魔法使い達が特に閲覧が許されている
館内の奥にある特別な書庫へ行って、植物の魔法についての調べものをしています。この図書室は蔵書が余りにも多いために
開架されているものはよく使われる一部のみで、
司書が奥の書庫から請求された本を利用者に手渡す方式になっています。

自分が元々得意なやすらぎの魔法と植物の魔法を一緒に発動でできる方法を探していました。
この国では個性的な魔法使いが多く、
過去にも面白い魔法やその使い方を研究した魔法使いがいるのですが、魔法学校にはそういった魔法使い達が残していった面白い本が多くあるので何か良いアイデアを見つけられるのでと思ったのでした。

沢山の本を読みながら、気になった魔法を少し使ってみました。
安らぎの魔法についてもいい情報があって、大天使アリエルの加護を受けられる呪文を使うと自然の魔法と融合しやすいことが分かりました。
魔法を使ってみると天使の羽が出てきてしまいました。
ああ、いけない・・・。司書さんに見つかってしまうかもΣ(・ω・ノ)ノ!
気になる本を全て貸し出してもらうわけにもいかないからちょっとだけ使ってみたんだけど気を付けなくては。
ちょっとドキドキしたリアンでした。

部下たちは連日の城内の厳重な警備の仕事で疲れているようだったので気付かれないように、すっと姿を消してきたのですが
またもや副団長には気が付かれているみたいです(´艸`*)
魔法学校のベンチでコーヒーとサンドイッチを買って待ってるみたいですね~。
リアン気が付いてるかな?

アバター
2022/06/08 00:27
図書館の背景と魔法使いの杖を使って、上手にコーデされていますね。
お話も楽しく読ませていただきました。!(^^)!
アバター
2022/06/07 21:25
今日も楽しかったです♬
お姫様の救出はもちろんですけど
なんだか副団長さんとリアンさんとの関係も気になってきました♬(#^.^#)
ラブコメドラマの見過ぎかも?^^;




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