「昔、ここに居た人」特集。
- カテゴリ:仕事
- 2022/06/10 18:58:29
今日はね、「会員制海洋レジャークラブ」に、
10年ぶりくらいの古いお客様が、おいでになられました。
うん、最初、誰か分かりませんでしたね~。
ご高齢になられて、なんとも釣りの皆様が懐かしくて、
遊びに来られたんですって。
10年ぶりだもの~。
そりゃあまあ、よー思い起こしてくださいました。
久しぶりに皆様のお名前をお聞きして…
「あ~、そんな方もおられたなあ」とか
「ああ、あの人ねえ」という懐かしい名前ばかりでした。
ふとね、思い出したんですが、
ある一定のご高齢になられると、
何か、こう、無性に思い出したくなるんじゃないでしょうか。
そりゃあ、もう古い会員様ばかりで、
ほとんどの方は、もういらっしゃいませんが、
実際、お亡くなりになられた方もいらっしゃいます。
加齢と言うのは、辛いものです。
その中の数名は、最終的に認知症や実際的な判断が出来ず、
退会にもなりましたが、
それもこれも年齢が、過ぎたことが原因でございましょう。
いつか、こうして、自分の年齢と向き合って、
竿を納めなきゃあいけない時が来るんですね。
これも諸行無常でございます。
何か、こう寂しい「昔、ここに居た人」特集でございました。
セリフやエピソードを両親に話して当時の事を思い出してもらったり
しています。なるべく描写を鮮明に話すと、懐かしさで笑顔が出てきますね。
(ばーちゃんと卵を買いに行って、新聞紙に綺麗に包んでもらって、
さらに風呂敷に包んで、まだ舗装されてなかった道を歩いて帰ってきたとか…)
記憶の中で祖母が蘇るんですよね。話してる方も聞いてる方も。(=゜ω゜)ボー…
結局家にいて友人と遊ぶこともどんどん無くなり、さらに親しい人も亡くなってゆき
新しい出会いもなく・・・となると、生き生きと活動していた楽しかったことを思い出す時間が増えるという事。
両親ともに古い話をよくするようになりました。
古い話はたぶん印象に残る衝撃の合った物でしょうが鮮明に覚えていて
昨日の夕飯のことは「何食べたっけ?」って感じです^^;
でも、スポーツ中継を熱心に声をあげながら見ているので、
そんな姿にホッとさせられます。