つるバラ
- カテゴリ:小説/詩
- 2022/06/14 02:10:11
つるバラが風に揺れている
いま紅い小さな花が散っていく
思い出が一つ浮かぶと
花びらが一つ落ちていく
いくつも
いくつも
風に舞い
寂しそうに
それは私の心にだけ残る
あなたの面影だ
風が止んだ
瞬間
あなたの笑顔が浮かんだ
梅雨の空一面に
あなたの笑顔が浮かんだ
そしてそれは
あっという間に
雲の中に溶け込み
消えて行った
微かに花の香が流れた
それは去って行ったあなたの香だ
もう一度私は夢中になって
空を見上げた
そこには
何もなかった
別世界への入り口・・・
そうですね
ファンタジーも童話もある意味では同様かと思います^^
セカンドさんの庭って素敵な空間なんですね。
庭のつるバラは花を落とし
枝が元気よくぐんぐん伸びています
この詩を書いたのが満開の3か月前
これでもか!というくらいの赤一色
花を押し分けると
小人さんや妖精がいてもおかしくはない?
来年の花の咲くころまで
隠れているのか他の花へ移っているのか
どちらにしても童話が書けそう
秋の虫とのコラボなんて楽しそうですね・・・^^