6月17日うさぎ倶楽部企画コーデ
- カテゴリ:サークル
- 2022/06/17 12:14:02
天使はなぜ翼をもっているのか?
これにはいろいろと複雑な事情があるようです。
それというのも、キリスト教のなりたちがいささか複雑である……というところもあるのでしょう。
そもそもキリスト教の前身はユダヤ教ですが、ユダヤの民は本質的に遊牧民であって、現在のクルド人などと同様、広い地域を羊や牛などを追って生きていたようです。
それでも一箇所に定住する事があったのは、エジプトの例をみてみわかりますね。
映画などでも、この時ユダヤ人の多くがピラミッド建設などのため奴隷として使われていたんだーっと……言われていました。
しかし、考古学の研究が進んできた現在「それはちょっと違う!「と言われています。
つまり、確かにピラミッドは人の手で突く割れましたが、必ずしもそれは奴隷というわけではなかった。らしいのです。
じゃあどうだったのかといえば、労働者だったのではないかと言われています。
高い賃金を求めて集まってきたひとびとの手で、という事ですね。
まあしかしこれも現代でもありますが、労働の現場には不満も出ますし、
ましてや使役する人と雇われる人が民俗的に違えば、衝突などもあったでしょう。
つまり、この頃から(旧約聖書でいうと列王記のあたりですが)、遊牧のみならず政治的な事情もあって、あっちへいったりこっちへいったり……いずれにしろかなーり、中近東を広くあちこちへ移動しています。
そうすれば当然、現地の文化の影響を受けるしことになります~。
実際、列王記では、ユダヤ人のかなりの部分が、現地の神々を拝んでいたという事が批判的に記されています。
それだって、単にふらふらと現地の神々を拝んだわけではなくて、痛恨の結果であったり、通商の都合であったりしたでしょう。まあ事情はどちらでもいい。
文化が入り交じったというところが重要なわけですね。
さて、その時バビロニアのあたりでは、わりかし歴史や都市間で共通していた氏音高がありました。
それは、「天(神々)」と「地(人々)」の間をとりもつ存在がある、というものです。
つまりは一種の伝令であり、神々からの報せを伝え報せたり、あるいは人間の事情を神々に伝えたりする役目を担っていました。
これが天使の原型だ、と言われています。
また、天と地を結ぶ都合から、翼をもっていました。
天へ飛んでいけるものは普通に考えたら鳥ですが、鳥はしゃべる事ができません。
であるから、両者の特徴を持ったものは翼を持つ人間みたいな姿を持っているのではないかと考えられたのでしょう。
実際、旧約聖書もはじめの方に出てくる天使って、翼はもっていないのです。
人間ににているかどうかもわからない、イスラエルと相撲をとったもの(でも相撲
それを一方の目からのみ描いたのが旧約聖書ですから、当然自分の民族事情からのみ描いていたはずです。
まあそのあたりの細かい事情はともあれ、不満のあったユダヤ人はエジプトを出ました。
そしてあちこち流れ歩いて、紆余曲折の結果現在のイスラエルのあたり(つまりパレスチナのあたり)であった、カナアンにたどり着き、そこに住み着いたというわけです。
ここでも様々な民族と衝突したり、戦争したり、その結果虜囚として外国に連れていかれたりと、あちこち中近東を彷徨っていたわけです。
当然、その間には痛恨したり、通商の都合があたtりしたでしょう。
現地の神々を拝むという事があったでしょうし、現地の宗教的な文化も入り込んできたはずです。
実際、初期の頃はユダヤ人の考える「みつかい」は人間に似た姿をしていたみたいですが、翼を持っているとは描かれていませんでした。
しかし、彼らが強い影響を受けたであろう、湯治の先進国、バビロニアでは、だいたいどこの都市国家でも、拝む神々の菜こそ違え、共通の認識がありました。
それは、神々と人をとりもつ存在があるという事です。
天と地の間を往来するため、彼らは翼を持っていましたし、言葉でもって神々と人々を結ぶわけですから、人間の姿を持っていたということです。
天の使いですから天使です。
そもそも、一神教では神が絶対存在ですから、あまり人々との距離が近くないんです。
神との間を取り持つのは司祭をになう一族であって、ううううん、これは特権階級となってしまいがちですし、得依怙贔屓だって(どうしたって)出そうです。
その点天使はより身近ですし、えこひいきはしないでしょう。
幸か不幸かユダヤ教でも「みつかい」の存在があったので、天使と「みつかい」は入り交じってしまったのでしょう。
結果。ユダヤ教の天使も次第に翼をもつ、と考えられるようになったのだと思います。
次に、ローマの国境となる前段階で、キリスト教は主に軍人の間に絶大な人気を誇っていたミトラ教と入り交じっていったと言われます。
ミトラ教というのもそもそも中近東に発した宗教で、ここでキリスト教は大いに中近東の影響を受けたわけですね。
もう翼は天使とは切っても切れないものになってしまいました。
そうなると、中世の神学者が天使の世界について考える時、それは原型である「中今冬の天使」から発展して、中近東の精神世界の影響を受けていった、と思われます。
鳥の翼はあたりまえだけど、一対(二枚)です。
しかし、中今冬のセイン世界は階層的です。
天も地獄も多くの階層にわかれています。
それは数字によってあらわされるため、それを象徴するように、高い階層の天使ほど、たくさんの翼を持つ、と考えられました。
生物学的にはナンセンスですが、「より高い天にのぼるために」、
強い翼ではなく、たくさんの翼が与えられたのです。
そもそも天使の翼は「象徴」でした。
ですから、他の要素によっても翼の数は決定されるようになっていったかもしれません。
四人の大天使の顔ぶれは、時代や地域によって少しかわりますが、キリスト教でもっともメジャーな顔ぶれは、
ミカエル、ラファエル、ガブリエル、ウリエルだとされます。
今回の天使の顔ぶれがこれですね。
ちなみにこの四天使は「大天使」と呼ばれますが、この大天使という言葉は、後に天使の階層がもっと細かく分かれると、まぎらわしくも下から二番目の階級名とされてしまいました。
しかし、この四人は天使の長ですから、そんな低い階級のわけはありません。
後に固まった天使の階層にてらすと、彼らは最高の「熾天使」(してんし。セラフィム)だとされるようになりました。
熾天使は三対(六枚)の翼を持つそうです。
ですから、今回の目玉で翼が四枚なのは、おそらく四人の大天使を象徴的にあらわしているのではないでしょうか。
お~。仏像についてはそう考えた事はなかったです。
たしかに、後光についても色々と考えてみると面白そうです。
さて、翼なんですが、実はアラブ文化圏に入りますとちょっと様相が変わってきます。
アラブでは天使と対局の存在なのが霊魔(ジン)ですが、ジンも空を飛ぶ事ができます。
ところが、ジンは翼を持たないんですよ。
まさに、なにかエネルギーのようなものを用いていたのかもしれません。
あまり天国に近づくと打ち落とされてしまうと伝えられていますが……
ですが、イスラム教の天使はやはり翼をもった姿であらわされるようです。
不思議ですね~。
ありがと~!
はるちゃんみたく可愛く、にはなれませんけど、
今回はがんばってうさぎ天使コーデですよ~。
うさぎの天使さんがいても可愛いだろうな~♥
天使の羽の話面白いですね~。
羽については諸説あるとか。
翔さんが書かれていた天と地を取り持つ伝令のイメージからというのは知りませんでしたが、
私が何かで見たのは、元々羽があるわけではなくてエネルギーの様なものが
羽のように見えるとかそういう表現をしているとかと言う説もあるそうです。
だから羽がない天使もいるんでしょうかね?
その話を聞いたときそういえば仏像にも後光がさしているように光輪があるので
あれもエネルギー体みたいなもので天使の場合は人間のイメージで羽として描かれたのかなと思ってみたりもしました。
天からくる存在ならばやっぱり羽をイメージしやすいのもあるのかな。
面白いですね。羽のない人間にとっては憧れの象徴でもあるのかもしれません(´ω`*)
天使コーデ素敵だね(*゚ω゚*)ステキ*
楽しんでいtだければ幸いです~。
いやいや~。4枚である理由を自分なりに考察してみただけなんです。
複数対の翼って不思議ですが、素敵ですよね~。
日記広場から参りました。
それで羽が4枚なんですね~( ..)φメモメモ