僕の好きなものについて話しましょう。僕の最も好きな漫画は、『大阪豆ゴハン』です。『大阪豆ゴハン』では、大阪にある古い家に住む家族とその周りの人たちの日常が描かれています。この家族の構成は少し変わっており、この家には親子とかじゃなくて、4人姉弟と長女の夫が住んでいます。題名は『大阪豆ゴハン』ですが、僕の記憶が確かなら、『大阪豆ゴハン』に豆ご飯は出てきません。『大阪豆ゴハン』の登場人物はみんな個性的で、どの会話も漫才のようで面白いです。僕は東京で育ったので、大阪についてよく知りませんが、実際の大阪の人も『大阪豆ゴハン』の登場人物のように面白いんでしょうか。

　僕が言語学に興味をもったきっかけも話しましょう。前、僕は図書委員だったので、よく図書室に行きました。ある日、図書室で『ロシアの文字と言葉』という本を手に取って読み、スラヴ語派の言語などで使うキリル文字を勉強しました。その年の夏、僕は稚内へ行きました。稚内では、時々キリル文字で"Вакканай"などと書かれた看板が立っています。（これは「ワッカナイ」と読みます。）僕は、習得したての知識でキリル文字を読みました。ただし、ロシア語の単語の意味は分かりませんでしたが。これは、僕にとって成功体験になりました。ここから僕は、道を踏み外して言語学の道へ進んでいくことになります。ロシア語は、僕が言語学に興味をもったきっかけなので、戦争が起きて悲しいです。