1640番:金の脳みそをもった男(7)
- カテゴリ:日記
- 2022/07/01 22:58:52
金の脳みそをもった男(7)
———————————【7】———————————————————
Adieu les courils et les cigales ! Je n'ai plus
le cœur à rien de gai...
———————————(訳)————————————————————
さようなら、大杓鷸さん、セミさん! 私には、もはや
陽気な心がありません...
———————————《語句》———————————————————
courlis:[kurli](m) ダイシャクジギ(大杓鷸) (既出単語)
cigale:(f) セミ (既出単語)
楽しむという意識はなかったです.でも、せっかくなので、ゆとりがあるときは、
気にしてみましょう.これまでぼくは、この地上に人類の誕生と同時に誕生した禾本科
のイネこそがぼくたちの主食だと思っていましたが、そばを主食にするにあたり、この考えを
捨て思想転向しました.(そばはタデ科植物)病院で造影剤を入れて見せてもらった自分の心臓
の画像をみてびっくりしたのですが、心臓の周りの冠動脈がほとんどすべて先端部で狭窄
していました.数年前、心筋梗塞で入院したのも当然のようでした.以後、生活を悔い改め(食い
あらため)お米中心から、そば中心の食生活に転向することにしました.たとえば、生まれ故郷を
捨てて、異国の丘で暮らすようなものかも.そのうち、七味唐辛子やワインなどとも、そばの
お供についてもらうかも.
★
そうです.虫の鳴き声を音楽的に聴ける日本人と、ノイズに聞こえる欧米人とでは
脳の働く場所が違うらしいです.
これは日本人の感性という財産ですね.大切にしたいものです.
★
台風が来るのですか? ピュ~… それで少しは涼しくなってくれればいいのですが…
みきさんのところへの直撃がないようお祈りいたします.
★
水不足と洪水、ほんとに困ったもんです…ほどほどに願いたいです.
★こちらこそ今月もよろしくお願いいたします.
コメントありがとうございました.
遅くなりましたけれど、7月もよろしくお願いいたします。
毎日ホントに暑いです・・・
お蕎麦の味。
難しいんですけれど、「味」というより、口に含んだときに香る、あのふわっとした感じでしょうか。
日本人独特の、「旨味」を感じられる、あの香り。
あの香りを楽しむには、そばつゆはちょっとだけにしないと味わえない、ということに20代半ばでだったかしら、気づきました。
あの感じは、ワインを口に含んだときにふわっと香る、あの感じに似ているかもしれません。
ただ、ワインの香りがふわっと抜けていく感じよりも、お蕎麦はもっと繊細な感じがします。
薬味(わさびとネギ)はそばつゆで溶かないで、お蕎麦に少量乗せていただく。
行きつくところは、水蕎麦や、古今亭志ん朝師匠がやっていたように、わさびもネギも使わないで、七味唐辛子を少しだけかけていただく、という方法なのかもしれません。
私はまだそこまで行ってないです(^^;)
さてさて。
昨日、お仕事行くとき、今年初めてセミさんの声を聞きました。
閑さや岩にしみ入る蝉の声
たしか高校の時、これは静かなのか、騒々しいのか?、と国語の(現代文の)先生に聞かれました。
答えは、もちろん「静か」。
でもこれ、虫の声を「sound」(か、「言語」)と捉えられる日本人(とポリネシア人?)だけの感覚かもしれないそうです。
日本人は虫の声を左脳で捉えるのに対し、他の国の人々は右脳で捉えるのだそうです。
諸外国の人達にとって、虫の声は「noise」なのですね。
「虫の音」と書いて、日本人は「むしの『ね』」と読むのに対して、諸外国の方達は「むしの『おと』」と読むのかもしれないです。
これは、風鈴の音や、川のせせらぎについても同じことが言えるようです。
文化の優劣をいうつもりはなくて、日本のすばらしい感覚として、大切にしていきたいと思います。
今週は台風が来るかも・・・
台風4号。
そんなに強い勢力ではないようですけれど、どうぞお気をつけくださいませ。
予報では私のお家、直撃コースなんですけれど・・・(>_<)
水不足も心配ですけれど、洪水も困るわけで。
なんでも「ほどほど」がいいんですよね~・・・
ではでは、今週も、そして今月も、よろしくお願いいたします。m(_ _)m