Nicotto Town


初花のつぶやき


短大生になってから初の日記


 ニコタ日記を最後に更新したのは3月の終わり頃。未成年から成人になる直前だったと思う。あれから4ヶ月近く経って、価値観が大分変わった気がする。未成年の頃つまり仙台に居た頃はまだまだ子供だった。家から見える景色も大好きなショッピングモールや地下鉄、程良い自然と都会の調和、夜に見た東北道や仙台南部道路のオレンジの照明…など、あの頃の私にとっては当たり前だったものが急に当たり前じゃなくなって、無意識のうちに何かが足りないようなそうした喪失感が徐々に高まっていた。上京してから3ヶ月経ったぐらいからそれがもっとエスカレートしていき、たまたまネットで見かけた仙台の地下鉄の駅から見た夜景の写真で一気に涙が溢れた。今まで自分の中にあった喪失感の正体がやっと分かり、仙台を思い出しては涙が溢れるのが何度も続いた。私は根っからの仙台人で、あの場所以外は適していないのだと初めて自覚した。子供の頃は仙台の良さをよくわかっていなかった、けど上京し大人になった今だから良さが分かるようになった。「本当に大事なものなんて案外くだらないことの中にある」って感じだよ。

 それから私は東北の美大に編入したいと思うようになった。入学した当初は関東の美大に編入するつもりだったけど、目標がすっかり変わってしまった。もし東北の美大に編入できたら美術の教員免許を取って、将来的には仙台の美術予備校で働きたいと思っている。まだ完全に決まった訳じゃないけど、この道は極めて厳しいものになる筈。今いる短大が美術系の短大だから可能性自体はゼロではないのかもしれないが、今の私には自信が持てない。4年大卒業後のことはもちろんだけど、今はそれよりも先にやってくる編入受験がとにかく怖くてたまらない。まだ来年のこととは言えども、私は去年度大学受験に4回中3回も失敗したという前科を持っている。特に1回目の受験で大失敗したことが何よりもトラウマで、私の自信の無さの一番の原因となっている。
 今の私の悩みや進路のことはまだ短大の先生(のうち1人)にしか打ち明けていない。これから徐々に他の先生にも話すことになるかもしれないけど、あまり多くの人に迷惑かけたくないからなるべく自分の中にとどめておくつもり。特に親には言わない方がいいだろう。お金出してくれている人だし、あの時の失態も私の要領の悪さも知っているから、何を言っても否定されるか聞いてくれない筈。親には4年大編入を視野に入れているということは入学する前から言っていたけど、うちの親はものすごく厳しいから進路のことを話しても細かく質問責めしてくるだろうから、面倒なことを避けたいという思いもある。けどそれ以前に前回の4回に渡る受験で親(をはじめとする身内)には一番(特に金銭的に)迷惑をかけてしまったから、これ以上に迷惑をかけたくないという気持ちが強い。親にだってどちらにしろ受験する際には言うことになるけど、信頼は既に失っているようなものだし来年は今中2の妹も受験生になるから、親にかかる負荷がもっと重くなる。妹は私と違って要領が良くて完璧だからもし人に迷惑をかけたとしても私とは比べ物にならないぐらいに相手にかかる負担が少ない、というか負担がかからないから親にもちゃんと信頼されている。要領が良くて期待も信頼もできる完璧な妹だししかも高校受験だから親じゃなくても間違いなくそっちを優先にするのが当たり前。要領が悪く前科(3回もの受験失敗)持ちで期待も信頼もされない駄目な私なんかを支援しないのは当然だ。そうしたことから来年の編入受験は親に一切迷惑をかけられない。受験料を親に支払わせるのはものすごく抵抗がある。支払わせてしまったら自分の罪滅ぼしにならない。どちらにしろ今度こそはできるだけ迷惑を最小限に抑えたい。親に受験料を払わせたとしても、怖いだの自信無いだのと弱音を吐くことは一切許されないから。
 久しぶりの更新なのにこんな馬鹿馬鹿しい内容になってしまった。けど読んでもらうために書いた訳じゃない。これはただの独り言だから。
 来年の編入受験が怖くてたまらないけど、8月には仙台に帰れるからそこで癒されてこようと思う。まだ親には進路のことは言えないけど。

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2022/07/26 12:03
友達許可ありがとう!あ!プレゼント機能がOFFになってます。友達記念にプレしたいので、ONにしてね!
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2022/07/25 17:20
こんにちわ!日記ひろばからっです。良かったら友達になってね!あ、そいえば、私のおねーさんは、仙台にすんでます。




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