Nicotto Town


だいしょうじ


牛と午のちがい


昔々、父が教えてくれたことの一つを、なぜか急に思い出した。

「うしに、つのあり。うまに、つのなし」
つまり牛という字は真ん中の縦棒が突き出ているが
うま(午)という字は縦棒が突き出ていないと
いうことである。

いまはもう「うま」という読み方をする場合はほとんどなく、山の「午の背」などという使い方ぐらいでしょうか。

知ってても知らなくてもいいのかもしれないんだけど
豆知識です。

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2022/08/22 21:00
だいしょうじ様

文学部日本文学ですか。
私が一番苦手なところです。
パソコンには、下記の[漢字源 改訂第五版]が入ってます。
そのほかに、角川の新字源、大辞林、広辞苑がありますが、使い勝手がいまいちなんです。

そこで、先日、本屋に行ってこの「漢字源」があったのですが、私のような高齢者が使用する大きな文字の辞典が古いものしかなくて、どれにしようか迷ってます。
[漢字源 改訂第六版]があるのですが、小さい文字しかない。
出荷先に将来でるかどうか、尋ねてから購入しようと思ってます。

ところで、私は、農学部出身です。
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2022/08/22 13:39
でかパンダさま
詳しい説明ありがとうございました。
全く、自分でちゃんと調べるべきところを、いい加減に過ごしてるんだから!
いちおう文学部日本文学専攻なんですけどね~苦笑い
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2022/08/22 12:33
続き(弐)です

④「はなはダ」と読み、「きわめて」と訳す。程度がはげしすぎる意を示す。▽単独の用例は少なく、「已甚」などと多く用いる。「人而不仁、疾之已甚、乱也=人にして不仁なる、之これを疾にくむこと已甚はなはだしきは、乱みだる」〈人が仁でないとしてそれをひどく嫌いすぎると、(相手は)乱暴になる〉〔論語・泰伯〕
⑤「已乎」「已矣」「已矣乎」「已矣哉」「已矣夫」は、「やンヌルカナ」と読み、「もうこれまでだ」「もうどうしようもない」と訳す。絶望の意を示す。「已矣哉 帰去来=已んぬるかな 帰かへりなんいざ」〈もうどうしようもない さあ田園の中に帰ろうではないか〉〔駱賓王・帝京篇〕


書き足しておきますと
「古語」ではなくて、人名の漢字となるようです。
私の学生時代は、「漢字辞典」は見たことがないのですが、漢文用の「漢和辞典」でした。
今は、時代も経過しているので
「漢和辞典」と「日本語辞典」の中間のような「漢字辞典」が出たのだと思ってます。
なお、「古語辞典」は、所謂「古文」のための辞典です。

書道の展覧会に行ったときに、すこしだけ興味が沸きましたが、今は、ほとんどありません。
自分の字が汚くなってきたので、「習字」をしようかとも思ってますが、なかなか実現しませんね。
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2022/08/22 12:26
続き(壱)です

【已】①㋐「すでニ」と読み、「もはや」「もう」と訳す。動作行為が過去に完了している意を示す。また、動作や行為が開始された意も示す。[対語]未いまだ。「又聞沛公已破咸陽=又また聞きく、沛公已に咸陽を破やぶると」〈その上、沛公がすでに(秦の都の)咸陽を陥れたと聞いた〉〔史記・項羽〕㋑「已業」「業已」「既已」も、「すでニ」と読み、意味・用法ともに同じ。「既已委質臣事人而求殺之=既已すでに質を委まかし人に臣事して之これを殺ころすを求む」〈この身を捧げますと言って仕えながら、その人を殺そうとしている〉〔史記・刺客・予譲〕
②㋐「すでニ」「すでニシテ」と読み、「やがて」「ほどなく」と訳す。行為が未来に起こる意を示す。「已復攻、欲得地与民=已に復また攻め、地と民とを得えんと欲ほっす」〈その後また攻めてきて、今度は土地と人民とを得たいと望んできた〉〔史記・周〕㋑「已而」も、「すでニ」「すでニシテ」と読み、意味・用法ともに同じ。「已而使毅伐斉=已すでにして毅をして斉を伐うたしむ」〈やがて(楽)毅に命じて斉を伐たせた〉〔十八史略・春秋戦国〕
③「~のみ」と読み、文末におかれ、㋐「~なのである」と訳す。断定の意を示す。「苟無恒心、放辟邪侈、無不為已=苟いやしくも恒心無なければ、放辟邪侈、為なさざる無なきのみ(悪いことはなんでもする)」〈いったんこの道徳心を持たなくなると、したい放題、(悪いことで)しないことはなくなります〉〔孟子・梁上〕㋑「~だけ」「~であるにすぎない」と訳す。限定の意を示す。「不受也者、是亦不屑就已=受けざる者は、是これ亦また就つくを屑いさぎよしとせざるのみ」〈(招聘を)受けなかったのは、仕えるべきでない君主には仕えることを潔しとしないだけのことである〉〔孟子・公上〕㋒「而已」「而已矣」「也已」「已矣」も、「~のみ」と読み、「~なのである」「~だけである」と訳す。断定・限定の意を示す。「賜也、始可与言詩已矣=賜や、始めて与ともに詩を言いふべきのみ」〈賜よ、それでこそ一緒に『詩経』の話ができる〉〔論語・学而〕
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2022/08/22 12:23
だいじょうじ様

「已」
部首:己部
部首内画数:0画
総画数:3画
[人名漢字]
区点コード:2-5465 補助漢字コード:― ユニコード:5DF2
《音読み》イ(上)紙〈止〉(yǐ)
《訓読み》や―める,すで―に,はなは―だ,のみ
《訓読み》すで―にして
[漢字源 改訂第五版]

もっと詳しく言うと
❶{動詞}や―める(やム)。そこまででやめる。中止する。[類義語]止。「予不得已也=予われ已むを得えざるなり」〔孟子・公下〕
❷{動詞}や―める(やム)。官職をやめる。「三已之、無慍色=三たび之これを已やめらるも、慍いかれる色無なし」〔論語・公冶長〕
❸{副詞}すで―に。→[[語法]①、②]「已然イゼン」「已往イオウ(すでに過ぎ去ったこと)」
❹{副詞}はなは―だ。→[[語法]④]
❺{助辞}のみ。→[[語法]③]
❻{前置詞}範囲・方向などの起点をあらわすことば。より。
❼姓の一つ。
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2022/08/22 09:03
でかパンダさま
(私はフルネームとさまづけで、皆さまのことを呼ばせていただいておりますので、よろしくお願いいたします。20年以上の知古はそのかぎりにあらずですが)
「すでに」でしたか!
パソコンの変換では出てこないんですよね。あともう一つあったはずです。たぶん古語の類だと思うのですが。
鬼籍に入った父に確かめることもできず、たまに悶々としています~笑。
ありがとうございました。

ルート、
中学の時の、代々伝えられていた数学教師のあだ名がルート2でした。
いつも「にやにや」しているからだと教わりました!
化学記号、
「すいへいりーべ、ぼくのおふね」と覚えるよう習いました。
ちなみに理科の教師は「みみず」と呼ばれていました。
ミミズの研究で博士号を取られた先生でした。

学問と関係のないところで、妙に記憶力が発達している私です~笑。必要な部分は無知だとお考えになってください。
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2022/08/22 00:56
>続きです

ルートは、数学では「べき乗根」とかで習いました。
2乗根=平方根
3乗根=立方根
4乗根以上の言葉はなくて、「べき乗」と言ってましたね。
2乗根の展開は、今でもよく覚えてますが、それ意外は習ってないです。

また、化学記号とは、「元素記号」「周期律表」のことでしょうか?
当時は、すべて覚えてましたが、今は、周期律表では
行では、4行目まで
列では、1~2列目と17~18列です。
列(縦)で覚えたのは、元素の質が似ているからでした。
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2022/08/22 00:35
だいしょうじさん

「でかさん」でいいですよ。
私は、典型的な理科系の人間なので、読解力は皆無ですよ。
ただ、仕事が文化系の仕事だったので、必要上勉強したにすぎません。

質問の回答なら
「みはうえに、すではなかばに、おのれはしたに」でよろしいでしょうか。
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2022/08/21 13:21
でかパンダさま
こういうことよりも、ルートだとか化学記号だとかを叩き込んでほしかったと思ったりして~笑
巳は上に、己、己下につきの最後の半ばにぞつくは何だったのか、ご存じでしたら教えてくださいませ。
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2022/08/21 12:17
訪問、ありがとうございます。

懐かしいですね。
どちらもよく使う漢字なのですが、意外と忘れてしまいますが、午前・午後と聞くと皆知っていることに気付いたりします。
私のような高齢者は、干支で勉強しました。
時代劇で出てくる「うまのこく」を思い出すと、忘れないと思います。
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2022/08/10 17:08
みうさま
めいさま
ゆずちゃんさま

「みはうえに、おのれつちのと下につき・・・○○は半ばにぞつく」
巳、己、ともう一つの弁別方法は忘れてしまいました。

はるか昔、戦前の高校時代に覚えたのでしょうか、父は五男でしたので、
あれこれ教える兄が大勢いたようです。
ちなみに12人きょうだいです。男女半々で交互に生まれたそうです。
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2022/08/10 16:39
知ってて良かった豆知識です^^

私も最近よく 親が教えてくれたことを 思い出します。

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2022/08/10 16:30
☆だいしょうじさん
☆。◕‿◕。)ノ♡☆,。・:*:・゚こんにちは~☆彡

そういう事なんですね。
確かにうしさんは角があり、お馬さんは角がないですよね。
そうそう、午を使う事ってほとんどないです。
午の背、聞いた事あるけど使う事ないです。

午前、正午、午後の午はうまの刻から来てるんですね。
あまり気にした事なかったです。
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2022/08/10 16:07
なるほどね~~
とはいえ、「牛」と「午」を同時に使う場面はないけどね。
「牛」なら「馬」だし、「午」なら「丑」だから。
でも「午」の文字は午前午後など頻繁に使うんで、手書きする時に間違わないように
覚えておく方法としては良いかも。



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