1687番:ニコっと仏教日記(3)
- カテゴリ:日記
- 2022/09/01 16:45:13
はてなブログからのコピペです.
仏教日記(16)
こちらのニコっと仏教日記(3)に組み入れます.
悪魔は仏道にはげもうと思った人間を狙い撃ちするようである.
私、仏道にはげもうと思い立ち、この世の「快楽」と「不快」
を捨てることにしました.理由は如何?
理由は「ブッダのことば」大いなる章」642番に曰く:
<快楽>と<不快>とを捨て、清らかに涼しく、
とらわれることなく、全世界に打ち勝ったひと———
———彼をわたくしは<バラモン>とよぶ.
お釈迦様の時代は、りっぱな人を<バラモン>と
みなしていたようです.
さて、<快楽>と<不快>を捨てる、ということは
これはこの2つがセットになっているもので、
片方だけ捨てる、ということはできません.
表裏一体のものですから.
それはさておき、次の「全世界にうち勝つ」とは
どういうことでしょうか?
こんなことができたら、世界から戦争の悲劇が
なくなると思うのですが.これは何かの譬えでしょう.
世界は世界でも、自分自身の精神世界のすべてに
打ち勝つという理解でいいと思います.
それで、<快楽>と<不快>が 1 セットという
ことは、
「この世はいいこと半分、悪いこと半分でできている」
という前提で説かれていると思います.
「あ~気持ちいい」というプラスの総和は、
「あ~つらい」というマイナスの総和とが
打ち消し合って、ゼロに向かうという仮説の
もとでの行動決定を促す教えだと理解しましょう.
それでさっそくそう決めて、実行したのです.
したとたんに悪魔がやって来た.
悪魔言うよう、
「ドすけべな画像見に行こうよ」
ワレ返答して曰く、
「おいらそういうのを絶ったのだよ」
悪魔:あんれ、きのうまで、ど変態画像見てよろこんでいた
者のいうセリフじゃないぞ.女のハダカ見たいだろ?
われ:見て気持ちのうれしくなるものは、いつか相殺されて
見苦しいものを見させられるハメになるのだ.
言っておくが、女のハダカは見なくて大丈夫だ.
来世はワレは女に生まれて、自分のハダカを
好きなだけ見て楽しむからさ.
悪魔:おめえ、バッカじゃねえのか?女に生まれたら
女のハダカ見たい気持ちがなくなるんだよ.
われ:じゃ、それでいいじゃないか.もう帰ってくれ.
悪魔は落胆して帰っていきました.ビワだったか、アケビ
だったか忘れたけど、そういう実を脇から、ポトンと
落として行ったわけではないが、とりあえず、
悪魔の誘いの第1波はしのぎ切った.
これより、仏道6級に認定(自分で)する~.