初めてのお能
- カテゴリ:日記
- 2022/09/05 06:56:59
というわけで
土曜日に続き
日曜日は初のお能体験!
知人がお能を習っていてその「おさらい会」
おさらい会なので、
みにきている人は近しい人ばかりのアットホームな感じ。
舞台はどこかのお金持ちが所有しているものらしいのだけど
新しくてとても綺麗でした。
一番前の列に陣取っての鑑賞。
「舞囃子」という能面・装束をつけずに
袴姿で舞う、というスタイルの演目が続きました。
知人もこの「舞囃子」を披露。
知人の前頭葉から並々ならぬ集中力が迸るのが
目に見えるようなキリッとした舞でした。
初めてみても
上手い下手はなんとなくわかるもので
知人の舞は流石に年季が入っているなあ、とわかるものでした。
と
トリはお師匠さんの息子さんの舞。
多分まだ中学生と思しき少年の
キレとスピード感があふれる舞で、
お能にもこういうスタイルがあるんだなあ、と思った次第。
とても賑やかなお囃子でワクワク感があると思ったら
「高砂」というおめでたい題目でした。
そして
トリのひとつ前が
なんと女優の余貴美子さん。
ずいぶん前にリア王の舞台を見ていたので
舞台もされることは知っていたけど、
お能もやるのか〜、と思っていたら。
流石に舞台人、プロの役者さん。
声の出し方から何からもう違ってました。
立ち居振る舞いももちろん美しく
ただで余さんの舞台を鑑賞させていただいた、って感じでした。
そういえば
その昔見たリア王の舞台には
今は亡き范文雀さんも出ていたけど
並々ならぬ美しさでびっくりしたことも思い出しました。