ファーザー
- カテゴリ:映画
- 2022/09/15 17:51:14
アンソニー・ホプキンズ主演の「ファーザー」を見ました。
特に前情報もなく(いつも)見ていたら、娘役にオリヴィア・コールマンが出ていました。彼女は「ブロード・チャーチ」というドラマに出ていて、このドラマも見ごたえあるドラマでした。
「ファーザー」は、前半は同じようなシーンが役者がコロコロ変わって何回か繰り返され、見ている方はちょっと戸惑います。これはアンソニー・ホプキンズ演じる老人の視点だということが最後の方で分かりました。
時間の流れとか早さとかも彼の感じるものを表現しているのだと感じました。
つまり彼の認知症がゆっくりと進行していくことを表現しているのだと分かりました。
彼の感情の無い目や表情が本当にリアルで自分の親の顔とダブって見えました。
本当に彼の演技は凄いと思いました。
最後は子供のように泣いている彼を見て辛くなりました。
自分が認知症の親がいるから、初期の怒りっぽくなったり被害妄想がひどくなったりしたことを思い出して暫く涙が止まりませんでした。
娘役のオリヴィア・コールマンの演技も素晴らしかったです。
親の症状が段々酷くなっていくのをそばで見ている表情に共感してしまいました。
「骨の袋」は在庫に録ってありますーー。
そっかあ、おすすめですか。
スティーブンキングは名作とバツバツが極端ですよねーーー。
ホラーやラストが悲惨なのは嫌いなので、いつもビクビクです。
今夜は「グリーンブック」を観ますよ。
全部見終わって、自分が誰視点で観てたかと思うと、「やられたー」「はずかしー」「そだよねー」と思わされた、ショックな1作でした。
認知症って、何とも言いようのない切なくてやるせないものですよね
でも、介護真っ只中の時は介護してる方が追い詰められたり
本当に認知症を治せるお薬が登場したらどんなにかいいですよね!
映画のお話から逸れちゃってすみませんm(__)m^^;