きらきら、夢のはなし 電話番号がわからない
- カテゴリ：タウン
- 2022/09/16 11:57:35
仮想タウンでキラキラを集めました。
2022/09/16
| 集めた場所 | 個数 |
|---|---|
| ショップ広場 | 5 |
| 展望広場 | 10 |
四択 佐々木希さん
また、彼の夢を見た。
スマホに電話をもらったらしいのだが、
履歴をみても電話がつながらない。
なぜわたしはいつも彼の電話を知らないのか。
何回か会っているのに。
わたしは彼を探した。
たぶん会う約束をしていたのだと思う。
彼から一枚の紙を貰っていた。
おすすめの映画が紹介されている。
三本ほど載っていたが、
どうやら少し前に貰っていたようで、
もう終わっているものもあった。
やっと偶然彼と会えた。
映画のこと、ごめんなさいとあやまる。
気づいたのが遅くなってしまって。
彼はほとんど何も話さずに、にこやかに
慈しみをこめて、わたしを見つめている。
端正な顔だ。
また会えてよかった。
電話がわからないまま会うというのが、
わたしたちのルールなのかもしれない。
彼を探したのは街だった。石畳があった。
公園があった。古い映画館もあったかもしれない。
見つけたのは小さな一軒家の二階。
夢を眠りのなかで反芻していた。
そうしたら寝坊した。
スマホを枕元に置いたつもりが、
文庫本とリモコンなどしか置いていなかったのだ。
時計を見た時、バイト先に出勤していなければならない
時刻の20分前。
電波時計のくせに、また時間がおかしいよと
スマホを探したらないので、はじめてそのことに気づいた。
（電波時計、今回はあっていたのだ。おかしいのは
わたしのほう）
でも、ゆっくり眠れて良かったのかも知れない。
前日は不眠気味で、ほとんど眠れなかったから。
また、彼に会いたいなあ。
バイト先には4分遅刻しただけで済んだ（笑）
