Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


静けさを求めて


窓を襲う雨粒
眠れないのはそのせいか
あなたは眠っているだろうか 
深くい気を吸って
目の前にいるようだ


はっきり別れを決めたのは
あなたのせいじゃない 
わたしも辛かった
辛さから逃れたかった
そんな弱虫だった


もし二人があのままだったら
どういう時間を過ごしたことだろう
言葉少ないあなたと共に 
静かな時間を感じでいただろう
それなのに


街の喧騒の中に
静けさは見当たらない
いつもそこから逃げ出して
息が吸える所に行った 
たとえば新緑の美しい林の中


あなたは今頃
どこで息をしているのだろう
そんなことはどうでもいい
悪魔がささやく 
そう どうでもいい


早く家にお帰り
どこかで優しい声がする
帰っても誰もいない
ただ虚しいだけ
早く抜け出したい


ベランダにでてあの頃を思う
滑るように入る車
目に焼き付いていても
もう誰も来ない
空白の時間が漂うだけ



アバター
2022/09/23 16:49
セカンドさん
しっぽりした雨の降る夜を感じます。コロンの香りが香る、それはあなたからの炎に込まれた香り。静けさが音をたてるような。
アバター
2022/09/22 22:51
雨音が心に刺さる
今日の9月の雨

追いかけるように
時計の秒針の音が私に襲い掛かる

時が止まらない限り
それらは止むことがない

目をつぶると
あなたの面影が映る

しかしその映像は
雨音に破り去られていく

消えかかった面影に
思わず手を伸ばす

瞬間
全てが消えた

夢・・・
それは夢

気が付くとあなたの寝息と
コロンの香りが微かに部屋に舞っていた

そして外からは
静かな雨音が聴こえてきた






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