わかっちゃいるけど その58
- カテゴリ:日記
- 2022/09/24 11:33:15
活弁と落語の一夜
片岡一郎あんど春風亭一之輔
弁士の一郎どんが
周防昌行監督映画カツベンで考証していたのがきっかけのイベントだそな
舞台となった旧広瀬座は
別件のイベントでお世話になったことがあた
東松照明てカメラマンの巡回展企画のメンバーに巻き込まれて
プレイベントにヒッチコックのオールナイト上映を
広瀬座でやらしてもらたなり
今は民家園に移築されておられるが
まだ梁川という宮城福島県境の街で映画館として営業されていたのじゃた
びーばも途中で寝ちゃったが
当時80近かった館主殿は完徹
おひとりで映写機まわしおまけに寅さんも追加してくださタノじゃた
ローカルTVが密着しておたが
オンエア寝こける若造に
「なさけないですね」
のナレーションいただいた
どーもすみません
今回の映画は伊丹万作「国士無双」と
小石栄一「野狐三次」
三次カメラマンは円谷英二だって
渋いチョイスじゃアーリませんか
画面はなるホロフィックス固定であるが
躍動感はあるんだよ
んで春風亭は大学の同級生だそで
なんかさー
開演前ロビーで見かけちゃった姿が
なんかさー
よんばん弟子の貫いちてふたつめ?とおぼしきやつめの
声色がダメで
途中で調子変わっちゃうし
ばかな甥っ子が伯父産地の新築祝いに出かける
その最初の声のトーンがばかのくせに
バリトンなり
絶対駄目だよ
ほぼ暗記したてのたどたどぶりじゃ
もっとはなしこまねとな
途中でバリトンがずるずる低めのテノールに
なりやがった
音っつあんと伯父貴と識別はっきりしないし
ほんとほほですぜ
落語の未来に暗澹としたな
前からよんれつめだたが
一度も笑わず拍手も控えさせていただいた
続けて師匠一之輔
夫婦でコロナ陽性の話題がまくらだが
なんの噺だたか思い出せない
師匠がこれかよ
とますます暗い気持ちになた
やパリ一度も笑えずそっぽ向いて
腰に悪い体幹なんかあったもんじゃね座法
あたいもイヤミな客やりたかねんだよ
いなかもんなめてんじゃねぞ野田の醤油め
寄席に何回かいったことあるが
落語あんまりわらたことない
なんか須賀支店のよ
鼻につくんだな
ほとんど臨終な談志歌舞伎座高座も好きじゃなかたが
おかみさんがかわいい作りでへーとおもた
いがいだた
落語聞く素地ないのか相性悪いのか
さみちーことなり
ふかい溜息
とりがまた一之輔なんだよ
どーすんだよ
やだなーと思いながら
ずるっと斜めにだらしなく座り不貞腐れていたら
なんかちょと醤油の様子がちがう
口跡もちゃんとしてる
子はかすがいのおはなしデイ
これは丁寧に話しこんでる
びーばは
お江戸の脳味噌うすいこぞうっこが
「あたい」て一人称使うのがだーいすきだ
ぱまるな「あたい」であた
照れ屋なんだべな
人情噺が重たくならない
下げもちゃーんとおさまった
やればできんじゃねか真打め
別に好きじゃねげど
よくやた
の拍手でおひらきやれやれ
ホッとした
年寄り失望させねで苦難書(くなんしょ)
ほんに
ネイティブ・ロコ・スピーカー驚くmac脳
この戦闘も終結が見えない
ねばねばぎぶ
合言葉はなっとー
てやんでーべらぼーめ
徳川夢声もいろいろ気になります
いちど、勝海舟の肉声って聞いてみたいね
こんな感じだったのかな
この類のマンガ読むと彼のセリフに必ずついてくるのが、べらぼーめー、なんですよね
僕はこの意味不明ですが、べらんめーといえば、ちっとはツウな感じがします