Nicotto Town



整形外科に行ってはみたものの

うーむ。


結論から言うと、外れでした。

やはり事前の想定通り、手術屋さんという感じです。
わたしのリクエストは「10年で3センチも背が縮む原因が知りたい」というものです。
しかし今回の医者の話は、私の脊椎の外科的な処置が将来的に必要になりそうな箇所の指摘と、その内容の話に終始し、私の質問に対して回答がほとんどなく、こちらが「こういうことですか」と問いかけて、やっと「まあそうですかね」という曖昧な返事が返って来るだけ。

手術にしか興味はなさそうですw
いや、手術の技術は高いのかもしれません。ですから、本当に手術が必要になる時が来たら、頼ることもあるかもしれません。ただ、もしも私の脊椎、具体的には腰痛すべり症の手術をするとして、私の唯一の心配事は「腰の柔軟性がどこまで術後に担保されるのか」です。バタフライのような体をうねらせる動きに、腰の柔軟性は不可欠。
でも、おそらくこの医者は、そこにあまり気を向けてはくれなさそうな気がします。手技の巧みさによる手術の成功と、患者の望む術後の生活は、必ずしも一致しません。

てなことなので、もう一つ目についた近所の脊椎専門医にも診てもらおうと思います。


さて。


もう一方の整形外科的な問題の、右肩の痛み。
本日はジムに出向き、泳ぐ前にまずはストレッチです。水泳のレッスン&トレーニングまで1時間ちょっとしかありませんが、上半身だけで50分くらい使ってしまいました。本当はあと10分くらいは上半身のストレッチをしたかったのを我慢して、なんとか残り10分で下半身の最低限のストレッチだけして、急いでプールへ。

今日のレッスンは、よりによってクロール。それもキャッチを入れるレッスンが主体。キャッチと言うのは、水を手でかき始めるときに、まず手のひらでしっかりと水を手で押せる状態にする準備動作があるのですが、それをキャッチといいます。

腱板や関節唇の損傷といった、クロールとバタフライの定番の故障がそろっている私ですが、いずれにせよキャッチをしっかりと入れると、どうしても痛めている肩の腱板関係に負荷がかかり、痛い。それでもゆったりと泳ぐレッスンはまだよいのですが、泳ぎこむトレーニングが問題。

今日は、30分でトータル800mと距離は極めて短いのですが、そのすべてがヘッドアップでのクロール。ヘッドアップとは、読んで字のごとく、泳ぎながら顔を前方に向けて、頭を水上に出して泳ぐトレーニングです。これの目的は、腹圧をしっかりと高め、それをキープして泳ぎ続けることです。
水泳の体の使い方で重要な要素の一つに、腹筋に常に力を入れ続ける、ということがあります。厳密には腹筋ではなく、腹筋あたりの体の内側の筋肉で、通常想像される腹筋とはちがい、なんというか横隔膜を呼吸しながら意識的に押し上げると、胴回りの筋肉全体が内側に縮まるような挙動を示すのですが、これが水泳で大切なお腹周りの力の入れ方になります。
ヘッドアップは腹筋周りの筋肉をしっかりと使わないと出来ないので、強制的にその体の使い方をするトレーニングと言うことです。

で、これをやると、実はレッスンでやっていた「キャッチを入れる」と言う動作もやりやすくなります。というか、それをやらないとプッシュ(水の中で腕をかく動作の前半部分)にスムーズにつながるキャッチが入らない、というのが正解かもしれません。

とりあえず、ストレッチのおかげかトレーニングは一通りこなしましたが、通常は痛くない左肩に、チクッとした痛みが。。

これは、良くとらえれば、そこそこキャッチが入っていた証拠ではありますが、それで肩をやられてしまっては意味がない。
肩を痛めずにキャッチを入れるコツは、一つは水泳の基本である「肩ではなく肩甲骨で腕を伸ばす」という動きをしっかり行うことで、肩だけに負荷がかかるような泳ぎにならないようにすること。
もう一つは、肩にそもそも負担がかかりにくい、肩の内転角度を浅くしてキャッチからプッシュにつなぐこと。肩の内転角を浅くするとは、簡単に言うと水中の浅く体の中心に近い位置で水をかくということになります。野球の変化球でシュートがありますが、あれは肩の内転角度が大きな動きが必要となり、多用すると水泳と同じような障害が発生します。

左肩が痛い原因は、キャッチがしっかり入っていたのに、この肩の内転角度を浅くする意識が足りてなかったが故に起きたことだと推測しています。ちなみに肩の内転角度を浅くして、かつしっかりとプル(水を前から後ろにかく動作全体の総称)を行うと、手の小指側を力点にして手のひらで水をかくという大切な動きが連動して行いやすくなるので、私にとっては肩のためにも早く泳ぐためにも必須のアクションなのですが、出来てないということです。

やるべきことが多すぎて、いつもアッチが出来るとコッチが出来ず。。。
一つ一つを丁寧に時間をかけて体に覚えさせることが大切ですが、生活時間と練習時間の奪い合いの中では、なかなか難しいものです。

まあ、そんなことをどうやって折り合い着けようかと考えながら過ごすことも、ある意味でスポーツの楽しみ方のひとつなんだと思っていますけどね。

いずれにしても、ピンチはチャンス。
今回、肩を少し痛めたことで、意識が足りていなかったことへの注意が喚起されたわけですから、良い方に捉えて練習をしましょう。




えー、すみません。
水泳に興味のない方には、まったく眠たくなる日記でしたね。

てなことで、お酒は本日も飲みませんので、明日の家族の朝ごはんでも作って寝るとします。

おやすみなさいませ。

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2022/09/29 11:24
そっか~・・・そういうことなのですね。
気持ちよく受診できる先生に出会えますように!

あ、減酒ね^^

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2022/09/29 11:09
今回一回の診察で結論がもらえるとは、もちろん考えていませんし、明言できる医者がいたら、むしろあやしい。

私が今回ハズレとしたのはそこではなく、そもそも私が診察を受けた理由、リクエストに、まったく触れることなく、何もリクエストしていない腰椎すべり症の手術の話しか一切しない、という態度に対してなんですね。
わかりやすく言えば、ホームセンターに行って店員に「タイルが割れたので、なにか良い接着剤はありませんか」と質問したら、「そんなことより綺麗な塗料があるけどいかがですか」という返事しか来なかった、ということです。実物を見ないとなんとも、とか、割れ方によります、とか質疑があり、結果として満足な回答がなかったというなら良いのです。完全に私の診察を受ける理由を無視していたことが問題、てこと。

断酒はしないのよ。減酒ねw
今晩はお酒を飲む日です。が、まあさほど飲みたい気もしないので、飲まないかもね。
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2022/09/29 07:18
うむ・・・おそらく多くの医者は「10年で3センチ縮んだ原因」について明言しないでしょう。そう明言できるほどの観察期間も「「おそらく」と思えることがあってももし違った場合のことを考えて、会ったばかりの患者には言わないと思います。医者というのは、けっこう慎重に言葉を発するものだし、そうでなければならない職業です。明言してくれる医者が良い医者とも限りませんし、普通は治療のための診療ですから。ただ、長年通っているような先生なら「可能性としてはいろいろあるだろうけど~」と話してくれるかも。そこはやはり信頼関係。人間関係。

私が肩や足が変に痛くなったりした場合は、YouTubeで解消法を探して、動画を真似してやってみているうちに治ってしまったりするんですが、もえーんさんの肩も早くよくなりますように。

断酒できていて、よかった!






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