Nicotto Town



女優の世界を垣間見た話 ☆

仮想タウンでキラキラを集めました。

2022/10/10
キラキラ
集めた場所 個数
ショップ広場 3
おしゃべり広場 10

4択 読んでない ☆


ある人の秘書のような助手のような付き人のようなお仕事をしていた
時のお話・・

たまにその方が依頼されたレクチャーなどのお手伝いをすることもあったのですが・・

ある時、まあまあ有名な往年の女優さんと共演のような形で
朗読とレクチャーのような2人公演?的なもののお手伝いを
人手がないから、と休日なのに半ば強引にさせられたことがあって・・

その時、女優の世界って怖いなあ、と感じたことがあります。

もうおばあちゃん世代の女優さんで優しいおばあちゃん役とか
CMなんかでも上品なおばあちゃん役で結構活躍されていたので
名前はわからなくても見たらあの人、とわかるような女優さんで、
旦那様も大御所、奥様もその年で女優を張ってるくらいなので
かなり芸能界では権威がある、というか女王様的な立場にあったようで・・

楽屋は別々でもいろんなちょっとしたことの優先順位や
何かできつい場面を見てしまい、芸能界の裏の世界って
こんななんだあ・・とある意味新鮮で衝撃でもありましたね・・

まさか実際私に向かって・・的な世界を目の当たりにすることが
あるとは思わなかったので・・

しかも、CMやおばあさん役でも、とても優しそうで、
私も雰囲気の好きな役者さんでその演技?に騙されてたクチなので
あんなに性格のきつい、女王様タイプの方だったとは驚きました。

たまたま楽屋の広さの違いだったり、様々なことが自分が大女優である、
ということを認識したうやうやしい態度で優先的にしてあげないと
口をきかないとか初対面でにこやかで品の良い笑顔だったのに
翌日は楽屋に下がったら鬼の表情だったり・・

これが役者さんなんだなあ、とまあ、全部が全部そうではないにしろ
どんなに不快に思っていても人前に立った瞬間ふんわりした上品な笑顔でオホホ、と言える。
この切り替えにすごいなあ、と感動まで覚えてしまいましたっけ・・

当時はお世話してた方の息子さんも芸能人になったり
色々芸能界とつながりが深かったので、様々な芸能界に巣食う
コバンザメのような人たちや夢や霞を食べても生きていける人など
摩訶不思議世界を垣間見ましたけど・・

まだ、女優さんとの絡みは可愛い方で・・

私も初対面から胡散臭いなあ、と感じた芸能人にたかって
押しかけマネージャー的な仕事をしている頭の先からつま先まで
嘘で塗り固められてるような嘘つき親子との関わりなどもあって・・

私もこれは後々とんでもないことになるかも、と最初から気をつけた
方がいいですよ、と忠告したのですけど、当の本人は冒険を面白がるような
人だったので、そんな化けぎつねのような親子とも親しくお付き合いしていました。

でも、やはり後になってこそっと私に告白したのですが・・
打ち上げやら顔合わせやら、豪華パーティー的なものを、
いつもその親子が企画してきて、お金持ち連中の人たちを集めて
飲み食いした後、精算してきます、とお勘定を確認に行って、
それぞれいくらいくらです、と言って参加者から徴収するものの、
その数字はいつもその女狐親子の2人分の人数を抜いて割った勘定を
みんなに払わせていたそうで、毎度ただめしを食っていたそうです。

それでも坊ちゃん嬢ちゃんのお金持ちばかりだったせいか、みんなそれに
気づいていても、誰も何も言わず、そのままだったとか・・

だいぶ後になって次から次へとその親子の悪行が暴かれてきて
それでも悪口を言わないあたり、まあ、騙す方も騙される方も役者が
揃ってたのかも、の世界なのですけど・・

私には理解できない世界でしたね^^;

光あるところには陰、と言いますけど、お金のあるところには
魑魅魍魎が湧いて、なんだか見た感じからして人間じゃないような
妖怪じみた人種が現実に存在していることを初めて知りました。

そしてもう一つ、現実とは思えないある青年?のお話。
おそらく今は美術関係のプロデユーサーか何かやってるのでは?と
思いますが、当時私が秘書的な仕事をしていた方がとても気に入っていた
有名芸能人を両親にもつ女性に興味のないゲイの青年なのですが・・

長身ハンサムでもなく、見た感じ目立たずオーラも感じない
メガネをかけたひょろっとした文学青年風のゲイなのに、なぜかおばさまがたに超人気で、彼の気をひくために
様々な大金持ちの奥様方が家に招いて洋服のコーディネートを頼み、
どこどこにきていくにはこの組み合わせ、ここにいくにはこの組み合わせ、と。

それで謝礼として月100万以上は軽く稼いでいたようです・・

彼から仕事をねがい出るわけではなく、ヒモ的に有閑マダムたちに頼まれて
コーデの相談にのるだけで1件数十万、豪華で優雅な暮らし・・

これといった定職はなく、当時見せてもらった名刺には美術コーディネーター、
と書いてありましたっけ・・

その後、彼は美術の勉強にフランスに行き、その後日本でいくつかの
美術指導、で名前を見たことがあるのでその世界で生きてると思います。

世の中にお金持ちの好意を受けて、豪華食事もただ、1日行って
洋服選んだだけで相手も満足幸せで数十万の収入・・って・・

こんな一生を送る人もいるのだなあ、と感心した当時の日々でした^^




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