潮騒
- カテゴリ:小説/詩
- 2022/10/10 06:17:10
もうあの日から一年がたとうてしている
あなたとの別れと
孤独との出会い
それから目をそらしていたのか
なります見て見ぬふりをしていたのだろうか
別れの時
あなたは額にキスをくれた
その唇の何という冷たさ
ただの思い過ごしだろうか
あなたも別れが辛いのか
私も手を握り締めた
その手の何という冷たさ
できるものなら
握りしめて暖めてあげたかった
すればよかった
ここは二人が出会った場所
海辺のカフェテラス
席を立って海を見る私に
寒くないですかと
あなたが効いた
今夜もほの寒い
夏が去って秋が来て
そして深まっいく
心地良かった潮風も
今はつめたくなる入り口
たった一人に戻っただけ
あの頃の私に戻っただけ
それがなぜ悲しい
あの頃の事など忘れてしまった
それほどあなたを愛していた
大人のふりをした
強い女のふりをした
でも違った
あなたは気づいていただろうか
多分知っていた
また恋をしたのが悪かったのか
もう泣きたくない
もう演技はしたくない
そんな心の隙間から
また恋が入り込んでくる
キャンドルの炎を見つめて
溶けていく蝋を見つめて
炎のためにこの身を呈す
それもまた悲しすぎる
あなたと見たふ 焔を思い出しながら
お忙しいようですね。大丈夫かな!
休みも自由にとれないのかな?
ゆっくり三連休馬できたのかな?
セカンドさんの詩は、いつも風景が浮かんて来ますね。しずかなのに、小さな音を響かせる様に。悲しみを連れて来るように。
あっという間の連休終わりですが今週も宜しくです♪
そしてハッピーな1週間になりますように☆
旅行に行きたくても体が言うこときかないし!!
もっとも先立つものがありませ~~ん><家に入り浸りww
秋の海
雲が厚く重なり
カモメが低く空を飛んでいる
風が冷たく
潮の香りを運んでくる
その中を思い出がかすめ
一つ一つ私の前を通り過ぎていく
波打ち際にあなたの面影を見ている
あの日のあなたを
その姿は
静かに引いていく波と共に消え去っていく
この悲しさは
この寂しさは
涙に揺れ動く水平線に
カモメは遠く舞っている
あなたとの思い出をついばむ様に
決して手の届かない海の上で