Nicotto Town



運動するとき超大切なこと

また面倒くさい話を書こうとしていますw


読まんで良いです。。。


水泳の仲間と話をしていて、私が泳ぐときに、頭のてっぺんをつかまれて、前に引っ張られているようなイメージを持ってい泳ぐことを意識している、というような話になりました。

なんでそんな意識なのかというと、最終的な表面的に見える動きとしては、やや前傾姿勢の前荷重状態になって、水中に突っ込むくらいの感じの体勢というか進行方向を意識した動きをしたいから、ということになります。
もう少し意識の在り様にフォーカスすると、簡単に言えば「前に進む意識を前面に出したい」ということです。


「前に進む」とは、どういうことか。

水泳って前に進むスポーツじゃないですか。
でも、スポーツとして前に進むという物理状態を、意識の問題として置き換えると、「運動体として自分の体がどこに進んでいくのかというイメージを明確にしないと、その場で手足をバタバタ動かしているだけというか、動的な運動の大きな流れの中に自分の体を放り込めない=前に進めない」ということです。もちろん物理的には多かれ少なかれ進んでいるのですが、意識として止まっているのです。

水泳に限りませんが、陸上でもスキーでも車のサーキットとかでの走行でも、前に進むことを至上命題としたスポーツって、すべて共通してこれが必須だと思っています。

具体的な表現としては、例えばマラソンとかだと、胸から前方にビームを出しているイメージ、という表現を見たことがあります。私はそれを参考にしていました。
100mとか短距離だと、全体としては胸から前方にビームというので同じだと思いますが、スタートダッシュは地面に斜めに倒れ込むイメージという表現を、とある有名なスプリンターが使っていました。確かに、明確に考えてはいませんでしたが、陸上をやっていた当時、そういう感覚があったような気がします。

自分の進行方向というか運動体としての流れのイメージがあって、そこに向かって体を流してきいなから、全体の進行ルートのイメージをトレースしていく感覚です。そういう意味では、自分の運動体としての動いていく先の意識って、自分の目の前にはないんですよね。目の前の進行方向の、そのさらに先。分かりやすく言うと、スキーでも車でも、実は視線って自分の進行方向を見ていない。目の前にある進行方向ではなく、その先の進んでいく先を見ていて、そこ向かうルートに、運動体としての自分の体をどうトレースしていくか、その「流れ」を見ている。
具体的に言うと、スキーのターンだと、自分の進行方向ではなく、いまから行うターンを終える地点辺りを見て滑っている。
車だと、コーナリングをする時、自分の進行方向ではなく、コーナーの出口というか、コーナーの終盤の方を見ている。ちなみに、そういう意識でコーナリングをすると、実はコーナリングを始めた最初に切ったハンドル位置から、もうほとんど動かさない。曲がっている最中に修正舵をあてないんです。修正舵を当てないというよりも、コーナーに進入する前の時点で、もうハンドルの舵角がこのくらいというのが見えてしまう。連続するコーナーだと、いまから曲がるコーナーの、その次のコーナーにもう意識も目線も半分向かっている。まあ、サーキットや峠を限界(自分なりにw)で走るような時は、細かい修正舵をあてますけどね。
皆さんも、高速道路とかを車で走る時に、これを意識してみてください。カーブだけではなく、直線でも同じ。自分の進む遥か先を見て、そこに向かって走るイメージを持つと、驚くほどハンドルを動かす量が減ります。

水泳も、高速道路の直線の話と同じく、スキーや車と違って直線的な運動のみですが、同じことなんです。自分の体が、大きなの流れの中で、運動体としてどう動いていくのかのイメージ。クロールや背泳ぎは直線的な泳ぎなので、まだ意識がしやすいのですが、バタフライとか平泳ぎは上下にうねりながら泳ぎます。その時に、自分の体が手先から足先まで、全体の運動の流れの中で、どこに向かって、どう動いていくのか。。。
いずれにしても、水泳は自分の進行方向を見ることができないので、より一層に体の動くその先のイメージを持つことが大切なんだと思います。

水泳の姿勢の基本として、「骨盤後傾」という表現があります。
簡単に言うと、腰を反らせてはいけない、腰を支点に上半身を曲げて前傾姿勢をとれ、ということを表現しています。確かにそうなのですが、私の感覚だと「骨盤後傾」という静的な体の形を意識するというより、自分がどこに、どう進むのかというイメージを持って、そこに向かって最速で進める体勢をとると、自動的に骨盤後傾となり、やや斜め下に向かって水中に刺さるような前荷重の体勢に「なってしまう」、というのが本来なんじゃないかと思ってます。そしてそのために私にとって必要な意識というのが、頭のてっぺんを持たれて前に引っ張られているイメージ、なのです。間違えてもオデコでも後頭部でもない。まさに脳天。
実は脳天って、物理的には頭のてっぺんなのですが、そこを引っ張られるイメージを持つと、微妙に前斜めというか、前傾姿勢気味の感覚になるんですよ。つまり、意識としての頭のてっぺんって、物理的な脳天よりも、わずかに後頭部側になるんです。
なので、そこを前に出すイメージになると、自動的に微妙な前傾姿勢になり、その体勢をとろうとすると自動的に腰は反らずに逆に後傾気味となり、その骨盤後傾状態=前傾姿勢を保とうとすると自動的に腹筋に力が入り、腹筋に力が入ると自動的に体のバランスが一直線となり、そうなると腕を肩甲骨から動かす大きな動きをしても自動的に上体はブレず、さらに自動的にキックがひざから下だけ動かすような足先だけのキックではなく、お腹の直下から動かすようなダイナミックなキックになる。。。 そういう水泳の大切な基本の動きが、全てが連動していく。

そして、いま書いたようなことをイメージしようとした時、ほんとうに物凄く大切なことがあります。それは、そのイメージを曖昧な感覚で、なんとなくやるのではなく、「言葉にする」ということです。

思考せよ、ということです。

思っただけでは曖昧なただのイメージ。それは全く何も考えていないのと同じです。「思った」ことを、自分が論理として理解できるように言語化する。そのプロセスで、やろうとしていることの意味を掴む。それが「考える」ということで、これが本当に重要だと思います。



えー。。。
長々とくだらない話を書きしたが、いちおう理屈としては合っているんじゃないかと思っています。ですが、だからといって私が速く泳げているわけではないので、それは単に才能と練習不足というオチかと思われます( i _ i )

おあとが宜しいようで。。。

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2022/10/14 16:07
いまからでもw
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2022/10/14 16:00
そうですね、上書き、まさに。
繰り返し意識して行うことで、自然とできるようになっていく。

大学生の時、スイミングスクールの講師にちょこっとクロールを教えてもらったんですが、それでその夏は自分史上一番上手にクロールが泳げて、家族にも驚かれたんです。
が・・・常に泳いでいるわけじゃなく、反復練習しないから身体に叩きこめてなかったみたいで次の夏にはまた下手クソに戻ってました・・・。
あれはもったいなかった!!
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2022/10/14 13:43
ちょっと書き直しました。少しだけですが。。

とにかく、目に見えている現象(からだの見た目上の動き)や、部分に分解した動きでイメージを持たない、ていうのが大事なのかなと思います。もちろん見た目の形や部分で考えるんですが、それが体の全体の動きにどうつながるのか、そしてスタートからゴールまでのプロセス全体にどう組み込まれるのか、という意識を必ず並走させないといけないのかな、という話です。仕事でも何でも、ぜんぶ同じかな。

>身体のクセはなかなか治らん
そうですね。たぶん治すというよりも、目指す形に向かうための単純な練習というか動きをひたすらに繰り返して、体に上書きしていく感じなんですかね。
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2022/10/14 08:49
そういえば、、、、ヨガでも毎回先生が理屈を説明してくれるんだよなあ~~~・・・・

わかっちゃいるけど、身体のクセはなかなか治らんwww

でも意識することが大事。



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