包丁ファインチューン+あんなことやこんなこと22
- カテゴリ:日記
- 2022/10/29 18:56:46
先週ちょこっと触れておりました、牛刀と柳刃包丁。今日研ぎ屋さんが来ていたのを発見したので、すかさず依頼しました。
メーカーの方針か、元々本格的な刃が付けられていない(と巷で言われている)我が包丁。仕上がったものを拝見しましたら・・・おもわずニヤリとするような仕上がりでした。表で刃物を見てニヤニヤすると通報されそうですので、車内でこっそりニヤつきました。特に牛刀は重量バランスも変わりました。菜切包丁がそうだったように、きっと良いものになっているはず、と、期待しまくりです。今日は方々回ってくたびれたのでやりませんが、使用するのがとっても楽しみです。
○もはや第何次かわかりませんが、断捨離サイクル到来中です。今回はついにキャンプ用品や釣り道具に手が入っています。もちろん必要と思っているものは残すのですけど、かなり大胆に処分する予定。
○月参り(福助は旧暦でやってます)近隣5社参拝。明日は遠方2社予定。天皇賞(秋)までには帰らねばw
○神棚を買い換えることにしました。先週素人宮大工が修繕したのですが、その後他の破損部分が発覚。他に転落時の汚れなどもあるもので、やむなしかと。後継は概ね内定。お祓い先も概ね内定。あとは置いてみてどうなるか。
○懸案だったアルマイトのやかんを買いました。揺るぎない昭和のカタチが心を引き締めます。蒸気が立つと、全身でその状態を知らせてくれます。きっと笛なんかいらないんです。特にこれから高周波難聴になるであろうワタシには尚更www
サラリー優先。これは宿命。T T
趣味は日本に置いておきます。
訂正です。
BuckのGuideは425Mか420HCみたいでした。
何かと混同したようです。
そうか、アヴィ工房・・・あれこれ心惹かれる道具をお持ちでしたね。
ミシンもこの方向の道具なんですよね。
いよいよ現地にもつくりますか>工房
方です。ドロップポイントとヌードエッチング。素敵です。
あ、ATS-34でした。
やっぱりやや硬いです。私には。
きちんとした刃付けにはかなり神経を使います。
オイルストーンに吸い付く感触が弱い気がして、手首に力が籠って
しまいます。ATS-34は440cの後継鋼材のような立場で扱われること
があったように聞いていますが、ナイフとオイルストーンに馴染みの
浅い日本人の手には現実的に余ったようです。(当時)
ナイフ鋼材としてのスペックは申し分ないと思います。
私が440cを好むもう一つの理由は色です。
これは関係ないですね。
うちの工房には440cのプレートや切り抜いただけの作りかけの部材が
沢山あります。
一番気がかりなのは過去にブログでも語ったサンカのウメガイ。
モックまで作って本腰を入れたのに、切り抜いたまま放ってあります。
両刃が禁止になったからです。
熱処理をどこでやるか・・抜け道はないものか、アメリカでやるしか
ないかも。
硬度70・・・もはや想像がつきません。
私は素人なんでよくわかりませんが、今はさすがに実用ってないでしょうから、刀工さんの仕事としても、神社奉納用の刀あたりが中心なんでしょうかね。先般当地の鹽竈神社に行った際に神社の博物館で、歴代の奉納刀を見ることができました。それらがどんな性能かはわかりかねます。しかしアヴィさんの言葉を聞くに、行き場を失った技術が確かに存在するわけで、まだ維持できるのであればそれらが失われないよう、祈るのみです。
ところでATS-34あたりはいかがですか。私、最初に持ったナイフがBuckのGuide(旧名はFisherman、らしい)で、それが確かATS-34。結構スキな味わいなもんで☆
特に現代刀工は地に装飾を描こうとするあまり、柔らかい刀を打つことが
出来ません。手応えの良くない使い心地の悪い刀ばかりです。
一方でナイフ界もそう。65越えは常識。自身で研げないナイフをどうし
ようというのか。
で登場するのがダイヤモンド砥石です。オイルストーンではもう無理。
丸い刃でも刃が付けば・・という体です。
だから私は440C以外使いません。それでも丸焼きはしません。
地と棟は硬度を抜くよう熱処理屋にたのみます。
あぁ〜愚痴ってしまった。ごめんなさい。
それがバタバタしてたり良さげなサクや肉に出会えず、実戦投入には至っていないのです。
ちなみに名刀をペーパーナイフにするワタシが、意を決してこのシリーズのペティナイフ(61ぐらい)をじわじわと研いでいます。結果、次の通り。
・まあプラスアルファの要素はあった
・ペティの質量が上がったかもという錯覚があった(減ってるのにw)
・見た目は良くない
さておき菜切包丁のときには直線性(?)の向上とか刃の入りの感覚的な過渡特性向上がありましたので、期待は増すばかりです。近々触れられると思います。
アヴィさんはやはり鋼をお使いなんですね。ワタシはまだ使ったことはありませんが、白もやはり硬いのか・・・青紙スーパー、うむむ・・・包丁じゃないけど、きっとアヴィさんが触れているであろう玉鋼なんかはどうなのかなんて思ったり・・・想像も付きません。
使い心地は如何ですか?^^
本格的に刃付けがしてないと言われている某メーカー。
チューンナップのご感想お聞きしたいです。
私も研ぎは好きなのでしょっちゅうやっています。
私のポリシーは柔らかい刃の物を柔らかい砥石で研ぐというもの。
安来鋼は青も白も得てして硬いなあ・・と思ってしまいます。
65辺りになると実際かなりの練度が必要です。
柔らかい砥石を使うと、研ぐ度数倍の労力をかけて砥石直しを余儀
なくされますが、それもまた良しと思っています。
青紙スーパー・・論外です><
確かに・・・さほど経験値は高くありませんが、おっしゃることは理解できるように思います。幸い今の包丁は好相性のようです。
↑のようにおっしゃられるのは大変恐縮です。この包丁たち、一層大切にしていこうと思います。
包丁を大事にしておられるのが伝わりました。
何となく感じる程度です。効果まではわからず・・・経験値蓄積中です☆
研ぎ屋さん、一度出してみて損はないと思います。
微妙に曲がって切れるのは、研ぎ方もあるかもしれませんし、無理な力をかけて使ってしまった影響かもしれません(ワタシはこの経験アリです)。←は刀身の素材でも変わってきますので、素人のワタシには対症療法しか思い浮かびませんです。
ちなみにワタシが研ぐと包丁がペーパーナイフになってしまうので、研ぎ屋さんは必要不可欠w
そういえば、昨日包丁の話が出て、とても切れ味がいいのに
微妙に曲がって切れる包丁・・研ぎ方の問題だとかで・・
研ぐ人の癖で微妙に包丁の刃が曲がって癖が出るとかいう話でしたっけ・・
福助さんの研がれた包丁で次にできるお料理はなんなのでしょう?
楽しみですね^^
アルマイトのやかん。
懐かしい・・^^