怒涛の日々
- カテゴリ:日記
- 2022/11/04 08:48:13
11月2日水曜日午後
夫より入電
「急に腰が痛くなって歩けない
タクシーで帰宅中
近所に整形外科はあるか?」
歩けない人が町医者の整形外科じゃダメであろう。
近所で大きい病院、ということで東京北医療センターへ行くようアドバイス。普通に行ったら今診察時間じゃないので救急で入るようにとアドバイス。
私も北医療センターへ向かう。
北医療センターへ着くと、病院の車椅子に乗った夫がいた。
長傘を持っている。杖代わりにしてきたらしい。
「タクシーから降りるのもやっとこさっとこ。
動けないでいたら、見かねた救急隊員が助けてくれた」と言う。
北医療センターはコロナ患者を受け入れているので、次々救急車が着く。
その隊員の人たちが、動けない夫を見て手助けしてくれたらしい。
3時間くらい待たされてようやく診察。
この状態で帰宅されても困るので、診察を待つ間、歩けなくて激痛なら入院をしてほしいとずっと言っていた。
しかしこの状態で家に帰るんだと言い張っていた夫であるが、MRIの結果を見て考えを改めた。
背骨が腰のあたりでずれている。
写真を見ると恐ろしい状態。
何したわけでもなくいきなりこうなったらしいが、徐々にこうなっていったのではないかという医師の見解だった。
っここからがとんでもない話。
病院側は
「満室で入院できない、帰ってくれ。」
私は
「ウチは二人家族で坂の上に家があって、私では連れて帰れない。私はプジャール結節でモートン病で腰も悪い。身動き取れない夫を連れて帰れない、入院させてほしい」
病院「家族でも友達でも呼んで、連れて帰ってくれ」
無茶苦茶である。
私「夫は関西出身で家族はここにはいない。私の家族は要介護1の両親が二人、私はその面倒も見ている」
弟の存在は隠した。弟なんて言おうものなら、弟に連れて帰らせろと言われかねない。
押し問答の末、差額ベッド代1万5千円の個室なら開けてやるという。
夫もそれでいいから入院希望と言う。
病院側の対応はとてもひどく
「とりあえず入院させるけど、明日は休みだから、4日木曜日に整形外科を受診して、その判断で、ほかに転院してもらう。
どっか遠くの病院になると思う、それでもいいなら入院させてやる」
どっか遠くの病院、なにそれ。
空きがある病院を探して転院することになるかもしれないし、遠いかもしれない、と言うならともかく。
まあ、入院できるなら助かった。
しかし、放置されること長時間。
忙しそうにも見えないが、ぶらぶらしている職員がいっぱいいるが、とにかく連携が悪い。
16時に病院に到着して、入院できたのは23時近く。
私は入院手続きの後、トンボ帰りして入院したく。
夫は夕食も食べていないので、おにぎりや麦茶を差し入れる。
もちろん私も何も飲まず食わず。
その後家に帰ったのは12時。
動けないのでおむつ着用の承諾書まで書いた。
11月3日
夫にスマホ充電器と新聞を渡してもらうためにナースセンターへ。
コロナを警戒して、受け渡しはすべてナースセンター経由。
疲れ果てた私は、上野の東京文化会館でピアニスターヒロシのリサイタルへいき、客席で爆睡。
すまん、ヒロシ。
客席の客層は老女ばかり。
綾小路きみまろの客層と似てる。
ロビーには池田理代子からお花が届いていた。
昔二人は一緒にリサイタルやってたよね。
あいりーさん、見に行ったって言ってたよね。
11月4日
これから病院へ。
整形外科の診察。
どっか遠くの病院に転院させられるのかも。
夫には申し訳ないが、家で一人でいられて、天国。
家でこんなにのびのびできるの、初めてかも。
私の肩には3人の介護がのしかかっているのかもしれない。
出奔しようかしら。
ピアニスターヒロシと池田理代子のコンサート、覚えてないの?
いろいろ感想聞いた記憶があるわよ~
そのコメントはまだ続きがあるみたいだから読んでから書かせていただくわ。
ピアニスターヒロシと理代子先生のコンサート?!!
私が行ったの?!
うううむむむ・・・。言われてみればそんなことがあったような気が・・・してきた。。。
ああ、自分の記憶力がまじやばいわ!!
それが、いざ入院すると、最初の話と全然違ってきて、
どうも病室は空いているらしい。結構空いているらしい。
空いているけど、空けとかなきゃいけないから空けてあるとか何とか言っている。
でも、ここはコロナ病棟じゃないのよ。
コロナの為に空けてあるわけじゃないの。
重病患者の為にもしもの為に空けとかなきゃいけないんだって。
歩けなくなっちゃって身動き取れない激痛患者は重病患者ではないとの判断らしい。
車椅子も貸せないから車椅子から降りて医療タクシー呼んで帰ってくれ、って言うの、ほんとひどいと思ったわ。
その後の話は続きで!!
いやいや、現在進行形で、たぶん今日もすごく大変だったでしょうね。
お疲れさま。
それで、違う病院に転院になったの?
「どっか遠くの病院」という表現はどうかと思うけど、きっとコロナ対策で
病院も大変なことになっているんでしょうね。
遠くの病院だと、パクチーさんがまた大変になっちゃうだろうけど
どうせ今のうちはまだコロナで、面会はできないんだろうから
旦那さんに呼びつけられるようなことはないのかも、どうなのかな。
コロナ、また増えてる。
うちの方も警戒レベルが大きく上がったよ。
母の施設にも、またコロナ陽性が出たんじゃないかなぁ。
洗濯物の受け渡しもとうぶんお休みします、と言われてしまった。
パクチーさん、
無理しないで、適度に手を抜いて
自分が倒れないようにするのが肝心だと思うよー。お大事に。