囚われ人形
- カテゴリ:きせかえアイテム
- 2022/11/04 08:50:50
う…うぅ…ダメ、やっぱり自分では動かせない。。
私は普通の女の子だった。
そう、あの人に会うまでは。
あの人は突然現れた。
うぅん、実際はだいぶ時間をかけて私を観察していたのかも。
「君は美しい。僕の物になりなさい」
その後、気を失って気づいたら操り人形になっていた。
口の端々を縫われ、言葉を発することもままならない。
「あぁぁ…うぅ!」
「そうかそうか、君も僕の物になれて嬉しいんだね」
私は彼に、敵意に満ちた鋭い眼光を向ける。
「そうか、まだ分かっていないんだね」
「君はここにいるのが一番幸せなんだよ?」
「ん…ではチャンスをあげよう」
「ナイフとハサミを持たせてあげる」
「自分で操り糸を切れたら逃げられるでしょ?」
「僕の領域から出れば、君は元の人間に戻れるよ」
冷たい笑みを浮かべると、彼は部屋から出て行った。
何度も何度も何度も…糸を切ろうと模索した。
どんなにあがいても、操り人形の私は自分で動けない。
日に日に憔悴して諦めかけた頃、
人形と思われる男の子と女の子が部屋にやってきた。
「僕たちが逃がしてあげる!」
「私たちが逃がしてあげる!」
あなたたちは誰?
「僕たちはだいぶ昔に囚われし者」
「私たちはだいぶ昔に囚われし者」
私を逃がして、あなたたちは大丈夫なの?
「僕たちは心配ない。さあ、目を閉じて…」
「私たちは心配ない。さあ、目を閉じて…」
寒い…寒い……
目を覚ますと、私は森の外れに横たわっていた。
あ、、自分で動くことができる!
「あ…あぁ、私、戻ってこれたの!?」
口の縫い傷もなく、声を発する事もできる。
「悪い夢でも見ていたのかしら?」
立ち上がると、ハラハラと赤い糸が地面に落ちた。
思わず口元を触り、再度確認する。
かすかな痛みが残っている感覚に現実の出来事だと確信する。
ありがとう…
私はあの人形たちに心からのお礼を呟いた。。
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シーズンガチャ、口元の縫い傷でお話を作ってみました(´艸`*)
こんにちは♪
ママンに褒められるなんて…照れちゃう(*ノωノ)
気が向いた時にふと書きたくなるけど、
短編しか書かんし、目に留まる程の文才ではないのだ(^^ゞ
思わず読み込んでしまったわ!
文才あるのね♬
是非ここでプチ小説を書いてみるとどこかの目に留まるかも!!
読んでくれてありがとー(◍•ᴗ•◍)
妄想癖が半端ないからw
演劇も脚本もやっとらんよ〜
そんな立派なものではないのだ。
でも、想像するの楽しい(。・ω・。)ノ♡
すごいね、こんなお話書けるなんて☆
舞台女優さんが演じてるのを見たくなるストーリー。
もしかしてランちゃん演劇とか脚本やってた?
おはよう!
褒めてもらえて嬉しいよ~(≧∇≦)
コーデもお話も考えるの好きだから、こういうの楽しい!
いつもは脳内完結してるけど、今回は書いてみたよ☆
☆(❋꒡꒡❋)おはようございます☆
わ~~~~~!!
ランドちゃん、文才あるわ。
こんなにショートなのにちゃんとストーリーが完結してる。
凄いな~。
口元の縫い傷からこんなお話ができるなんて、(✿☉。☉)びっくり!!☆
しっかり楽しめたよ。
☆。◕‿◕。)ノ♡☆,。・:*:・゚ありがとう☆彡
コーデと物語、しっかり見てくれて嬉しい♪
コーデと同時に物語も構築されたので、
リンク制は高めにできたと思う(´艸`*)
続編!考えてもみなかったΣ(・□・;)
あるとしたら…この少女が男の子と女の子を救出に行くとかかな??
ね…ラストどうするか迷って、逃げる方向にしたよ。
謎の男の正体は…|д゚)
コーデにあわせたストーリー考えるの好きだから、
ついついやってしまう(;・∀・)
可愛いって言ってもらえて嬉しいのだ(*ノωノ)
お話、時間がある時にでも、どーぞ♪
物語読みながら、コーデ見る、また先に読み進んでコーデ見る
というのを繰り返しちゃいました。
その後の続編も読みたくなりました。
謎の男の正体は、いったい?
ランドちゃん オリジナルストーリー お上手だわ~(*'▽')
お話はあとでゆっくり読ませて~^^駆け足ですまぬ~
短編だけど、ゾクゾクしてくれたなら良かった(*´▽`*)
ラスト、暗いまま終わろうかな…とも思ったけど、
一応、良い方向にしてみた☆
ゾクゾクした!(,,◕ ▿ ◕,,)