密会
- カテゴリ:恋愛
- 2022/11/07 06:24:00
誰にも秘密の二人だけの時間
約束の日
二人だけの秘密を待ちわびて
不安や心配もあるのだけれど
それ以上に胸がドキドキ心が揺れる
服装は髪型は、どうしょう?
自分がどう思われてしまうのか
嫌われてしまうのでは?
思う気持ちのままなら
嫌われる事もなく
このままでいた方がよいのだろう
けれど、どうしょうもなく気持ちが揺れる
待ち合わせ場所
予約された部屋
相手を思い想像、妄想した事
叶わぬ夢だと思っていた
いけない事だと、わかっているのに
それを期待して止められない気持ちがある
予約された秘密の部屋の扉
その扉の向こうには、何があるのだろう?
遠く過去にある記憶は薄れ
その断片が蘇っては消えていく
普段の生活から非現実の空間へ
昼間だというのに薄暗い密室で
アイマスクを着けて
『さぁ、こっちへ おいで』
そう言われて、そっと抱き寄せられる
想像し妄想した事の現実に
胸の鼓動が高鳴るのが自分でもわかる
『アイマスクで見えないから少しは
恥ずかしくはないだろう?』
優しい声で、耳もとで
そっと囁くように言われ
よく来てくれたね、ありがとう
とっても会いたかったよ
今日までに、どんな事を想像していたの?
それで、そんな時は どんな気持ちになるの?
大丈夫、心配しないでいいよ
私を信用して、正直に答えてごらん
そうなんだぁ
私も君を思い想像していたよ
今日は、どんな事をしようか?
きっとお互いに想像、妄想して
してみたい事、されてみたい事が
沢山あるよね
限られた時間だけれど
素敵な時を二人で過ごそうね
ぽっかりと空いてしまった空間を
お互いに確かめ合うように
時には私の指示に従い
愛の奴隷のように
時には淫らになって
私に求め大胆になり
二人だけの秘密
お互いを信頼、信じて
心も身体も相手に任せて
二人だけの秘密の密会を楽しもうね