Nicotto Town



異変

また水泳の色々考えましたって話です。

必要に応じてお読みくださいw

肩が痛いので腕を動かして泳げません。
だから、ひたすらキック練習。

なのですが、キック練習をするにも、実は肩を使う。

肩を回転させる動きはしませんが、腕を前に前に持って行って、水泳の基本姿勢である、いわゆる蹴伸びの姿勢(泳ぎ初めに壁を蹴ってビヨーンと水中を伸びていく、あの姿勢)をとるわけですが、その腕を前に出す(立った状態で言えば、真上に上げる)時点で、もう肩が痛い。

しかし。

この時点で肩が痛いというのは、実は蹴伸びの姿勢が間違えている、ということ。

浮いた状態でただ腕を前に伸ばすという動きは、ほぼ肩の動きしか発生していません。つまり、もっとも大きな可動域を使った腕を前に出すという動きを、肩関節の動きだけで行わないとならない、ということです。
伸びている姿勢だけではなく、その後で腕をかくという動作につなぐためにも、ここでやることは肩を動かすことではなく、肩甲骨を動かすこと。肩甲骨を、肩の動きを伴わず=肩に力を一切入れない状態で、肩甲骨を動かすために存在している筋肉のみを動員してしっかりと背面側に持ち上げるように寄せ、そしてそのまま肩甲骨を前にスライドさせる。そのスライドも、決して肩の筋肉で行わない。

いや、そんなの分かってたよ、やっていたよと言いたいところですが、全然わかっていなかった、出来ていなかった、ということに気が付いてしまいました。

この肩甲骨の動きのことを理学療法士に言われて、あれこれとやっていたのですが、まあこの「肩甲骨を動かすためにある筋肉だけを動員して肩甲骨を動かす」とうのが難しい。なぜなら、その動きで重要なのが、人間が意識的に動かせるアウターマッスル(外側に見えている、ムキっとしたカッコいい筋肉)ではなく、もっと体の深部にあるインナーマッスルだから。肩を動かすにしても、三角筋のようなアウターマッスルではなく、肩の基部にあるインナーマッスルを動かさないとならないのです。
果たして私がそれらがどれほど出来るようになっているのかはともかく、すくなくともそういう動きを意識しながらストリームラインを作るようになったわけです。

そしたら。。。

もう、全然姿勢が違う。自分でもわかる。
あ、いま自分は、TVやYouTubeで見ている、本物の水泳選手のあの姿にそれなりに近い体勢になっているはず、というのが。

そして、自分でも驚いたのが。

今回の故障でキック練習ばかりをしていますが、ターゲットは単純にキ4泳法のキックの練習とキック力やスタミナの向上であるとともに、メインは苦手な(と思っている)スタートダッシュをかけるための水中ドルフィンキックを練習することでした。なので、フィンをつけて色々なドリルをしながら練習をしていました。
なのですが、まさに昨日の練習の中で「肩を寄せるってこういうこと?」ということの正解に何となく近づいたような姿勢のストリームラインが取れてるかな?と思いながらキックを打ったら。

全然ちがう。
一瞬、自分の体に何が起きたのか分からなかった。

なにかを意識したわけではないのですが、泳いでいる本人が「え?」って思うほど、明らかにキックの打ち方が変わっている。
「お腹からキックを打つ」とはいうのは良く言われる表現なのですが、昨日生まれて初めて「あ、お腹で打つってこういうこと?!?!」という実感がありました。今までもやっていたつもりだったのですが、全然ちがったようです。

はたして、またそれが再現できるのかどうか。。。
昨日は肩が痛くなってきたので、その「え?」が25m2回くらい出来たところで練習を切り上げてしまったので、再現できるのかどうかが不安というのと、実は全部私の勘違いで、ぜんぜん正解じゃありませんというオチが不安w

なので、こんどコーチにチラッと見てもらおうかなと思っています。
ていうか、バタフライの選手だったコーチのレッスンって、今日なんですけどw


さて、夕飯を作るか。。。

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2022/11/11 19:28
>ごまさん
私が前を見ない理由を、もうちょっと言うと。

ネガティブな理由
・単純に水の抵抗を減らすという意味で、ストリームラインとしてNGだと思っているから。
・顔を上げれば必然的に体が反る水泳で厳禁の姿勢に向かってしまうが、それを押さえるテクニックがないから。

ポジティブな理由
・以前もさっきも書いた、しっかりと頭を入れて脳天を引っ張られ、とにかく水中を一直線に突き進むという感覚を体に感じさせながら泳ぎたいから。特にクロールですね、その感覚を持ちたいのは。


進む感覚を目ではなく体で感じたいので、なんなら本当は目をつぶって泳ぎたいくらいです。
とは言え、まったく真下を見ているわけではなく、やはり前を見ることはしたいので、若干前方を見ていますが顔を上げるというよりも視線を向ける範囲で見ます。でも見てしまうと、どうしても連動して顔を上げようと無意識にしてしまうので、本当は見たくありません。

この辺は、好みというか当人の考え方なので、どれが正解とも言えないかと思ってます。ただ自分が前を向く時が来たとしたら、それは完全に上級者というレベルに達し、さらに上に行くために何かをしようとした時、です。たぶんw
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2022/11/11 02:45
>ごまさん
体感? 体幹? まあどっちも大事ですw
実は、私はあまり前を見ない派です。以前は前を見ていましたし、それで体のブレが押さえられるなど色々と効果はあるということは、それこそ体感的にある程度は分かっているつもりです。ですが、あえて前を見ない選択をしました。バタフライでも、呼吸の時も顔を前に向けることは極力しません。常に頭の位置というか目線は、真下よりやや前あたりです。
しばらく前の日記にも書きましたが、ちゃんと前を見るのは、水泳だけではなく車の運転でも非常に重要なことです。でも私は、前を見ることで失われてしまう「突き刺さるように水の中を進む」という感触の中で泳ぐことを選択しています。前を見ないということは、本当に不安定です。だからこそ、体幹に正しく力を入れ、揺るぎない、でもしなやかな棒のようになって泳ぐ必要があるのだと思っています。
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2022/11/11 02:28
>とんとんさん
水泳に限らず筋トレでも何でもそうですが、筋肉は「ここを動かす」と意識して動かすものです。
腕を前に出す、と言葉で言うとそれだけですが、どの筋肉を使って、どう前に出すのか。そのために必要な筋肉を「ここを動かす」と意識して動かさないと意味がない。というよりは、それ以外の筋肉動かさない、と言う方が適切かもしれない。そのピンポイントの筋肉を動かすことそのものの練習も結構するんですよ。
わたしは、肩甲骨を動かす筋肉だけを動かす、の練習をお風呂の中で水の浮力を援用したり、寝たり立ったり姿勢を変えて、腕の重量の支え方を変えたりしながら、どうやったら上手く動かせるのか研究中です。
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2022/11/11 02:22
>虹 の 夢さん
と思ったのですが、本日は調子が出ず。。。
でも体が昨日の感触を覚えているので、「なんか違う」と認識できるので、それは大きな拠り所ですね。
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2022/11/10 22:14
水泳って体感が大切ですよね。
最近意識しています。あとは目線。前を見ること
ついつい下を向いてしまいがちです。それだけでも効果はあります。
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2022/11/10 19:38
インナーマッスルかあ~
アウターマッスルとはアプローチが違うんだよね?
ヨガでも意識して動かすのと意識しないのとでは使われる筋肉が違うって言われますが
家に帰ってくるとみんな忘れてるwww
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2022/11/10 16:52
もえーんさん、こんにちは。

何か「正解」に近い所を見つけたのですね。
すばらしい!!!



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