Nicotto Town


しだれ桜❧


微かな南風ー7

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ご主人様が用意したといいう バイクとトラックをガレージでアルフレッドは点検していた


砂漠用に改造したというだけあって タイヤ サスペンション エアクリーナ
そして大きな燃料タンク 

「なるほど 砂漠用というだけあって 補給なしでかなり走れるな」とつぶやくと
胸ポケットの携帯が鳴った

「もしもし アルフレッドでございます」

声の主は スズラン様だった
「アルフ 今日もし時間が合ったらお会いしたいのですが お時間はございますか?」

「はい 20時くらいでしたら」
「私もそれくらいがありがたいですね」

どうやら 仕事も終わって時間が取れそうだとおっしゃったので 20時にお会いする約束をしてアルフレッドはまた点検に戻った

装備品のリストをチェックしていた そこへまた携帯がなった
「おや 今日はお客様がおおいですな」

「もしもし アルフレッドでございます」
今度はころね姫だった
「アルフ 今日20時ごろにお会いできません? 実はスズラン様とお会いしたいので 橋渡しをお願いしたいんです」

アルフレッドは話を聞きながら 右眉をひくりと動かした

「それは好都合でございます 先ほどスズラン様からもご連絡がありまして 20時にわたくしの部屋でお会いすることになっています」

「あらそうなの じゃ 20時にお邪魔しますね」 

「お待ち申しております」

今日のお茶を何にするかな と思いながら 先日のスズラン様の言葉を思い出してた
「私 子供の頃から妖精が見えるんです」

その一言が 色々教えてもらった内容とはかなり毛色の変わった話題だったので印象に残っていた 不思議な才能をお持ちのようだ 
というのがアルフレッドの印象だった 
なんでも最近も 行ったこともないお店の前を通っているとき 突然頭の中にリアルなイメージでこのスカーフが呼んでいるって感じるそうな それでそのお店に入ると イメージ通りのスカーフが飾ってあるのとおっしゃる
ころね姫も特異な才能をお持ちだが スズラン様も これもご縁ですかな

さて この間手に入ったアッサムティーをお出しすることにしよう

アバター
2022/11/25 18:33
ミルクティー承りました^^
アバター
2022/11/25 03:05
小説分類で観ていなくてこちらもやっと気が付きました(; ・`д・´)
せっかくしーちゃん分けてくれてたのにごめんなさい。気を付けよう!

スズラン様はやはり昔から素質が合ったみたいですね。
姫からスズランさんにアクセスしていたのか(´艸`*)
スズラン様は妖精さんが見えたのか・・・。ちょっと羨ましい✨
何かする前に見えるっていう感じはたま~にあるかな?
夢で見てその日にその言葉とか物が出てくることが時々あったりします。
偶然かもしれないですけど。
アッサムティー私も淹れてもらいたいです~ミルクティーにしたいのでミルクもお願いします~♬




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