気分をアゲる
- カテゴリ：日記
- 2022/11/15 00:36:32
昨年の夏にヤフオクにて購入した、レッツ4パレット。
いわゆる、原付バイクというやつですね。
走行距離3000kmちょっとのものを買いましたが、1年間で2000kmほど走りました。
で。
デザイン的にはまぁまぁ可愛いのですが、のっぺりと地味なデザインでもあります。なので、気分転換のためにステッカーを貼ることにしました。俗にいうステッカーチューンというやつです。
イメージは、二昔くらい前のレーサーなのですが、何をどう貼るのか一か月ほど吟味。
たかがステッカーとは言え、特に古いデザインのもの（どのメーカーも、マークは創業当時から何度か変わっていることが多い）は比較的高額なものもあるので、何も考えずに集めると、ステッカー代だけで数万円、下手したら10万円単位になってしまいます。なので、安価に購入できる範囲のもので、なるべくイメージに近いデザイン的なバランスになるように組み合わせを検討するのが一苦労。
さらにもう一つ、ステッカー選定にあたって考えることがあります。この辺を全く考えずにステッカーを車やバイクにべたべた貼る人が多いのですが、そもそもレースカーなどが貼るステッカーは、そのチームについているスポンサーのマークです。つまり一台の車やバイクに、同業他社のメーカーのステッカーが共存することはあり得ないのです。例えばガソリンメーカーのシェルとエッソのステッカーが一つの車に同時に貼られることは、絶対にない。このことも考えながらステッカー選びをすると、ますます面倒なことになります。
そしてステッカーを選びつつレイアウトデザインも検討しますが、PCの写真ソフトで購入候補のステッカーの画像を使って試行錯誤。バイクの真横、正面の写真に補助線を何本も引いて、全体的なステッカーの位置関係のバランス、どこにどのステッカーを配置するのかの選定、細かいステッカー間の距離や角度などなどを、細かく検討しました。
そして用意したステッカーの数は約50枚。何枚かのステッカーがセットになって１シートに印刷されているものもあるので、もともと多くのステッカーは使わない予定でした。
さて、実際に貼り付ける段階になると、今度は正確にデザイン通りの場所に貼り付けるため、バイク本体をメジャーで計りながら、セロハンテープや紐などでガイドラインを車体に貼りつけ、そこに合わせてステッカーを台紙からはがさずに、セロハンテープで仮に貼っていきます。
しかし２次元の写真と違い、バイク本体は3次元体。しかも平べったい面による構成ではなく３次曲面で構成されていますので、実際にステッカーを貼り込むと、立体的な角度の関係から写真でのイメージ通りにならない部分が多い。それを目視でアナログ的に調整しながら、最終的な貼り込み場所を確定させていきます。厄介なのは左右があること。左右で貼る位置がずれないよう、細かく採寸します。
と言う感じで予定通りのイメージになるように仮の貼り付けを進めてみても、どうもピンと来なかったりする。
小さな写真サイズとリアルスケールでは、どうしても印象が変わるものです。そこでまた実際の見た目でステッカー位置関係を調整したり、貼るステッカーそのものを変えてみたり、そもそもステッカーの数を調整したり。ちなみに、数を減らすことはあっても、増やすことは意外と少ないものです。イメージの段階ではバランスが良いようでも、実際に貼り進めると数が多すぎてうるさく感じるところが多いのです。
そして車体の後ろ半分の貼り込みの50％くらいが終わったところで、大幅なレイアウト変更を思いつきました。どうも予定していたレイアウトだと、全体的に思ったよりもゴチャゴチャしてしまう。
そこで再度PCの写真に戻り、思い切ってステッカーの数を大幅に減らすことを考えたデザイン調整をしたのですが、しかしそれはそれで間が抜ける。
そもそもゴチャゴチャしたイメージになる原因は、小さめのステッカーをたくさん貼ることでデザインにメリハリがなくなるから。既に車体後端近くに、elfというフランスのエンジオイルメーカーの超大型ステッカーを貼っていて、これが全体のレイアウトのキーとなるステッカーになっていました。しかしもう一枚、大型ステッカーが欲しい。
ここで荒業に出ました。
そもそもがレーサーイメージなので、ゼッケンを入れてしまおう。
ひときわ大型のelfのステッカーに近いサイズのゼッケンを、わざわざ印刷屋さんに依頼して作ってもらいました。サイドの左右と正面の３枚＋予備２枚の計５枚でしたが、塩ビ加工をした屋外用として作っても3千数百円。お安く済みました。。。
と言うことで、なんだかんだでチマチマと時間を作っては貼り進めて、貼り付け作業だけで一週間ほどかけて、先日の週末に完成となりました。出来上りは、まずます可愛い感じになりました。
ちなみに先述の通り、バイクのカウルは複雑な三次曲面です。そこにステッカーを貼るには、特にサイズの大きなステッカーの場合、歪みや浮きが出ない様に貼るために、それなりにコツがあります。焦らず、ゆっくりと、指で必要な方向に複雑に撫でるように貼り込まないと。。。 うっ… となります。
あとは、ステッカーではありませんが、タイヤ。
タイヤのメーカー名（DUNLOP）と銘柄を、白く塗りました。昔のレーシングタイヤによくあった感じです。メーカー名を目立たせるためのもので、ある意味でステッカーとおなじことです。
てなことで、なにはともあれ、やっとステッカー地獄から解放されて気楽になりました。計画を初めてから、2か月くらいかかりましたかね、完成までにｗ まあ見てくれ以外はノーマルなので、気分だけですけどね。
ていうか、どうしても一か所、追加でステッカーを貼るかどうか悩んでいる場所が未だにあってｗｗ
もっとも、15歳の娘（16歳の誕生日まで、あと4カ月少々）が原付に乗りたがっているので、たぶん譲ってしまいます。でも、こんな派手なバイクは嫌だとか我がままを言いそうです。。
では股。
娘に譲ると言っても、同じ家に住んでいるので、実際は共用ってことになりますからね。自分用にどうしても必要なら、（お金があれば）新たに購入いたします。それよりも、ボンヤリとした注意力散漫な娘が、「わーい」と乗った途端にすっころぶ事が心配ですね。
後半を読みに来ました。
む、む、難しい～～～。
でも、「ますます可愛い」って言葉があったから、きっといい出来栄えなんだな？って
思いました。
超可愛いお嬢さんに「譲る？」
何故？
かっこいいバイクに仕上げるのが目的で、完成したら、
所有しつづけることに興味はないのかしら？
援護射撃なしで、日々ぼろぼろになっている者です。
今日の日記もおもしろそうだぁ～～。
って、１０行目まで読み進めてますが、天気が悪くて洗濯物を乾燥機に
突っ込んだのが、まだ途中なので、再度２０分タイマーをセットしてきます。
９時だし、買い物に行くかもしれません。
持久戦なので、ともかく「食料を備蓄せねば」（必要な量＋おいしい物）。
また、後で読みにきます。
ん？１５歳のお嬢さんがいらっしゃるのね？