Nicotto Town


(´ω` )。o○(年中眠い


とんちき☆人生初結婚式参列

☆よくわかるあらすじ☆

 社畜すぎて5時出勤22時退勤デフォである私。ある日、大学時代の友人の結婚式に呼ばれ、大学の友人たちと協力してお祝いの同人誌をつくることにーーー



これは、久しぶりにできた自分時間を持て余した社畜による思い出し日記である。

9月30日
 締め切りなんてものは無かった。とのたまったところ、編集者(友人)から、しかたないなぁ10月最終日までに延ばしてあげる、と慈悲をいただく。

11月13日
 友人に原稿すすんだ?と聞いたらまだなにもやってないと言われ勇気をもらう。

11月14日
 原稿進んでないといっていた友人が原稿をその後描きはじめその日のうちに脱稿していたことを知る。締め切りを14日間ぶっちし続けた結果、鬼編集者(友人)と作業通話という名の催促されながら原稿を描く通話を連日することとなる。

11月15日
 夜中の3時まで原稿を描き続けた。ネームも下描きもくそもない原稿だった。

11月16日
 仕事先でやらかしのしりぬぐいをしまくった。おかげで終わりが見えていた原稿が絶望的に感じた。そもそも三日で終わりそうかもと思えるくらい追い込まれて原稿書いていた事実に気付く。また、結婚祝いの同人誌にもかかわらず、新婦がポプテピピック好きだからという理由だけで、ひたすら中指を読者に向かってたてつづける4コマを描くのはどうなのかという理性が働く。友人に正気に戻るな狂え、とアドバイスをもらった。

11月17日
 今日が本当に締切だった。友人編集者からの鬼のような催促通話のおかげで無事原稿が完成する。塗りのはみだしは見なかったことにした。

11月18日
 仕事終わりに新幹線に乗って帰省。

11月19日
 みんなでランチをする。全員遅刻したため、1分遅刻した私が一番早く着くという謎の現象が起こる。主役の新婦は私たちが店についたとき「ごめん、まだ秋田市にすらいない」とグーグルマップの画像を送ってきた。一時間以上待つことになった。編集者は新幹線の中で製本をする予定がホッチキスがなくできなかったとのことだったため、この一時間を使ってホッチキスを調達し、製本を終えた。私は最終チェックをし、みごとに誤植を発見。印刷しなおしができないため百均に走り修正テープを購入。まさかの修正テープ直貼りのコピ本となったが新婦はコピ本にとても喜んでくれた。

11月20日
 人生初の結婚式に参加。受付で右手の階段を上がって会場へ、と言われたため階段を上った。閉じた扉とスタッフオンリーと書かれた看板でふさがれた道のどちらを通るか迷い、扉を開けたら会場だった。しかし扉がスタッフ用の扉だったため友人たちに、どこから入ってきたやらたった上下の移動だけで道に迷うのかお前はなど散々言われる。新婦が前日うきうきした様子で話していたウェルカムボードを見逃していることに気付き、せっかくだからと会場から逆走してウェルカムボードを見に行った。新婦が親族や他友人たちに私たちを紹介するとき、前日の記憶が強すぎたのか「大学の友達の」ではなく「同人作家の」と紹介されてしまった。完全に私たちの扱いが「愉快な仲間たち」扱いとなった瞬間だった。幸せにあふれた空間だった。料理美味しかった。

11月26日
 友人の結婚祝い生ハム原木が新婦家に届く。開封の儀を終え美味しく食べてる報告を受け、私のワインは間に合わなかったか!と返事をしたところ郵便が来てワインが届いた。ベストなタイミングだとテンションをあげた新婚ふたりだったがワインオープナーがない事実に気付く。ワインが欲しいと言っていたことからオープナーある前提だったことを詫びつつ、オープナーがなくても開けられる方法をググって伝えてあげた。絶対に今飲まないといけないといい、新婚ふたりはワインの開封にとりかかり一時間かけて開けることに成功していた。その執念がすごい。

11月29日
 新婦から謎に「ワイン昨日無事あいたよ!」と連絡がきたので、おめでとうそれは一昨日。と返した。新婦から「一日消したから」と超能力者であることをカミングアウトされた。




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