Nicotto Town



10日 生物を操る病原体



オオカミが群のリーダーになれるのはトキソプラズマ感染が原因だそうです。感染すると恐怖心が薄くなるそうでその中でも知力体力に優れたものが同じレベルの非感染者に勝ってリーダーになっていくのでしょう。

ネズミが感染すると猫を怖がらなくなり猫に食べられて感染させます。

人間が感染すると物怖じしなくなり事故に遭いやすくなるそうです。但し悪いことばかりではなくドーパミンが増えるので幸福感が増すようです。トキソプラズマに操られて猫可愛がりしてトキソプラズマの増殖を手伝わされているとも言えますね。

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オオカミを群れのリーダーにさせる寄生虫、研究で明らかに | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト

 オオカミに独立を決意させたり、群れのリーダーであることを主張させたりする要因は何だろうか。この疑問は長年、科学者の興味を引いてきた。20221124日付けで学術誌「Communications Biology」に発表された最新の研究によれば、寄生虫トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)に感染したオオカミは、感染していない個体に比べて、群れのトップに立つ可能性が高いという。

 この発見は、何が動物の行動に影響を与えるかについて、より幅広く考えることを迫るものだと、研究に参加したキラ・カシディー氏は考えている。氏は米モンタナ州の非営利団体(NPO)イエローストーン・ウルフ・プロジェクトの野生生物学者だ。同団体は米イエローストーン国立公園に暮らすオオカミの研究を統括している。(参考記事:「写真で振り返るイエローストーン、世界初の国立公園誕生から150年 写真25点」

「行動が、過去の経験や遺伝、現在の状況、社会的背景などを含め、多くの要素の影響を受けることはすでにわかっています」とカシディー氏は話す。「今、そのリストに寄生虫が加わりました」

 トキソプラズマは単細胞の寄生生物で、常時、全人類の少なくとも3分の1が感染しているとされる。通常、症状は軽度だが、子どもや免疫抑制状態にある人にとっては、命取りになる場合がある。トキソプラズマはネコ科動物の腸内でしか繁殖できないが、自然界には広く存在し、あらゆる恒温動物に感染する。また、宿主を操ることで知られており、特に、ネズミが感染するとネコを恐れなくなることで有名だ。(参考記事:「トキソプラズマが人の脳を操る仕組み」以下省略

ーーーーー参考記事のリンク貼ります。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/7449/

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2022/12/12 10:26
ピンクの亀様
幸福感は増えるので良いかも知れません。
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2022/12/12 10:25
taka546様
それが良いのか悪いのか難しい所です。
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2022/12/12 06:19
私、絶対トキソプラズマに感染して
免疫作ってると思います。犬に何度か
嚙まれてるし~他所の家の猫ちゃん撫で
まくってるし~。
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2022/12/10 17:59
うちには昔っから絶えず猫が出入りしてましたが、
自分は感染していないヘタレの小心者です。



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