微かな南風ー13
- カテゴリ:自作小説
- 2022/12/13 22:43:57
すずらんは ワクワクしながら 約束の時間を待ち焦がれてころね姫の所へ通った
周りの人も 生き生きしたすずらんを見て こんな事もあるんだと感心していたが
彼女自身が長期休暇を取るためにも 時間を今までより有効に使うため
「以前より仕事がタイトになった」と部下たちも仲間内で話していた
彼らは それでも それに応えるように次々と仕事をこなした
そんな中の時間をすずらんもまるで妖精のように飛び回った
「ピンポ~ン」
ころね姫との約束の時間きっちりにドアの前に立ったすずらんがチャイムを鳴らした
「あらすずらんさん いらっしゃい」と招き入れたころねは
お茶の準備をしてあった応接間に案内した
「今日もお邪魔します」 と挨拶をしてソファーに腰を下ろした
「この間 魔法には白と黒 陰と陽があるってお話でしたけど 魔法の箒はどっちでしょうね(*´艸`)」
「それは魔女の集会サバトに出席するのにつかうから どっちでもないでしょうね」
と笑いながらころね姫は答えた
「それに すずらんさんは魔女ではないですからね^^」
それにすずらんは頷いた
「そうですね 私はあくまで妖精の世界と人間界を繋ぐことができるだけ」
「そこでね ちょっと魔力まではいかないけど 使い魔を使ってもらうといいとおもうの」
一呼吸おいて ころね姫は
「アイン 出ておいで」
と何かを呼んだ
「はい」
と声がして黒いフェレットが出てきた
「あらかわいい^^」
フェレットは二本足で立って右手を胸の前でお辞儀をして挨拶した
「いつもころね姫にお話を伺っています」
「アイン こちらこそ よろしくね」
すずらんはそう答えて ころね姫の方を振り返った
「実はね 砂漠は動物も植物も少ないのね つまり生命力が少ないの
で アインに頼んだの」
「あっ 本当 確かにそうでしたね 全然考えてませんでした」
「アインならこの間の大きな瓶も運べるし きっとすずらんさんのお役に立ちますよ」
いつの間にかアインが スズランの横に前足を立ててちょこんと座っていた
ころね姫は
「これで契約はできたわね」と微笑んだ
「お話は変わりますけど 私は妖精が見えるだけ。。
私にできることってあります?」
「そうね~ 空飛ぶ箒を差し上げてもいいですね ただ砂漠は暑くて日焼けするけど(*´艸`)」
「日焼け止めクリームをどっさりww でもできれば 操縦性とか燃費を考えると できるだけ車は軽くしたいし 何かありませんか?」
「えっとね 重さをなくす力は あなたには有るはずね」
「えっ そうなんですか?」
「というか 妖精たちに遊びとして協力してもらって 物を持ち上げる みたいな感じね」
「なるほど そうですよねw」
「だいじょうぶ 物理的に軽くするのは私が魔法をかけてあげますよ」
「でも念のため 物を軽くするのは ネールプフノムって呪文なの 覚えておいてね」
すずらんは 試しにテーブルの方を向いて
「ネールプフノム!!」
「まだ無理みたいね なのでお札を準備しときますね」
「はい お願いします^^」
決めつけないで 育つのを待つのもありですよ(*´艸`)
いい子に育ちそう 執事もついてるしね^^
ちょうどうまい具合に私ももうすぐ普段に戻るから すこしすすむかなぁ~
そのときはよろしくね(=^・^=)
新作読んで下さってありがとう(*´▽`*)
しーちゃんのご指摘通りだったので今直してきました。
教えてもらって助かりました。
何度も書き直してたからかな(^-^;
また執事が登場したお話を書くことになったけどメインはお嬢様のつもりです。
窓辺に座る彼女が頭に現れてからずっと書きたかったのです。
でもこの続きはどう展開するか大体しか決まってないの(´艸`*)
しーちゃんのこちらのお話も続きを楽しみにしていますので、お仕事落ち着いたら
是非(^_-)-☆