Nicotto Town


しだれ桜❧


微かな南風ー14

「こういうのは あの二人には絶対無理ね(*´艸`)」
と ころねがいうと
「そうですね あの二人には肉体労働を担当してもらいましょ!」
ころねはこの言葉に軽くうなずきなたら笑った

こんな風にすずらんところねは予想できることを話し合って着々と準備を進めていた

そのころあの二人は食糧をどうするか考えていた

「極力外で火は使いたくないが 車の中では光が漏れないから大丈夫だろう」
とアルフが言うと

「この間 日本人のお方が 日本は地震が多いので常に非常食を準備しているそうです
私は缶詰 乾パンくらい思い浮かばなかったのですが どうやら日本では色々バラエティーに富んだ
ものがあるそうです」

「ほう ならばその方の知恵をお借りしようか」

アルフはスティーブに任せることにした

こうして出発前夜には すべての準備が整った

「さて 皆さん 体調はOKですね ?」
すずらんが確認を取った

「もちろんです」
とアルフとスティーブが答えると

「よろしい」
「それから アインでてらっしゃい」
とすずらん
もうイニシアティブをとっている
「この子はアイン 使い魔としてころねさんからお預かりしました よろしくね」
黒いフェネックのアインは二本足で立ち挨拶をした
「アインです よろしくお願いいたします」

ころねはニコニコしながら話を聞いたが
「そうそう 車と装備に魔法をかけないとでしたね」
というと 駐車場へ出向いた

 ころねがトラックに向かって両手を広げて呪文を唱えているのを 離れた場所から見ていた3人は 杖とかワンドを使わないんやねと 不思議そうな顔をした 
ころねが仄かに明るさを増したかと思うと車のショックが少し伸びたようだった

車と装備全体を軽くする魔法をかけ終わったころねが3人の所に戻ってくると
「あら 3人とも不思議な顔をして どうしたの?」

すずらんが
「いえ ころねさんが 杖とかワンドを使わなかったので」
「そうね~ 私はあんまり使わないわね^^ だって杖なんてめっちゃ魔女っぽいやん」
アルフが
「確かに杖に乗って飛んでたりしたら 目立ちますね」

「では 明日朝早いでしょうから 私はこれでお暇しますね」
ころねがそういうと 3人は庭まで出てお見送りをした
ころねが車に乗り込むと運転手は黙って走り出し 角を曲がったところでいったん車を止めた
「じゃ 後はお願いね」
運転手にそう言うと ころねは今来た道を引き返したのだった

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2023/01/10 01:33
お話の続き書いて下さっていたんですねヾ(*´∀`*)ノ
お~フェネックが使い魔なんですね~✨
私、ニコタで見てからフェネックが気に入っているのでなんだか嬉しいです♬
車に魔法をかけるっていうのも面白い!
魔女も魔法上級で使えるようになったら杖とか道具がいらない気もします。
見せかけだけおしゃれでもってる魔女もいるかもしれないけど(´艸`*)




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