2022年独断と偏見によるドラマ大賞 第13回
- カテゴリ:テレビ
- 2022/12/31 00:26:02
今年はコロナ禍に加えて戦争、暗殺、円安と様々な困難に見舞われた1年でした。コロナ禍以来初めて行動制限のない年末年始となり、感染者は増え続け、あまり心からおめでとうと言う気になれませんが、こんな中、何とか年を越すことができそうな自分に、おめでとうと言いたいです。
私はと言えばいろいろと忙しく、以前のようにドラマの感想を毎回書くことはできないのですが、毎シーズンの情報とランキング、そしてこの独偏賞は絶やさないよう、暇を見て編集しました。それではどうぞご覧ください。
■ミステリードラマ賞
ミステリと言う勿れ (1月期)
腐っても月9の若い人向けの演出や青春ドラマっぽい雰囲気で、いい意味でミステリーの範疇に入らない出色の出来でした。
■コメディー賞
探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り (4月期)
コメディー調のドラマは数あれど、コメディーとはっきり呼べるドラマが少ない中、ミステリーの皮をかぶった愉快な正調コメディーでした。
■ヒューマンドラマ賞
正直不動産 (4月期)
いわゆるお仕事ドラマでしたが、不動産の知識や、ファンタジックな設定が印象的でした。山下のジャニ退所後初の連ドラ主演ということで話題にもなりました。
■恋愛・ホームドラマ賞
初恋の悪魔 (7月期)
警察が舞台になることが多くどちらかというとミステリーに入るのかもしれませんが、4人の主人公たちの青春群像劇でもあったため、こちらに。
■時代劇・歴史ドラマ賞
鎌倉殿の13人 (大河ドラマ)
元々三谷幸喜は好きですが、今年の大河は期待以上の出来で、文句のつけようがありませんでした。
■ショートドラマ賞
まったり!赤胴鈴之助 (1月期)
深夜ドラマらしいバカらしさもここまで突き抜ければ上等。演技のプロが本気でおちゃらけたらどんなドラマになるのか、見ることができました。
■ネタドラマ賞
警視庁・捜査一課長 season6 (4月期)
残念ながら木8がドラマ枠でなくなるのとともに、シリーズも終了。もう最後にはこれは刑事ドラマなの?と思うようなとんでもない筋書きや演出ばかりでした。
■特別賞
親愛なる僕へ殺意をこめて (10月期)
勢いが出るのが遅かったけれど、勢いに乗ってからは毎回展開にハラドキしながら見てました。
■主演男優賞
仲野太賀(拾われた男)
演技力がとにかく凄まじいです。今年は他にも複数の主演作に恵まれ、合わせ技での受賞のようなもの。これからにも大いに期待しています。
■主演女優賞
広瀬アリス(探偵が早すぎる 春のトリック返し祭り)
今年は人気絶頂の時期に体調を崩し休養していましたが、来年の大河で復帰するようで何よりです。
■助演男優賞
大泉洋(鎌倉殿の13人)
受賞させる必要がないくらい大物俳優ですが、雅で色を好み冷徹な面もあるのにどこか人好きのする難しい役は、彼以外なかなか演じられるものではないと思います。
■助演女優賞
小池栄子(鎌倉殿の13人)
初回から最終回まで出演し、圧倒的な存在感を誇り、悩んだり悔いたりしながら幕府を、主人公を支えるという重要な役を演じ切りました。
■脚本賞
三谷幸喜(鎌倉殿の13人)
教科書に載っている鎌倉幕府の成立を、彼の個性を失わずドラマチックに仕立てた手腕は、これからも期待しているとしか言いようがありません。
■音楽賞
初恋の悪魔 (7月期)
毎回…ではないと思うのですが、ジャズ調のオシャレな主題曲が回によって変化したのは印象的でした。
◎◎◎ 大賞 ◎◎◎
鎌倉殿の13人
ご覧になっていた方なら、誰もこの結果に異論を唱える方はいらっしゃらないと思います。三谷大河はこれで3度目、新選組!も好きでしたが、今回は本当に素晴らしかったです。それぞれのキャラクターが魅力的なのは当たり前、創成の物語と滅びの美学の両方が味わえたのはお得感がありましたし、正義感の強い従順な青年がいつのまにやら悪人面の黒幕になっていたのも印象的。あまりテレビドラマでは見ない顔の演者に人気が出たり、コロナ禍の中、鎌倉が観光ブームに湧いたりと、話題にも事欠きませんでした。
【総評】今年は話題になったドラマこそあれ、いわゆるオバケドラマのような視聴率もともなう皆が見ていたドラマというのはなかったように思います。それだけに、三谷大河の健闘が目立った年になりました。大河のすばらしさについてはあちこちで書いたのでここでは繰り返しませんが1つだけ、大河というと大体戦国時代が鉄板で、戦国と維新期を交互にドラマ化していたような状態の中、鎌倉時代という難しい時代でここまで盛り上がったのもすごいと思います。結果、なるべく受賞作をバラけるようにしたつもりだったのですが、蓋を開けてみると大賞含め5部門を大河が独占するという形になってしまいました。初恋の悪魔も年間ランキングをつけるとしたら恐らく2位にするくらいは好きだったのですが、こちらは受賞作をバラけさせたのが裏目に出てしまい、2部門に終わりました。ショートドラマとネタドラマ以外の受賞作は、誰にも勧められるいいドラマばかりです。少しばかりミステリーやコメディに偏っているところが、いかにも独偏賞ではあるのですが。
昔、と言ってもそれほど昔でもない昔には、ご飯を食べ終わり、さあテレビを見るぞ!という時間がとれたものですが、今は食事をしながら、片付けをしながら、パソコンをつつきながらと、ながら見しかできなくなってしまいました。ただTVerだの24時間録画機だの視聴環境は昔よりずいぶん整っているため、来年もよほどのことがなければ今年同様のペースでドラマを見ることができると思います。今年のドラマを見終わり、もう来年のドラマが楽しみです。とりあえずクドカンの新春SPドラマが気になってます。ドラマ好きに終わりはないですね。
それでも喉が渇いてる為、これから
ペプシのゼロカロリーのメガ生やビッグ生は私も気に入ってよく飲んでますよ。
砂糖が入ったものよりゼロカロリーの方が後味がすっきりしてて美味しいです。
最近巡回してなくて申し訳ないです。
喉が渇いたので氷を入れて ペプシゼロ コーラを飲んでますー!
miumiuさんはあ?
GW、予定はどうなってますかーー?
なので溜まったポイントではエプロンをもらっておきました。
エプロンが死ぬほどいらないなら2種類ある点心はいかがでしょうか?
ミロを入れ飲んでます~!
質問ですが満腹万来イベントで596Pあります。リボンエプロンは必要なくて
何を選びましたかーー?
私は結構暑がりなので冬でも炭酸水などに氷を入れて飲んでます。
暖房効いたところで動き回った後は、氷入れた麦茶とか美味しいですよ。
氷を入れて飲んでます~! さぶーー。。
実際どうなの課 を視聴中ー。 オムライスは太らない説なり~。
電子レンジだとどうしてもふんにゃりしてしまいますからね。
下にアルミホイルを敷くと中も汚れないのでお勧めですよ。
トースターで焼いて付属のソースに付け食べましたあ!
やはりご覧になった方なら納得ですよね。
私はまだ初回しか見てませんが家康面白そうです。
さすが3丁目の夕日やコンフィデンスマンを手掛けた人気脚本家だなと。
24の続編ということでしたら可能性はあると思います。
ただはやりすたりもありますから、何とも言えないですね。
今回の大河も、面白くて、松潤のギャップに驚きです。
これからの展開も、楽しみですw
24 新たに放送しないかなあ・・。
それより前には義経、北条時宗などがありますが、鎌倉幕府創成期を頼朝、政子、義時の
3人を交えて描いたのは1979年の草燃えるまで遡らなければなりません。
令和の鎌倉幕府のイメージは、鎌倉殿の13人で決まりでしょうね。
御家人等の脇役も生き生きと描かれ、歴史ドラマとしてだけではなく、人間ドラマとしても魅力的でした。
鎌倉時代という私にとっては「わけのわからん時代」を、こんなにも面白くドラマにしたってすごいです。
そして一人ひとりにそれぞれ脚光を浴びさせて退場させるという手腕、
さすが三谷というべきでしょう!!!