Nicotto Town



京都の話

ふと気づくと、元旦に日記を書いてから2週間近く経っていました。。。
パラパラと思い出すままに書いてみます。


年末に陸運局にバイクの登録に出かけたのですが、陸運局周辺には自動車の工場や販売店、そして代書屋が軒を連ねていました。
目についたのは、車のチューニングショップ。といっても、ドレスアップ的なレベルのものではなく、明らかにサーキットを走ることを想定した車が店先に転がっている店舗がチラホラ。レース用車両にするために廃車にしたり、逆にナンバー付車両にしたりといったことがちょこちょこ起きるので、陸運局の傍に店を構えるのが便利なのかもしれませんね。
それからもう一つ、目を引いた店。「四人乗りオープンカー専門店」ww
確かに店頭には4人乗り以上のオープンカーしか並んでしません。そんなものが店として成立するのかと思いましたが、少ない需要を総取りできるような特化した商売は、むしろ儲かるものです。振り切ったもの勝ちですね。




さて…




年始は京都に出向きました。
京都駅に併設されたグランヴィアというホテルに宿泊です。そこそこの値段のホテルですが、奥様に丸投げ、というか奥様が行きたくて実行の旅行なので、言われるがままです。

初日は、10時半ごろに新幹線にて京都入り。ホテルのチェックインはまだできませんが荷物だけ預け、まずは京都駅の屋上へ。展望になっていて、京都市街からその奥の嵐山などの方までよく見えます。それからそのまま京都タワーへ。京都は何度となく訪れているものの、京都タワーは初めて足を踏み入れました。東京タワー同様、なかなかに時代を感じる様相ですw でもわたし京都タワーのキャラクターの「たわわちゃん」が昔から好きだったので、たわわちゃんポストカードを5枚も買ってしまいました。

さて京都駅周辺はそんなところにして、つぎは伏見稲荷大社へ。
なぜか娘からのリクエストだったようなのですが、なにしろ明けて2日。初詣客でごった返していて、風情も何もない。有名な千本鳥居も人で一杯ですw ちなみに千本鳥居は、ピッタリ千本という事ではないようです。そもそも鳥居は全て奉納物なので、誰かがお金を払って建ててもらうもの。言ってしまえば、いまとなっては別に神社が宗教的な理由で保全しているようなものでもありません。なので、当然空き地があるw 鳥居と鳥居の間に隙間がある場所があって、そこは空き地。だから「ここにウチの奉納した鳥居を建てて欲しい」とお金を払ってリクエストすれば、鳥居が建つということのようです。

という事で初っ端で出鼻をくじかれた感のある伏見稲荷でしたが、次は東福寺。
ここは良い。凄い良い。建物も良いけれど、何しろ庭が良い。いわゆる枯山水ですが、寺自体が火災などで何度か立て直されているので、現在の石庭も20世紀に入ってからのものです。ですが、とても良い。大掛かりなものではなく、地味で端正な庭ですが、奥行きと波紋のバランスが素晴らしく美しい。めちゃめちゃ寒かったのですが、もう少し暖かければ、30分くらいはボンヤリと眺めていたいところでした。

初日はこんなところで終了。
なのですが、夕食が一苦労。京都っぽい感じの夕飯にしようか四条河原町あたりに出向いたものの、とにかく2日なので店が開いていない。開いていても満席。ウロウロしていたら、たまたま柏屋町の通りで入れるお店を発見。それも鴨川沿いの個室に通されました。歴史のある店でも何でもありませんが、雰囲気はそこそこあるし、食べ物のそれなりに美味しくて、ラッキーな夕ご飯でした。
余談ですが、その店で食べた大学芋みたいな料理を娘がとても気に入り、帰宅後に焼き芋を使って再現しようとしたものの、当然の結果と相成り食い残しておりました。。。


二日目。
この日は少し遠出をして、嵯峨嵐山方面へ。

まずは天龍寺。
寺の名前のとおりの龍の天井画は見られなかったのですが、こちらのお庭も中々良い。。。 のですが、東福寺の庭を見た後では、なんとも評価に困ります。そういえば今回は竜安寺に出向いていないのですが、竜安寺と東福寺の庭は、見比べてみたいものです。
有名な竹林は綺麗でしたが、人が多くて。。。

天龍寺を見た後は、桂川を渡月橋で渡り対岸へ。対岸に何があるという事でもないのですが、手漕ぎボートに乗ることになりました。何年ぶりかの手漕ぎボートですが、大変にためになりました。

はい、水泳の話ですw

もともと左の肩甲骨まわりの筋肉があまり動かせていない自覚はありましたが、今回オールを漕ぐという背筋命の運動をして、そのことを改めて自覚しました。
奥様と私、娘と息子に分かれてボートに乗ったのですが、奥様は景色を見ながらご満悦でしたが、わたくしはひたすら左の背筋を如何にして使うのかに意識が向かい、ほとんど景色など見ておりません。ですが、良い練習になりました。。。

二日目最後は、広隆寺。
世界三大微笑像と言えば、モナ・リザ、スフィンクス、そして弥勒菩薩半跏思惟像です。初めての訪問でしたが、半跏思惟像に限らず素晴らしい仏像群。どうしても半跏思惟像に意識が向かいがちですが、その両隣を固める仏像が秀逸なのです。実は有名な国宝の弥勒菩薩半跏思惟像の右隣にある仏像も、なんと弥勒菩薩半跏思惟像で国宝なのです。こちらは有名な方のアルカイックスマイルとは違い、別名泣き弥勒とも言われ、キッと結んだ口元の印象から、涙ぐんでいるように見えるのですが、私はこの弥勒菩薩半跏思惟像が好き。
そして左隣は、これまた同じく弥勒菩薩ですが、半跏思惟像とは言われず普通に座像とされています。でも、口にウニュッと力が入り、鼻の穴が広がったような表情が、なにかに思索を深めて頭を使っています、という感じで、若干コミカルなのですが、これまた私は大好きな仏像です。
いやぁ良かった。今回の京都旅行は、この広隆寺と東福寺に尽きますね。

この日の夕食は、中華。昨日同様に四条河原町にある東華菜館本店へ。この店は料理にも定評がりますが、建物も見どころ。ウィリアム・メレル・ヴォーリズという人の設計なのですが、有名なところでは東京にある山の上ホテルが、おなくじヴォリーズの設計になります。
調度品もヴォリーズがデザインをしていて、館内を縦断するエレベーターは、日本最古の今も稼働しているエレベーターです。

ホテルに戻ると皆さんくつろいでいましたが、わたくしは併設のバーなどに出向いてお酒をのんでおりました。ホテル価格なので若干高めですが、お酒の種類も豊富で、スタッフの動きも気持ちよく、思っていた以上に良いクオリティのバーでした。


そして最終日。
泊まっていたホテルには、なんとジムが併設されています。そのことは最初から分かっていたので、わたくしは水着を持って行きました。朝7時から泳ぎ始めて、ゆったりと1時間ほど水に浸かっていました。20mというなんとも中途半端な長さのプールですが、まあでも十分でしょう。そもそも大して稼働していないこともあるのか、水もとても綺麗で透明度が高い。利用には1000円ほどの費用が掛かるのですが、まあ良いのではないでしょうか。

最終日は、三十三間堂、高台寺、そして清水に至る商店街と、定番コースです。それでも私はこの界隈の雰囲気が平安京のエリアの中では一番好きなので、何度出向いても構いませんね。


てなことで、本年最初の旅行は終わりました。
出向いたところを列挙しただけの日記でした。疲れたので、本日はこれにて。。。


あしたは、スキーとか音楽とか、書くことはあるぞ。。。

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2023/01/15 06:32
もえーんさん、おはようございます。

まだ病院から電話がないので、「神社にお百度参り作戦」を初めています。

&1月ドラマが(コロナ禍の心配がだいぶ減ったせいか?)観たい番組の数が多くて
困った事態になってます。

これから、「3千円の使い方」原田ひ香原作のドラマの録画を観ます。
いや?その前に、炊飯器のスイッチを入れて、朝ご飯を作るのが先か?

あ~~、もえーんさんの京都日記をざぁっとしか眺められてません。

また、来ます。
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2023/01/15 00:47
ご家族が救急車で緊急入院!
大事ではないことをお祈りします。新年早々で気も逸るのかもしれませんが、あえて気持ちを緩めて。。。
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2023/01/14 06:37
もえーんさん、おかえりなさい。

家族が救急車で緊急入院し、2週間もいるかも?メールが来てしまい、
きのうは神社を3つはしごしました。

今朝は、もう時間がないので、また後で読みにきます。
京都かぁ。いいなぁ。
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2023/01/13 23:13
まだまだ外国人は少なくて、悪評高い中国人客もいるにはいるものの、どなたもジェントルな感じの方々。こういう中国人ならウェルカムなんですけどねぇ。。。
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2023/01/13 21:22
あ~~~!京都に行きたくなった~~!
国内旅行はあまりしないのですが、京都だけは何度も行っているw
バイト代を貯めて初めて友人と旅行に行ったのも京都でした。
伏見稲荷、20年位前はそんなに人もいなかったので、とても風情があり
私のいうままにただついてきた夫が「こんなにいいところがあるなんて!」と驚いていたものです。
海外からの観光客に人気が出て混むようになったみたいですね。



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