そして誰もいなくなった
- カテゴリ:日記
- 2023/02/26 09:25:56
ほのぼのが大半で、
中には「戦争さえなければ」ってのもあったけど、
思い出した。
同居していた祖父母には六人の孫がいて、
うち、女の子はひとりだけ。
その子とその弟が同居していたのだが、ほぼ可愛がってもらった記憶はない。
むしろ祖母と喧嘩したり、
祖父の暴力を受けたり。
95歳まで生きた祖父は晩年は丸くなったが、
人を見下す癖は永遠だった。
「父ちゃんがパチンコばっかりしなかったら、ひな人形を買ってもらえたのに」
当時、布団の中で甘い涙にくれるのが趣味だった女の子は、
ひな祭りが近づいてくるとその件をおかずにしていた。
しかし、祖父母が買ってくれるのでは?
とは思わなかったのは、そんな風習はなかったのか?
どうなんだろ。
「ひな祭りの恨み」ってのが追憶のひとも、けっこういるんじゃない?