またまた2週間溜めちゃったあー。記録します!
- カテゴリ:日記
- 2023/04/02 21:43:30
WBC余波とリアの年度末仕事でペース落ちたなあ。ドラマはざまの特番はマジつまらない。春ドラマ初回までに本数かせぐぞーーーっ!!
では、この2週間の記録です。
1.今週の邦画
「嘘八百 京町ロワイヤル」
前作が受けたからって、同じサギ師メンバーなら展開バレバレでしょ。さらに3作目の番宣までやっていて、寒い。
2.今週の洋画
「すてきな片思い」
なぜこれが大ヒットなのか全くわからず・・・。1985年って、こんな脚本で許されたんだ。
「俺たちに明日はない」
男女版「明日に向かって撃て」ということか?現代ならエンディングは絶対違うな。フェイダナウェイを初めて観た。いいかも。
「エリン・ブロコビッチ」
冒頭から実話、実話って言い過ぎ。展開が読めちゃうから全然ハラハラしない。この演技でジュリアロバーツは賞総取りだって???あの衣装着せればだれでもいいじゃん。
「キャッシュトラック」
ジェイソンステイサムが使い古されで、ロケ、セット、ギャラ押さえて一枚看板で作っちゃっただけ。
「オーシャンズ11」
うんうん、ハリウッドのサギ師ものはこれでいい。キャストも良し。またまたジュリアロバーツだったけど、演技力不必要な役だから、顔見せでガマン。ジョージクルーニー、最近観てないなあ。
「シャーロックホームズの冒険 マスグレーブ家の儀式書」
このシリーズは、「〇」「△」「✕」で評価。
これは「〇」
「シャーロックホームズの冒険 修道院屋敷」
「△」
「シャーロックホームズの冒険 もう1つの顔」
「〇」
「シャーロックホームズの冒険 6つのナポレオン」
「△」
「刑事コロンボ 2枚のドガ絵」
「〇」
「刑事コロンボ もう1つの鍵」
「△」
「刑事コロンボ 死の方程式」
「△」
3.今週の配信映画
「イコライザー シーズン2-7」
今週も文句なし。あと3回でどこまで話を広げて次のシーズン進めるのかが見もの。
「スターウォーズ マンダロリアン シーズン3-4」
ヤフオクのグッズが日々高騰中。ジョージルーカスは1エピソードでも、細部まで手を抜かない。偉いっ。
4.TVドラマ
「どうする家康」
・うーっ。新キャラ続出で、あたまパンク。明智光秀があの陰湿キャラか・・。「麒麟が来る」イメージ潰し何だろうね。武田の2武将はキャラ濃いからまだまだ関わりそ。勘九郎もキーマンか?
・長男が信長の娘をもらってる!あっさりしすぎー。
・浅井長政はもうあの時点で謀反覚悟?お市は来週、もう・。はやーっ。
・先週の「氏真」で生き残ったということはもう一度出て来る布石か?それにしても先週の籠城戦はしょぼい。土塁1つだけの撮影で半年もたせてた。韓国映画以下。
4.TVドラマ
「病院ラジオ」サンドウィッチマン
・じわじわ、泣き詰め。仕込みでは無い事実には何も勝てない。虚飾の医学もの、ハンデキャップものに一層腹が立つ。過去の全作を観たくなった。◎
「春ドラマ」は手は広げない。新年度、日本ハムファイターズのナイター終了時刻までには帰りたい。
かな。
掛川城を退去した氏真は、北条の船で北条領まで行き保護されます。
これに当然信玄は約定違反だ、と怒るのですが、ドラマの様に家康に対して怒りの書状を送る事はせず、何故か信長に対して家康を嗜め意見するよう要求する書状を送っています。
信長からすれば「は?」なんですけどね。
家康は信長の同盟者であって配下ではありませんので、意見など出来ません。
信玄はどうやら、家康を信長の配下と誤解していたらしくて、この認識の齟齬が織田・武田の同盟の手切れにも繋がっていったらしいです。
次話の家康上洛回は、ほぼ全編フィクションなので解説のしようが無いです。
足利義昭が家康に対して「徳川」ではなく「松平」と呼び続けたのは史実通り。
家康が三河守叙任を願ったのは、永禄の変で足利義輝が三好三人衆に討たれた後の将軍不在時でした。
だからこそ朝廷に願い出たのですが、義昭としてはそれが不満だったらしいです。
自分が将軍になるまで待つべきだった、というのが義昭の言い分だった模様。
かなり拗ねまくって、長い間松平呼びだったとか。
浅井長政がお市に覚悟を求めましたが、これでお市が亡くなるわけではありません。
信長を裏切る事を決めた長政が、お市の兄信長が討たれるか、夫である自分が逆に討たれるか、いずれにしろ覚悟が必要だ、という事だったのでは?
浅井の姫は、茶々の他に初と江がいますが、多分今後に生まれますし。
お市が亡くなるのは、柴田勝家の北庄城ですから。
氏真ですが、多分今後も出番はあると思います。
大名家としての今川家は終焉を迎えましたが、家としての今川は徳川に仕える高家として幕末まで絶える事無く残っていますので。
本来格下の家康に対してこれだけ下手に出た事が、いかに信玄が追いつめられていたか、という証左でしょう。
最終的には、「さった峠」からの帰還を諦め、山中に間道(抜け道)を作らせそこから甲斐に退却していきました。
こういう経緯なので、駿河を一旦は制圧したものの、結局第一次駿河侵攻は失敗に終わった訳です。
さて、氏真が逃げ込んだ掛川城ですが、此処は遠江朝比奈氏(武田に寝返った駿河朝比奈氏の分家)の朝比奈泰朝が守ってました。
ドラマでは覚醒した氏真が奮戦していましたが、実際は多分泰朝が奮戦して半年持ち堪えたのではないかな、と個人的には思う次第。
氏真が何もしなかったとは思いませんが、やはりこの人は平時の名君であって戦時には向かない人ではないか、と思うもので…
今川義元が討たれた後、今川を支える為に色々やってるんですよ、この方。
新田開発もしてますし、信長より早く楽市楽座をとりいれてますし(楽市楽座を最初に実行したのは近江の六角定頼。信長は氏真が成果を上げたので取り入れたのではないかな)。
掛川城が長く持ち堪えたのは、氏康が船を使って兵糧や鉄砲、弾薬、そして兵を掛川城に送っていたからでもあります。
徳川勢相手に奮戦していたのは、今川勢だけでなく北条勢もいたんですね。
死を覚悟した決死隊だったらしいです。
徳川が手こずる筈ですね。
それでも随時補給があったわけではありませんので、最後は矢玉も兵糧も底をついたところで、徳川からの開城要求に応じたわけです。
家康は「遠江を私にください、そのかわり北条と手を携えて武田から駿河を取り戻し氏真様にお返しします(意訳)」と申し出たらしいです。
ドラマの様な、大将同士の一騎打ちはありませんし、家康の涙の謝罪もありません。
ドラマとしてはもりあがりましたし、カッコ良かったですし、面白かったですけどね。
何よりも萬斎様の存在感。
曲輪での戦闘シーンのショボさは、まぁ…何といいますか作製費でしょうか? 大人の事情?
ただっ実際に曲輪の虎口(出入口)は狭いですから、野戦の様な訳にはいかなかった筈です。
狭い所で、魚鱗とか鶴翼とか鋒矢とか無理ですから。案外ドラマの描写は
まずは「氏真」回から。
余裕綽々で首実検をしていた武田信玄ですが、実際は滅茶苦茶危機的状況に陥っていました。
今川方の重臣たちを片っ端から調略してからの駿河侵攻でしたので、制圧そのものは早かったのですが、それを黙って見過ごさなかった人がいたんです。
関東の雄、相模の北条氏康です。ドラマではチラッとも出てませんけど。
氏康は今川氏真室の早川殿(ドラマでは糸さん。早川殿というのは、北条に保護されてから氏真と共に住んだ地が早川だったから。瀬名が築山に住んだから築山殿呼ばれるのと同じ)の実父で、早川殿を溺愛していたそうです。その早川殿が、輿も使えず徒歩裸足で逃げ出さなければならなくなった武田の駿河攻めに激怒して今川救援の為に大軍を送った訳です。総大将は嫡男の氏政。早川殿の兄ですね。
北条軍は武田の退路を断つべく「さった峠」を封鎖。
ここは駿河と甲斐を結ぶ唯一のルートの為、ここを押えられると武田軍は甲斐に撤退出来なくなります。
駿河侵攻の際は、「さった峠」で武田を迎え撃て、と氏真から命じられた駿河朝比奈氏や瀬名氏(瀬名の父関口氏純の実家)とかが武田に寝返っていたので無傷に通過出来たんですけどね。
行きは良い良い帰りは怖い、とは正に此の事。
しかも氏康は、長年敵対していた越後の上杉謙信と和睦し、謙信に甲斐を攻める様に依頼。
信玄は甲斐に帰るに帰れず、本領の甲斐を脅かされる事になった訳です。
ドラマでは、氏真が逃げ込んだ掛川城攻めに家康が手こずっている際に、遠江を突いてみよ、と配下の山県昌景に命じるなど余裕かましてましたが、実際は相当に焦っていたのではないかと思われます。
ちなみに、実際に遠江に手を出した配下はいましたが、山県昌景ではなく秋山虎繁(信友とも)です。
これが信玄の命なのか秋山の独断なのかは分かりません。
ただこれは、徳川家康を非常に怒らせまして、家康は信玄にかなり強気な抗議状を送っています。
家康が強気に出られたのは、信玄が北条を相手にしていて駿河から動けない事を見越していたからと言えます。
家康の抗議を受けて、信玄は遠江に入った兵を駿河に呼び戻しています。
北条に退路を断たれ、謙信に本領を脅かされている状況で徳川まで敵に回したくなかったのでしょう。
「嘘八百」(前作)「すてきな片思い」「エリン・ブロコビッチ」は大分前に視聴済みです。私的には「エリン~」は良かった印象があります。
野球視聴で忙しそうですね。私も春ドラマは無理して初回を沢山見るのはやめます!