コスモスの前で・・・
- カテゴリ:日記
- 2009/10/23 17:20:38
今日はコスモス日和でした♪
先日、能古島に観に行った時にはイマイチ迫力が足りない時期だったんですが
今日は満喫してきました。
最初に久留米市北野町のコスモス街道。
ここは筑後川の堤沿いの細い道の両側に延々とコスモスが続くところで
ウォーキングスポットなのですが、母と一緒だったので車でゆっくり観てまわりました。
次のコスモスへ行く前に
以前、父のことを書いたブログで紹介した太刀洗平和記念館が近いので寄ってみました。
今月から町立の真新しい建物に変わって、展示も見やすくなっていましたが
残念ながら、個人の経営だった時にパンフにも使われてた父の写真は展示されていませんでした。
そして、1000万本のコスモスが圧巻なキリンビアパーク福岡。
http://www.kirin.co.jp/about/brewery/factory/fuku/event/sightspot_10/index.html
一面のコスモスは能古島の規模をはるかに超える見事さでしたが
平日にも関らず、すごい人出で・・・・母にはちょっと苛酷だったかな?
帰りに寄ったお店の前にも、整備されてはいませんが
結構な量のコスモスが咲いていました。
まさに、コスモスに彩られた1日を過ごしてきました。
しかしながら、そんな目正月な1日に水を差すような情景を見てしまいました。
本日のメイン会場キリンビアパークで、兄が車を駐めに行っている間に
ゆっくりな歩調の母を、コスモスの方へ連れて向かっていた時のこと
火がついたような子供の泣き声が聞こえます。
不機嫌な母親の前で「ママ」と泣き叫ぶ2歳ぐらいの男の子がいました。
長身でガッシリした体格の母親は、男の子を高々と抱き上げその場を立ち去ります。
ああ、険悪な様子でも母親は母親・・・・ちゃんと抱いていくんだなと見送った、その目を疑いました。
泣き止まない我が子を、彼女は突然肩口の高さから地面に投げ捨てたのです。
落としたのではありません。力一杯叩きつけるように投げ捨てました。
そのままスタスタと足早に立ち去る母親を、男の子は必死に追いかけて行きました。
そこにいた誰もが凍りつきましたが、手出しはできませんでした。
なぜなら、彼女は人混みから外れる方向に進んで
急には誰も追いつけない距離になったとたんに暴挙に出たからです。
そんな感情に任せた行動に出るときでさえ、自分の保身を忘れない卑怯さが
一面のコスモスの前で、いかに不似合いであったか・・・・
暗澹たる思いを抱いて帰宅したのですが
帰りのエレベーターに、小学3年生くらいの女の子が同乗しました。
彼女の手には一輪のコスモス。
「先生に貰ったの♪」と嬉しそうに香りを楽しんでいます。
降りる前に
「におってみますか?」と私の方に花を差し向けてくれました。
「ありがとう。秋の香りだね。」と言う私に
輝く笑顔を向けて「さようなら」と彼女は降りていきました。
一輪のコスモスが、良く似合う少女でした。
コスモスを観に連れて来た思いは、やっぱり愛情からなんだろうと思う。
でもねぇ・・・愛し方って、やっぱり与えられて学ぶものなのかなぁ?
人は未熟な生き物なんだねぇ・・・
わかるなぁ
その、母親も同じような育て方をされたのかな
きっと、子供に愛情はあると思いたい
でも、愛し方がわからないんだろうなぁ
夢中で気づかないだけで、きっと怪我はしてたと思います。
彼が、この先どういう形で自分を納得させていくのかと思うと怖くなります。
普通のありふれたコスモスでしたけどね^^
チョコレートコスモス、女王様に似合いそうな格調高いチョコレート色なのに
花言葉は乙女心でしたっけ?
香りもカカオとは知りませんでした。嗅いでみたいなぁ・・・
たしか恩田陸の小説のタイトルにもなってましたよね?
そんな事されても、追いかけるなんて、よっぽど「いつものこと」なんでしょうね。
その高さから地面に叩きつけられて、ケガしないのかなぁ・・・。
無事に育つように、祈るより他できません。
魔女様が嗅いだのは、普通のコスモスでしたか?
チョコレートコスモスは、カカオの香りがするそうですけど・・。
うんうん、全て核家族のせいというわけでもないだろうけど
たしかに、関係はあると思うね。
心の余裕と逃げ場ね・・・見つけられない人は多いと思います。
祖父母に限らず、身近に身内やお節介なご近所さんがいて
濃厚につきあっていると
わずらわしい面もあるかもしれないけど、色んな選択肢ができたり
考え方も柔軟になるからね。
その子ね、声を張り上げて泣きながら「ママ」って呼ぶのね・・・切なかったわ。
>白ここさん
うん、その卑怯さがね・・・一番情けなかったよ。
力関係に絶対的な差があるのに、思いやれない心って寂しいよね。
1000万本の迫力の前にあっても、そこにいた全員を凍らせました。
そうなんです。これからの彼の長い人生も気懸かりですが
あの勢いで投げ捨てられて・・・・必死に追いかけていましたが
大丈夫だったのだろうか?と・・・
コスモスが美しいだけに、余計悲しい出来事でした。
>Lolaさん
通報義務がある国も多いですよね。
ただ、日本ではなかなか通報って無いんですよね・・・・
親子心中という不可解な言葉が容認されている国ですからね。
日常的な可能性が高いですが、たまたまであることを祈りたくなりますね。
>むぎさん
今年は気候が不順なので、咲き方も足並み揃いにくいようですが
良い感じの散歩道にはなってました^^
ニュースで見て悲しく思っても、実際に目の前であるとは思っていませんからねぇ・・・
本当に凍りつきました。
真面目なコメありがとうございます^^
本当に、追いつける距離なら思わず走ったかもしれません。
おそらく、その子にとって良い結果にはなりませんが・・・
あの屈強な母親にも弱い心があるのでしょう。
だからこその愚かな行いだとは思うのですが
子供が心身に受ける傷の深さを思うと、やりきれませんね。
数パーセントとはいえ、こういう現実があるのだということを目の当たりにして
なにもできない自分が情けなかったです。
なんと恐ろしい;;
しかもちゃんと「人前」(まぁ見えてはいますが)を避けて事に及ぶとは(><)
力の弱い者(まして我が子!)を平気で痛めつけられるなんて、ぞっとします・・・
1000万本すごいですね❤
もちろん皆じゃないさ。。。でもね、精神力の弱い人、愛情の薄い人、キャパの小さい人
いろいろ人間いるから。。。
親を子供は選べない。。。
見頃なようで嬉しいです♪
それにしても・・・そんな母親が存在するなんて・・・・
虐待のニュースを見るたびに、信じられない思いです。。。
悲しいですね
コアラ国なら通報されてるなーと思います。
周囲が何言っても、彼女のような母親は聞く耳持たないのだろうけど
たまたま今回だけだった・・・だといいなと思います。
日常で同じだったら悲し過ぎです。
それなのに残念な光景に出会ってしまいましたね
きっと常日頃からそのように育てられてしまっているのでしょうね・・・
その子が気がかりですね・・・。
そういう親子の現場に遭遇してしまうと
自分がそこで何かできたのではないか? と
なにも出来なかったことを後悔してしまいます。
世の中の、ほんの数パーセントの家庭では
そういった行いが日常的に行なわれています。
実情をしっかり向き合って聞いてみると
親の悲痛な叫び声が聞こえてきたりします。
そこに警察や法律は介入できないことがほとんどです。
でも事件が起こってからでは遅いです。
そういった問題の一部には生活している環境が
そうさせている場合もあります。
できればそういった部分から改善していきたいですねー
あぁ~また真面目なコメントを書いてしまった><