Nicotto Town



殺意の強さへの疑問と不運な回り合わせ?

①長野県の殺人事件、第一報の時から、凄惨な事件だとは思っていたが、

その後の報道を見ていても、殺人者の殺意の強さの驚きが募るばかりだ。

昔の 「顔見知りに対する怨恨」ならば、思い込みの激しさ・よほど募ったんだろうと解釈できなくもないが

現場に来たパトカーに対して、車内に向けて発砲したあげく、
負傷した警官をナイフで刺す(心臓に達するほど)

と読めば、なぜ そこまでの殺意が?と思ってしまう。

バーチャルゲームとか それ系の読み物・アニメの影響なの??
 なんかこう 「確実にしてとめてやる」みたいな意識を感じるのだけど

普通の 日本人の 日本国内の生活で そういう意識や習慣が形成されることはないと思うのだけど。

 逆にゲームとか アニメとか それらに影響されたと思われる投稿作品とかでは
 けっこう「しとめる」意識の強い描写が多くて
 剣呑だなぁとは思っていたのだけど・・

 それが リアルの 衝動的犯行に影響を及ぼしているのなら 大問題だと思う

以前から 「ほのぼの」とか「アットフォーム」とか「人間味」を強調した投稿小説から書籍化された作品群に、
しら~と当たり前のように 殺意や敵を確実にしとめることを「当り前のこと」と強調しながらかなりのペースで小説の中に挟み込まれている作品が多いことに
違和感を持ってはいたが・・

やっぱり こういう小説・作品群もまた 規制対象にすべきではなかろうか?

すくなくとも それらが 累積的に人の成長に及ぼす影響について
もっと真剣に調査すべきではなかろうか?と思った。

生まれた時から 狩猟や戦闘が日常化した中で生きる人達と違って

食肉すら「切り身」で提供されたり、
自分で料理しない人(特に若年層や多くの男性)の場合、肉すら「調理された状態・もしくは焼肉のように調理途中の状態」でしか接することのない大多数の日本人が、「確実に仕留める」意識を持つ必要なく育った日本人が
「銃撃後 負傷者をナイフで 心臓まで貫く」なんて行動をとる
ということそのものに 驚いた。

むかし時々あった 「興奮して人を刺す」でも
普通は 致命傷に至らず、
被害者は 痛みのショックか、出血多量で その結果として死んでいるのに・・

肋骨を避けて 心臓まで刺し貫くなんて そうそう まぐれでできるモノではないでしょうに。

・・・
死亡の男性警察官1人は銃撃後にパトカー外に出たところで刺される 長野・中野市4人殺害事件(TBS NEWS DIG Powered by JNN) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/b11d931cea1e529e5b6208eb79ecb3df4641f412
/31(水) 12:03配信 信越放送

長野県中野市で男女4人が殺害された事件で、男性警察官の1人はパトカーの外でナイフで刺され、死亡したことがわかりました。 この事件は今月25日、中野市で女性2人と男性警察官2人がナイフや猟銃で殺害されたもので、現場近くに住む青木政憲容疑者が殺人の疑いで逮捕されました。 4人のうち、男性警察官2人はパトカーの外の運転席側から猟銃で撃たれ、運転席にいた池内卓夫さんはこの銃撃で死亡。捜査関係者によりますと、助手席にいた玉井良樹さんは、撃たれたあと車の外に出たところでナイフで刺されていたことが新たにわかりました。傷は心臓まで達し、これが致命傷になっていて、警察は青木容疑者の自宅から血が付いたものを含む複数のナイフを押収して犯行の状況を調べています。
・・・

② 最初は上記のように思った。だって 思い込みだけで家の前を歩いていたご婦人にとびかかるか?と不信だったから

ところが、
散歩中に犠牲の女性2人 知人が代わって伝えたい事 長野立てこもり:朝日新聞デジタル (asahi.com)
https://www.asahi.com/articles/ASR5Y7KZ3R5YUTIL02H.html?iref=pc_rellink_02

で、被害女性(66歳と70歳)の二人が
夕方、事件が起きたのと同じ時間帯に、現場の近くを散歩していた。耳が遠い相手を気遣って大きな声で話しかけるなど、仲むつまじい様子だった」

と書かれていたのを見て、印象が がらっとかわった。

もしかして 犯人の供述
「自分はずっと孤独で、いつも1人でいることを周囲からののしられていると思っていた」と説明。「そう思っていたところ、ある女性が自分をののしっていると思い、刃物で刺し殺した」
「孤独な自分をののしったかと」 長野立てこもり、説得した親に話す:朝日新聞デジタル (asahi.com)
https://www.asahi.com/articles/ASR5W6KVRR5WUTIL00K.html?iref=pc_rellink_01 より

は、耳の遠いご婦人二人が いつも 大声で会話しながら 犯人の家の前を散歩していたことから、そういう思い込みに至った(誤解した)のでは? と思った。

だとしたら めちゃくちゃ 不幸な回り合わせである。

と同時に、昔から 「道を歩くとき、特に住宅街では 話しながら歩いたら
もしその家に病人さんとか赤ん坊とかがいたら迷惑なるからダメ」と
家庭内のしつけとしていい聞かされてきたこと
それを 歳をとっても キチンと実践していたら
こういう事件は起きなかったのではないか?
と思った

もっとも 道を歩きながら大声出すな・会話を控えよという躾を受けていない人も案外多いし
年寄というのは、自分の声の大きさに気づいていない人も多いから、被害者が悪いとまでは 私は言いません。

ただ 歳をとってもマナーに注意を払い
幼い子供の時から きちんとした躾をしておくことは
やっぱり重要だなぁと思いました。

・それでもやっぱり 確実に仕留めに行く行動は
バーチャルの影響ではなかろうか?とも思う。




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