モヤっとする
- カテゴリ:日記
- 2023/06/06 03:55:50
「化石少女」 麻耶雄嵩 徳間文庫
先ずカヴァイラストが目に入り、
タイトルを見て手に取って
作者名で損は無いだろう、と。。
事件が起こる度に『探偵』が雑で突飛な推理をして
尽く『ワトソン』が否定する展開。
こりゃ 突飛が実は真実 てオチかな?と思ったら
まあそーだったんだけど『意外な犯人』は居た。
只、推理の一つに物証があったから他の件も、、
てだけではサーヴィスが足りない。
真犯人は一人も告発されないし
犯罪の背景を敢えて描かない、てのもねえ。
タイトルも、化石に託けた科白だけかいと思ってたが
若しかして『探偵』を化石状にしておかなければと云う
『ワトソン』の苦境からなのだとしたら意味深。
化石 は少女の趣味でしかなく、昆虫 植物 釣りなどに替えても
構わないように見えますね。
踏み出せば、、その一足が道となる(猪木寛至
ワタシもまず一歩からだなあ、、
なぜ少女なのか…
古生物学の研究者には女性も多い様です。
どういうところでも女性が活躍できる様になってきてて、
これから進路を決めようとしてる若いひとたちには、
向かうべき地平が拓かれていると思います。
でもーわたしの行けるところは次第に狭くなってきてますね…
今の派遣先はもう少しで終わるみたいなので、
引っ越しの準備しなきゃだ><