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「ジェンダーレス」と言う呼称の乱用に異議あり!

男女同じデザイン「ジェンダーレス水着」 体形目立ちにくく 学校現場で広がる 生徒「人それぞれで良い」(NBS長野放送) - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/e8d3f09878bd0c74869bc3d5c87f7e288813c0d5
7/6(木) 21:30配信 長野放送

の記事を読んだ。

内容そのものは 特に・・
 上位コメ欄にあるように、「泳ぎやすれば、ラッシュガードタイプの水着で いいんじゃない。」と私も思う。

そもそも 私は 今から40年以上も前、日本にフィットネスの概念が入ってきたときから、「女性用水着は 肌の保護と動きやすさを最優先したデザインを販売しろ、男目線の男達の為の観賞用デザインしかない現状は大問題だ」と 水着メーカーにも 百貨店に出向しているメーカーから派遣された店員にも 言い続けて来た。

 それこそ あらゆる機会を通じて。

 当時の女性用水着が いかに泳ぐことに適さないか
 海辺やプールサイドでの活動(一応 私は野外活動の指導者やフィットネスの講師も当時やっていた)に いかに適さないどころか問題ありまくりなのか、ことこまかに列挙して毎年のように声を上げていたと思う。

 だから 競泳用水着が売り出されたときは、いち早くそれを購入着用して その上から Tシャツ、短パンなどをはいていた。

 当時は 登山用品店に出入りして 速乾性Tシャツなど新機能製品は入荷されるとすぐに購入着用してました、
 プールサイドでの活動にも(笑)

 フィットネスクラブがオープンするや、機能的な衣類購入のために出入りしていたくらい(笑)

 だから、現在のように
【2023年】ラッシュガードのおすすめ人気ランキング29選 | mybest (my-best.com)
https://my-best.com/1413?utm_campaign=d_plt&utm_medium=organic&utm_source=Yahoo
こういう 機能的なスポーツウェアとして 水着系が定着したのを見ると 隔世の感がある。

柄にこだわらなければ スーパーにもお安いタイプが売られているし、スポーツ系衣類の店に行けば わんさかいろいろある。

昔の水着=男が女性の体型をじろじろ見るのを前提としたファッション(男目線の押し付け 日本社会の女性差別が端的に表れたもの)時代が 嘘みたい。
 昔は 女の子が まじめに水泳をしたければ
 場所を選び 男をはねつけるオーラをまとい
 さらに もろもろに気を使って 水の中に入ったら
 ひたすら泳ぎまくって、泳ぎ終われば更衣室にダッシュの時代とは 大違いだ。

 それでも 公営プールでは 50mプール(たいていがら空き)のプールサイドから更衣室まで 徒歩5分くらいの距離でも、監視員の兄ちゃんをはじめ おっさん連中から 毎回
5・6人(いつもちがうやつ)の男どもから声をかけられ
どんだけうっとうしかったことか。
 全部 無視してはねつけてやったが。
 後をついてくる奴も 毎回一人くらいはいたから
 必ず 更衣室近くの警備員に挨拶して
 待ち伏せされないように対策しなければいけなかった

それくらい 女性が 一人で 泳ぐのは大変だった時代

リーダーとして 子供達の水泳を見ている時ですら
声をかけてくる阿呆(男・部外者)は必ずいたからあきれるし
リーダー仲間にも 女子リーダーの体の品評する奴は必ずいた>< あるいは 私のかっこは とことん色気がないとけなす阿呆な新人も毎年1・2人はいた。

私が 容姿をほめられても 反射的に警戒心を抱くようになったのは、見知らぬ他人♂のぶしつけな態度にさらされてきたせいである。

・だからこそ スクール水着(昔)の機能性の低さ:「吸水して重くなる 肩ひもや胸元のが変に伸びてだれる」、etcには中学時代から不満だったし、さっこんの「ジェンダーレス」を歌った水着写真を見ても、あんなに パンツの裾が開いていたら、体操座り(三角座り)した時に 肌とズボンの裾との間が開いて そこに 男子生徒の目線がいくじゃないか!ばかやろう! と思う。

ジェンダーレス」と言いながら 実は デザイナーは 性的目線で女子を見てデザインしてるよね! と思う。

なんで ごく普通に ユニセックス(と昔は言った)タイプの もしくは 機能的なラッシュガード(当然 男女別)を導入しないのか? と言いたい

第二次性徴を迎えたら 女の子の胸や尻が 男の子の形と変わってくるのは当たり前のこと

ただ それをめだたずさりげなく機能的に包み込むデザインでいいじゃないかと思う
 へんに 隠そうとすれば 悪目立ちする
 強調する必要はないけど、きちんと 発達段階に応じた女の子の体をサポートする水着、そして 色とデザインで男目線を遮るデザインにすればいいだけなのに! と思う

・ちなみに 私は 日焼けしたくないから(実際 毎回 肌が赤くなって 皮がめくれてひりひりする)と言って
 プールサイドでは Tシャツを着ていたけど
 男子諸君は、「女子は Tシャツを着ても許されるけど
男はそういうわけにいかんから」とぼやいて みんな パンツだけだった
 あるいは パンツだけになりたくないからと
 理由を作っては 救護班に回りたがる糞男がいて
 それだけ 女子の私に 男の子チームの仕事が回ってきて
 どんだけ迷惑したことか。

 白くて貧弱な体をさらしたくないからと 水着の活動を嫌がる男子、そのくせ ふだんの活動では 「男なのに(たててもらえない)といじけてばかりのめんどくせーやつ」

今なら言える「男としてたててほしければ 男としての役割を果たせ」と。
当時は 男女の区別なく リーダー仲間の個性としてそいつのわがままを受け入れて、そいつがやるべき男子リーダーの仕事も肩代わりしてやったが、そのくせ リーダーの仕事以外の面(仲間間のレクの場)で自分を男として建てろと主張するのには 心底うんざりした。

「ジェンダーレス」なにそれ?
  男女で生物学的違いがあるのは あたりまえのこと

  「ジェンダーレス」を強調する人間・強調する場というのは、往々にして 男女差別意識はそのままに ただそれをごまかそうという意図が 有形・無形に働いているだけと思う。

・性差を気にせず 各自が 目いっぱい 機能的に活動できればそれでいいじゃん。

というわけで 男子も 見栄を張って 海パン一つで水の活動をしなくても良くなった「ラッシュガード時代」 いいではありませんか

女子もまた 機能的な 水辺の活動着ラッシュガードが当たり前の時代になって よかったと思います

日焼けや摩擦などから肌を保護し
 速乾性で 体温保持
 重かったり 変に体を締め付けることもなく
 変に体との間に隙間が空いてのぞかれる心配もなく
 妙に 体のラインを強調したり 肌を露出させることを強要されることのない水着=ラッシュガード いいですね!

ジェンダーレス水着:「男目線で、女性を性的観賞物とすることを前提として それを防ぐ水着」 って雰囲気がぷんぷんで嫌だ。名称そのものが不潔なイメージがする

 男の子は男の子で 他の男子から 自分が 男として劣っているとみられるのではないか?と恐怖を感じる10代~20代前半が 10~20人に一人くらいはいる(つまりありふれている)のも 私は知っています。
 しかも そういうやつほど 「できる女=自分を軽蔑している」と思い込んで 劣等感をぶつけてくるからうっとうしい!!

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2023/07/07 17:00
(本文の続き)

そこまで エゴ(俺は男だ でも男として男集団でやっていく自信はない でも 女からそうはおもわれたくない)を肥大させた男子は 珍しくないけど、女子からしたら
そういうエゴをむき出しにしている男の行動そのものが迷惑なんだよ!!

「発達」「教育」と言う観点からすれば、他者と比較して 自分のことをあれこれ思うのが 思春期・青年期の現象の一つであるから

「他者と己を比較して優劣をつける基準としての思い込みである「男らしさ」の呪縛から 己を解き放つことこそが、人としての成長を促す 」と言える
 つまり そういう方向で 若者を導くのが 教育的活動であり 指導者としての役目だ

それを「ジェンダーレス」ということばで、「劣等感と言う誤った思い込み」を持ったままでいいんだよと謝ったメッセージを発信して、そういう劣等感を抱かなくてもいいように守ってあげるよ「ジェンダーレス水着で」 というのは これは 教育でもなんでもない ただの甘やかし、若者のゆがんだ思い込みを助長する行為ではないか?

少なくとも これまで公表された あるいは 現在店頭でみかけるジェンダーレス水着で
 本当に 女子生徒が 男目線にさらされることを防げるかと言えば そうではない。
 むしろ 男達たちの妄想・覗き意識を掻き立てるデザインでしかない

一方の男子にとって あれは 着心地が酔いうのであろうか? (私は男子じゃないからわからん)
 ただ あんなに ズボンの裾がひらいていたら 泳ぎにくそうだとは思う

・いろいろな意味で 体の変化が激しく 個人差を強く意識する10代の子供達にこそ
 機能に特化した水着、それは 各自の個人差に合わせたデザインであるとともに
 「泳ぐ」と言う活動に適した服装
  (日焼け対策や 他者からのぶしつけな視線をはねつけることも含めたデザイン)
 を与えることこそが

 「自分は自分、自分の個性を自分でうけとめつつ、己の目標に向かって頑張るぞ!そのことが明日の自分につながるんだ」という思いを掻き立て、「男女の違いも 個性の一つ。人は 性別のみによって分類される存在ではない。人間性ってやつは もっと幅広く多様なもんだよ」と実感させることにつながるのではないかと 私は思う

 自分の体つきに自信の持てない男子、他の男子に劣等感を抱く男子を
 ジェンダーレス水着では救えない。



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