Nicotto Town


「さくら亭」日報


コーデ記録~青の喫茶店



台風に振り回されたお盆後半ですが、
暑い日々に変わりなく。
おかげで少しでも涼感のあるコーデを目指してしまいます。

というわけで、
「クラゲ水槽フレーム」を使うことにしました。
同時発売のアクアリウムとはちょっと合わないなあ、と
別の背景で合わすことに。
それが「レトロ喫茶店」の青です。
ステンドグラスが素敵で、クラゲ水槽まであったら、
絶対通い詰めているお店です。

メインは「浴衣(びいどろ)青」。
以前フリマ出品した時に応募でいただいたもの。
一目惚れしました。
涼し気でとても素敵。

小物も青で揃えて。
基本、白黒ピンクが多いのですが、
夏場はどうしても青系に走ります。
嫌いじゃないですよ。むしろ好き。
ただあまりにも手を広げすぎると
財布がついてこれないのです。
せちがらい。




元々、15・16はお休みだったのですが、
台風のせいで仕事が休業になり、
なんか損をしたような気にもなったり。
個人的に被害に合っていないから言えることですが。
15日はずっと雨が降っている印象でした。
それ以前、仕事がちょっとハードだったので
ほぼ15日は寝て過ごしました。
まあ、外に出たところで何もしようがないし。
雨だと他の物音が消されて実によく眠れますし。

以前、『雨の日猫はとことん眠い』という本を読んだことがあって。
野生だと狩りに出る猫ですが、
雨の日には狩りが出来ないので体力温存で眠くなる、
みたいな理由でした。
箱入り猫でも生まれながらにハンターですからね。

何かで虎は狩りに失敗することが多い、みたいなのを
読んだ記憶があります。
あれだけの巨体を維持しようと思ったら
必要量もとても多いはず。
蛇みたいに丸呑みして消化を待つわけにもいかないし。
きっといつでもお腹が空いていることでしょう。
自分が野生動物だったら「おなかすいた、くいたい」しか
きっと頭にないと思うのです。
だからこそ、強者であっても淘汰されるのでしょうけれど。
大型肉食獣ばかり増えても困りますし。




大学生の頃、新井素子にすっころんで、
彼女の作品ばかり読み漁っていた時期があります。
それは何か(日記や手紙)書こうとしたら、あの文体になるほど。

そのきっかけが『……絶句』という話でした。図書館で借りたんだった。
当時は本当に夢中になって読んだのです。面白くて面白くて。
大好きでした。
でも自分が社会人になり、それなりに大人になって、
そうしたら今度は受け入れられなくなったのです。

特に、動物園に写生に行ったメインキャラが、
動物園の動物たちを可哀相だと言い出して解放しようと動き出すのですが。
大人になった私は疑問を覚えずにいられないのです。
「解放された動物は幸せにはなれないだろう」
メインの動物はライオンさんなのですが、
彼に限って言うと、既にテリトリーが完成しているサバンナに
割り込んで生きて行かねばならない。
割り込まれた方だって可哀相、じゃないの?
自然で生きるということは、限られたリソースの奪い合い。
もう二度と安全な場所でお腹いっぱい毎日過ごせない。
誇りよりも空腹を満たす方が絶対大事だと思うのです。

それでも勢いとかは素晴らしいのですが。

あれだけ好きだったはずの『星へ行く船』も
『ブラックキャット』も、
受け入れられなくなりました。
それは書き手と読者共に時が流れたせいかもしれないけれど。

最終的に手元に残したのは
『ディアナ・ディア・ディアス』
『あなたにここにいてほしい』
のみでした。

え? 『扉を開けて』ですか?
あれはコミカライズに軍配があがったので。
亜藤潤子(厦門潤)は未だに好きなんだよなあ。
ああ、『KENIYA』ちゃんと最後まで読みたかったよ。




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