8/21 キラキラと4択
- カテゴリ:タウン
- 2023/08/21 02:48:16
仮想タウンでキラキラを集めました。
2023/08/21
集めた場所 | 個数 |
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神社広場 | 3 |
おしゃべり広場 | 15 |
4択 「アジサイ」
キラキラ 「神社広場」本殿
「おしゃべり広場」半円形展望台
4択 梅雨のイメージは? → アジサイ
アジサイは日本が原種の花だ。
多く見られるこんもりと花がついているのは観賞用に品種改良されたもので、原種はガクアジサイだ。
だったら学名も Ajisai にして欲しかったなぁ。
学名はHydrangea macrophylla。
Hydrangea はアジサイのために作られた単語だが、意味は
Hydr=水の
angea=器。
macrophyllaは植物形態学上の用語で大葉(たいよう)を示すらしい。
アジサイに学名をつけた最初の人はカール・ツンベルク(1743年11月11日 - 1828年8月8日)というスウェーデン人だ。
江戸時代に出島に商館付き医師として1年滞在し、日本における植物学、蘭学の発展に寄与し、西洋に戻ってからは日本の東洋学の発展に寄与したという。
当たり前だが、外国人は出島からでることはできない。
仕方なく出島に持ち込まれた植物を観察、分類していたが、勤務先の商館のオランダ商人が江戸の将軍様に謁見するため江戸に向かうのについていって途中の植物をがっつり採集したり購入したりしたらしい。
そして出島に戻ったのだが、行動制限ありすぎて勉強すすまないわーー!と帰国してしまった。
しかし山程の標本をもちかえり、それを分類した中にアジサイもあったのだった。
箱根を中心に採集した800種類余りの標本は今も彼の出身大学で後に学長になったスウェーデンのウプサラ大学に保存されてあるという。
彼がアジサイに付けた学名は Hydrangea macrophylla。
ところがその後シーボルトがHydrangea otaksa と命名し(otaksaは彼の愛妾であった楠本滝(お滝さん)のことと推察されている)それを使った図鑑がでてしまったことからH. otaksa が植物学的な有効名であるかのような誤解が広まってしまっているそうだ。
シーボルトは「日本でアジサイのことを『オタクサ』と呼ばれることもあった」と自署のなかで書いているそうだが、そんな地方1つもなかったのだった。
遠い日本のことなんて誰も知らないと思って嘘ついたな?!
シーボルトよ!
日本でアジサイは万葉集では「味狭藍」「安治佐為」、平安時代の辞書『和名類聚抄』では「阿豆佐為」と表示されているらしい。
アジサイと付けられた由来は諸説あってわからないが、少なくとも万葉の時代には「アジサイ」という音だけは確固として定まっていたのだなぁ。
別名は「七変化」「八仙花」。また、四葩(よひら)(葩は「花びら」を表す言葉)は俳句で好まれる別名だそうだ。
小さな花がこんもりと咲いたアジサイはとてもキレイだが、その花1つ1つを見てもキレイだものなぁ。
植えられた土のpHによってその色を変えるアジサイ。
どんな色に咲かせるかは、あなたの好み次第?
昔はその葉っぱをトイレの紙代わりに使う地方もあった為に「止毛久佐」(トモクサ、シモクサ)とも呼ばれた植物だけどトイレットペーパーが普及した今、そんなイメージともオサラバ!
アジサイを象った和菓子もあるぐらいキレイな花だよーー!
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- もふもふ0304
- 2023/08/21 08:01
- 水色のが一番好きだけど、ピンクのも可愛いよねえ。
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