家出して、気がついたこと。
- カテゴリ:人生
- 2023/08/25 14:23:52
長期にわたり、家出中で、
皆様にご迷惑をかけ、申し訳ございません。
実は、堺市美原区にある友人の家に行っておりました。
ご主人は、去年お亡くなりになり、
ほぼ1年、奥様ともゆっくりと会えることもありませんでした。
もともと、そのご主人とわたしが、幼馴染で、
中学校に入るか入る前からかの知り合いでした。
そして、わたしの先代の父親と、こちらのお父様が旧知の友人だったのです。
みんな、亡くなってしまわれましたが・・・
わたしが家出してきたことを知ると、
奥様、娘さんたちお二人、そして長男さんも、
みんなで大喜び(?だと思いますが。)
なんだかんだと、懐かしい去年亡くなったお父さんの話や、
むかし話に思いっきり花が咲きました。
こちらのお嬢さんたち、お二人、
医療従事者で、認知症の介護などをしておられます。
なんとね、
その介護の人たちが、噛むんですよ!娘さんの肩を!
「認知だから、仕方がないんですよ。」と言いながらも、
次の日は、コーヒーをぶっかけられてきました!
信じられん。
娘さんたちは、お二人とも笑いながら、
「認知症って、そんなモンですよ~♬」って、笑ってるんです。
えー!知らんかったで。
その介護の人たちは、家族にも事実上見捨てられる人もいたし、
実際には、もっとひどい介護施設もあるそうです。
なんてこと!
うちも、もし鈴ちゃんに何かあったら、
娘ちゃんご夫婦は、わたしのこと、親のように思ってくれるのかしら?
(じゃあ、何で、家出してるのかって話だけど)
あたし、ちょっとよく考えよう。
今が一番若いんだけど、あと10年もしたら、
もしかしたら、この認知症のようになるかもしれない。
ちょっと待て!
今が一番若い、今日この頃、
今のわたしが、幸せでなければ、何の意味もない!
↑
そう、それに気づいたのです。
「今が一番幸せ」、そうでなきゃ、ならんわ!
これが大きな一歩でした。
「今が一番幸せ」、この家出はそれを大きな課題として、
大きな宿題を、わたしに突きつけたのです。
(あとは続くで。)
いろいろ会社の決定も、変えることになりました。
また自分の力になるように、これを糧として頑張ります。
ほんとうに、ありがとうございます。
そこですよ、そこ。
ご主人を亡くされて、もうそこまで行くこともないと思い、お店を手放しました。
ご友人が、そのお店をお買いになりました。
それに、もともと裕福なご家庭なので、別に商売をしなくともよいという結論で、
ご自分の家に、戻られてます。
そこへ行ってきたの。
ところがねー、
介護って、大変ですね~。
いやあ、もうこれは、他人事じゃあないですよねえ。
そんな気分になりました。
そーなの!家を探し出したんです。
ところがねー、またメッチャクチャ不動産が見つかってねー、
今んとこ10件の情報と地図を預かっています。
さあ、どれにしようかな~♪
難しいですね。
それに今回の家出が、はな子さんにとって新しい可能性の糧に必要なことだったと思えてなりません!
兎に角、無事で良かったです!
妹、カフェを辞めちゃったのかな?
子供に介護をあてにする時代ではないとは言え、体調を崩した初期段階では誰か手続きしてくれる人が必要な訳で
いろいろ難しいですよね
続きが気になります。
そんな時、何を思うかと言えば、ふと浮かんでくる、漱石の草枕の冒頭部分。
「山路を登りながら、かう考えた。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。」
どこへ行っても住み難いのが人の世で、住み難ければ住みやすいように
するしかないと…判るんだけど具体的なイメージができないんですよね。
ちょっと言葉遣いに気をつけるとか? もっと気を遣って生活すべきだとか…
いやいや楽に暮らせるのが一番。干渉されずに独りが楽?じゃあ仙人目指すか?
それじゃあ”寂しさ”が襲ってくるというもの。生き方が見つけられなくて彷徨う事が多い人生かなぁ…
(´ω`) ンー…などど思い詰めては現実にハッと戻って、夢から覚めたような気分。
なんかもやもやしたままなんですよね…
でも、結局、わたしなんか、鈴ちゃんがいてこそ独り者じゃあないけど、
鈴ちゃんに、なんかあったら、それこそ特養かどっかの老人ホームに放り込まれますよ。
もう、何としても、今から「今が一番幸せ」になる努力をします。
明日のことなんて、考えないぞー!
今から、一番幸せになる!そう決めました。
でね、家探しから始めました。
うちの賃貸物件は、全部賃貸中で、空き家が一件もなかったんです。
>「認知症って、そんなモンですよ~♬」って、笑ってるんです。
そうそう!そんなもん♪
そうやって笑って対応できるようになるんですよね。
友人たちがみんな親が介護を必要とする世代になっていて
集まって話すと面白話で盛り上がります。
悩んでも腹を立てても、人と話すときには笑えるようになるのが
介護の一番良い形なんじゃないかな。
プロの人たちは、身内よりも一歩引いて見てくれているし
本当にうまく対応してくれてありがたいです。
今が幸せ、が毎日続いて、、10年後までその先まで幸せが続く・・・
そうありたいですね。
わたし、絶対、「今が一番幸せ」になる練習をします。
だからね、家出中に引越し先を探したんです!
新しい家を探そうって思ったの!
「いまが一番主義」でないと
最後に「ああ、なんでやっておかなかったのかな」
って後悔するじゃないですかー。だからここ15年くらい
とにかく動けるうちに動こうと思って。はなこさんにも会えたしーヽ(^o^)丿
やらない後悔するよりは、やって後悔しましょうよー(笑)