Nicotto Town



重賞展望


【小倉2歳S】函館2歳Sの時にも書いたけどポイントとしては2つ。新馬戦を逃げて勝ってへんこと(逃げずにレースが出来た経験があること)と最終週の馬場を意識すること。新馬戦はそこまでレベルが高くないしハイペースにもなりにくいからスピードのある馬なら楽に先手を取って押し切れるんよね。開幕前半の綺麗な馬場なら尚更。ただ重賞ともなるとそういう馬たちが集まるし、今回も逃げられるのは当然1頭だけ。函館2歳Sを人気で惨敗したバスターコールに乗ってたルメール騎手のコメント「他馬を怖がってた」ってあったように逃げた経験しかない馬は馬群が苦手やったり前に馬を置くと掛かったりする危険性はあるからね。そして逃げられたとしても新馬戦とは比べ物にならんペースになる上、最終週の荒れ馬場では内や前を走るメリットは殆どないどころかデメリットになることさえある。逃げた経験しかない馬を疑うのはローカル2歳重賞の鉄則ってことは覚えておいて損はないはず。血統では近年はミッキーアイル、リアルインパクト、グレーターロンドンらスピード型ディープ系種牡馬の産駒の好走が目立つ。あとはスピード型ノーザンダンサー系。

ビッグドリームの新馬戦は相手が弱かったのもあるけど余裕残しで6馬身差圧勝。時計もまずまずやったように能力的にはここでは最上位で良さそう。新馬戦はペースは速くなかったし番手の外やからペースが上がってどうか、馬群で競馬が出来るかって現実的な問題はあるけどまぁ有力なのは間違いない。キャンシーエンゼルの新馬戦も時計はまずまずで2着馬も次走で勝ち上がったようにレベルも低くない。ピッチの速い走り方で小柄なバゴ産駒。大物感はどうかなってのはあるけど。ミルテンベルクの新馬戦はゆったり目なペースを2番手からの抜け出し。時計やラップ的には標準程度。モーリス×ディープの血統で2歳スプリント重賞を勝つイメージはあんまり湧かへんかなぁ。パッシングシャワーの新馬戦は出遅れからリカバリーして好位から差し切る形。馬群に怯まへんかったのは武器になるし面白いんちゃうかな。穴っぽい馬はあんまり見当たらんけどドナヴィーナスは一応持ち時計は1番。ただ2戦とも逃げてるのがどうか。あとはダートでの勝ち上がりで時計的にも特に優れてるわけでもないけど血統からは芝でもやれそうなメイプルギャングあたりを。





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