技術の限界か
- カテゴリ：日記
- 2023/09/04 08:54:53
眼鏡を作りました。
1年ほど前に、12万円も出して作成した遠近両用眼鏡ですが、左右の見え方が大きく違って何だか見づらいままでした。ということなので、意を決して再度眼鏡を作りました。
結論
ほとんど何もかわらない。
左目の方が矯正視力が出にくい。眼鏡の度をいくら強くしても、視力が出ない、ということです。度数と視力は全く別物と言うのはご存じの方もいるかもしれませんが、視力の良し悪しと眼鏡のレンズの度の強さというのは、まったく連動しません。度数と言う概念は、いまだに私は正確に理解できませんが、表面的な現象で言うならば、幾ら眼鏡の度を強くしても、視力がなかなか上がって行かない状態が、わたしの左目です。
厄介なのは、近眼のレンズと老眼のレンズは逆向きの効果を出すものなので、老眼を上げれば近視が下がる、逆もまた然りとなる。これで左右で目の矯正能力が大きく違うと、左右でバランスの取れた眼鏡が作り辛い。
現状、遠くは比較的左右がバランスが取れた状態なのですが、老眼領域になると一気に差が出る。右では楽々で読める文字が、左では判読不能に近い。今までの眼鏡もそうだったので、そこを少しでも改善したかったのですが、結果的にダメ。
いちど作ってもらってから、レンズの修正をしてもらったのですが、それでもだめ。
3万円いくらだかで作り直したけど、ほとんど効果なしです。。
まあ眼鏡の重量がだいぶ軽くなったので、それはいいんですけどね。
とりあえずこれで様子を見るしかなさそうです。
困ったな。
視力は0.03くらいあるので、まあ歩くだけなら眼鏡なしでもどうにかなるし（人や壁にぶつからず歩けるレベル。知らないところは歩けない）、目から15㎝くらいまで近づければ、文字も問題なく読めるので、眼鏡が無くても現代生活であれば死にはしませんけどね。。。
12万円の眼鏡と言っても、そのうち8万円くらいはレンズ代。金子眼鏡という有名なフレーム屋で作ったのですが、高級眼鏡というブランドイメージへの影響を考えてか、レンズメーカーがカールツァイス一択。。。 高すぎですね。ニコンでいいでしょう。
眼鏡とは40年以上の付き合いなので、近視単体の眼鏡であった時は大したことなかったんですけどね。遠近両用になった途端に厄介なことに、しかも私は左目が効き目なのに、そっちが視力矯正が聞かないので、本当に厄介。
医療って完全じゃなく、進歩し続けるものだからねぇ。
視力矯正ができなかった時代の人たちに比べれば私たちは幸福だと思うけれど。
しかし、１２万円の眼鏡ってどんなものなのか、見てみたいなー。
私も目が悪いので、なんとなくわかります。