トランスパーソナル心理学入門
- カテゴリ:日記
- 2023/09/05 00:23:36
p15後ろから6行目~p16の13行目まで。
トランスパーソナル心理学では、もちろん、人が自分らしい人生を生きることの価値を認めます。”これが私の人生と言える人生”を生きること、”自分の人生の主人公”となって生きることを大切にします。しかし、そのような単なる”自己実現”にとどまらず、この世界に現れている”自分を越えた力”を生きよ、”自分”への執着を捨てて、自分を越えた向こうから発せられてくる”呼びかけの声”に従って生きてゆけ、と説くのです。
その背後には、次のような考えがあります。
この人生で起こることには、どんなことにも、意味がある。
私たちに何か、大切なことを教えてくれている。
たとえそれらが、慢性の病や人間関係のもつれ、別離といった否定的な出来事であっても。あるいは一見、単なる偶然で無意味な出来事でしかないように思えても。
なぜか私たちの注意を引きつけ、私たちに何か言いたがっているように思える、日常生活での、ささいで曖昧な感覚。この人生、この世界での一つ一つの出来事。
そのすべては、この世界における”自分を越えた何か”の現れ。”向こうからの呼び声”がとった、具体的なかたち。
だから、そのメッセージに耳を傾けよ。
それが何を語っているか、何を私たちに教えてくれているかをじっくりと味わい、そのメッセージを大切に受け止めながら生きてゆけ。
そして人為を越えた人生の大きなプロセスを信じて、迷わずに行け。
それが結局、真の自己実現、真に幸福な人生に通じる道なのだから。
以上引用でした。
この人生で起こることには、どんなことにも、深い意味がある。と、付け加えたい
そう考えるのは「狂気」だと。提唱する人もいます。
人生に意味なんて無い。って考えた方が、バラバラになって行きます。そこには、自分を越えた何かに対する畏怖も何もありません。
自分を越えた何かが、今ここに、あなたへのメッセージを具体的な形にしてくれている。
だからそう。
今ここ。
いつものパソコンと机です。
ここにメッセージがある。
ほんの少しゴミを捨てて、整理した。
潜在意識と会話を行った。
本を移動させた。無くしたと思っていた本が2冊とも出てきた。
めちゃくちゃ嬉しかった。
時間は有限。
命には限りがある。
ホントに気に入った物語を読もう。
魂に響く物語を読もう。
そういう事を教えてもらっている。
自分を越えた何かとは個人という「つながり」を広げていく行為。
個を越えたつながりを回復する。
誰かと「つながり」を持つのも、一つの「つながり」ではあります。
作家で100歳になった方はおっしゃっておりました。
友が次々と死んで行く。奈落に心が落ちると。
しかし、時間がそれさえも忘れさせてくれる。と。
そう締めくくっておられた。
でも、自分を越えた何かと「つながり」を持ってはどうでしょう。
奈落に心が落ちる事は生涯無いでしょう。
自分を越えた何かは、私たちの死後の行き先であり、極楽浄土にして、絶対的な無であり、ポコポコとその中に、最小の素粒子たちは生まれているのです。
不完全であり、私たちの記憶は「宇宙の記憶」として生き続けるのです。
だからええ。
どんな些細な事も
記録されるのです。
生まれてからの全てが。
そしてそれは・・・
その「記憶」を欲する人間に、誰かに、受け継がれて行くのです。
だからあなたの体験と経験は、ちゃんと評価されるのです。
受け継がれた誰かによって。