Nicotto Town



オートバイシクル蘇生

そんなこんなで、心肺停止となっていたバイク野郎ですが。


結論から言うと、エンジン掛かりましたw

サイレンサーを元に戻すにあたり、せっかく取り外したのだからと一通り洗浄したのですが、問題はその後です。もともとのサイレンサーは、スーパートラップという、だいぶ以前に一世風靡をした有名ブランドのものです。
細かいことを書くときりがないのですが、唯一無二の特徴がありまして、パーツ構成を変えることで排気特性を変えることが出来る、極めて特殊な製品です。そんなサイレンサーは、後にも先にもスーパートラップだけです。ただ、その組付け方にコツがあります。

今回、ただ単にサイレンサーを元に戻しただけなのにエンジンが掛からない原因の筆頭は、その組付け不良です。簡単に言うと、組付け方がキツ過ぎると排気が十分にされず、排気ガスがフン詰まり状態になる。なので、物は試しとユルユルに組んでみました。

すると、一発始動w

ただ謎なのは、始動した後にキッチリとボルトを回して締めても、エンジンはかかり続けている。じゃあなんで最初は動かなかったんですか?という話です。

とは言え、なにはともあれエンジンはかかりました。
しかし、特定の回転域で吹け上りが鈍い状態は、多少なりとも残っている。専門用語になってしまいますが、負圧式可変ベンチュリ―というタイプのキャブレター(ガソリンと空気を混合するための装置)は、車ばかり、それもチューニングカーばかり乗っていた私にはなじみがありません。負圧式可変ベンチュリ―という構造のキャブレターは、挙動が穏やかで扱いやすい反面、それは要するにレスポンスが悪い、調整の余地が少ないということになるので、細かい調整や早いレスポンスが求められるチューニングカーの世界では、通常は使われません。

という事なので、なじみのないキャブレターであると共に、世話になっていた店への不信もあるので、何事も多様な意見を聞くことは大事と考えて、本件についての対応を依頼しようと候補にしていたショップに電話をしてみました。
色々と話をしましたが、とにかくバイク全体の状況についての見解を聞いてみたいと思うので、来週にもバイクを持ち込むということで話がつきました。どんな対応をしてくれるのか、今から楽しみです。


余談ですが、「特定のスロットルの開け方をすると吹け上りが鈍い状態」と書きましたが、いまさら色々とスロットルの開け方を試してみましたところ、比較的に綺麗に低回転から高回転まで吹け上がるやり方を発見。
機械として何が悪いというこではなく、私がこのキャブレターの正しい扱い方を把握できていなかっただけなのかもしれません。

機械は素直です。あるべき操作をすれば力を発揮し、誤れば反応しない。気分やイメージで適当なことはしません。なるようになる、それだけです。文句を言っていないで、きちんと考え、きちんと扱い、誠意をもって付き合わなければなりませんね。


ということで。
では股。




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