十三夜
- カテゴリ:日記
- 2023/10/27 21:10:10
夕方から雨で、十三夜のお月様は見られないかと思いましたが、
いま窓の外を見たら、高い空、薄い雲ごしに見ることができました。
ベールをかぶった、これはこれで素敵な十三夜です。
中秋の名月(十五夜)は平安時代に中国から伝わった風習だそうで、
何もかも唐の真似をした時代だから、お月見もその一つでしょう。
それに対し、後の月(十三夜)は日本独自のものだそうで、
中秋の名月を楽しんだ貴族たちが「来月もやろう」みたいな。
ついては、「もう夜は寒いから、十三夜でいいじゃん」みたいな。
(2日早いと、月が出る時間も1時間ほど早い)
そんな始まりなのではないかと想像しています。
十三夜の始まりについては、
日本では中秋の名月は秋雨の時期に当たることが多いから、
その代わりにしたという説もありますね。
「片月見は縁起が悪い」(しかも同じ場所で見ないとダメ)
と言い出したのは、また後の別の話なのだろうと思います。
明日(29日)の明け方(午前5時前後)は部分月食だそうですね。
もう西に沈みかける頃だから、うちからは見えるかどうか…
で、始まりの話、途中までなーるほど!って信じて読んでました(^^;
こちらでも十三夜の月が天頂近くに、きれいに見えています。